探求三昧 by 百瀬直也 - 地震前兆研究家の地震予知・地震予測関連ブログ

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ビートルズ解散の本当の原因

なぜか、いきなりビートルズの話。
中学2年生の頃に、ご多分に漏れずに深夜放送とかを聴き始めて、ポピュラー音楽に目覚めた。直後にビートルズに出会ったが、ちょうど解散するしないで揉めていた頃だった。
ビートルズから音楽に入ったと言えるだろうが、考えてみれば、それが幸運だった。
クラシックだろうがロックだろうが民族音楽だろうが、みんな同じ音楽なんだ。良いものは良いと、わけ隔てなく聴けばいい。それをビートルズが教えてくれた
その頃、映画『Let It Be』を見た。
ビートルたちは、ロックミュージシャンというよりも哲学者に見えた。
惚れたはれただの歌しか歌えない連中とは訳が違っていた。


『Let It Be』で、伝説となったアップル社屋上のライブでは、ジョージ・ハリソンが今までの彼には信じられないぐらいワイルドなギターソロを見せていた。今考えると、あれはクラプトンに師事した成果だろう。
クラプトンといえば、『Get Back』ではジョージではなくてジョンがギターソロを弾いているが、あの間奏のフレーズはクラプトンから教示されたという。


『Get Back』といえば、あの歌はポール・マッカートニーがヨーコ・オノへ「元いたところへ帰れ」と嫌悪感と嫉妬をあらわに歌った歌だということは、ほとんど知られていない。
この歌では、"Jojo"という男が登場する。自分のことを一匹狼だと思っているが、それは長くは続かなく、アリゾナの田舎からカリフォルニアへ「グラス」を求めてやってきた。そのジョジョに「もと居たところへ帰れ!」という歌だ。
ある国の言葉では、"J"が"Y"の音に変化して発音される。だから「Jojo」とは「Yoyo」、つまり「Yoko」のことなのだ。


2番の歌詞では"Sweet loretta Martin"という人物が登場する。自分のことを女だと思っているが、実は男だという…。ヨーコに対して「お前なんて女じゃない」と言っているのだろうか。
ヨーコは、ポールが『Get Back』を歌う時に、自分のことを何度も見ながら歌うことに気づいていた。そのことは、ヨーコ自身が自分の著書で書いていることだ。残念ながらその本を手放してしまって書名さえ覚えていないが、まだ文庫本で出ているかもしれない(知っている人がいたら教えてください)。今Amazonで検索してみたら、『ただの私(あたし) 』という本が講談社文庫で出ているが、これだったか…。
ともかく、才女である彼女は、『Get Back』が自分に対して「帰れ」と歌っている歌だということを悟ったのだ。


端的に言ってしまえば、ポールはジョンに対して昔からホモセクシャルな愛情を抱いていたのだ。ジョンとの間で肉体的な関係があったか、ジョンが相手にしなかったかどうかは定かではない。
だが、ポールがジョンに対して「友達以上の感情」を抱いていたことは間違いないと思う。
ジョンの先妻のシンシアの時は、ビートルズのレコーディングセッションに顔を出すようなことはなかったから、まだ良かった。だが、ジョンとヨーコは常に一緒で、レコーディング中でも隣に座ってベタベタしていた。
こういう状態を見せ付けられては、男だろうが女だろうが、嫉妬の感情があらわになっても不思議はないだろう。


じつは私も、同じような立場にあったことがある。
かつて付き合っていた女性がいて、その当時無二の親友だと思っていた男に合わせたところ、彼は彼女に対して嫌悪感をあらわにして、面と向かって憎まれ口を叩いた。
IQが人一倍高く聡明な彼女は、事の本質をすぐに見抜いた。「あの人、直也さんに対して愛情をもっていたのよ」と来た。
それで、ハッと気が付いた。自分のことに関しては鈍いところがあって、そういうことは言われるまで気づかないのだ。
たしかに彼は、時々私の手を握っていたりした。だが、単にふざけているのだろうと思っていたのだ。
同性の嫉妬とは、異性の場合よりも激しいのかもしれない。


ポールがジョンに抱いた愛情は、自分でも「叶わぬ愛」とわかっていたのかもしれない。もし二人に肉体関係などがなかった場合の話だ。
ちなみに、ビートルズのかつてのマネージャーだったブライアン・エプスタインは、ホモセクシャルだったということを生前に自分で認めていた。ジョンやポールがその「洗礼」を受けていた可能性も、なきにしも有らずではないか?


これでもまだ信じない人がたくさんいることと思う。
アルバム『Let It Be』には、『The Long and Winding Road』という名曲が入っている。映画では、ポールがカメラを真正面に見据えて、誰に対してか、かなりの感情移入で歌っていたように思えた。
歌詞にしても曲も、歴史に残る名曲だろう。「長くて曲がりくねった道は、君へのドアへ僕を導く」と、この歌で歌いかけている対象も、ジョンだったに違いない。ジョンへの叶わぬ愛を切々と歌った歌なのだ。
風が強い夜には、夜通し泣きとおした。何度も何度も僕が一人になって、何度も泣いてきたことを、君は知らないだろう。
なぜこの歌がこんなに悲しいのか。そのわけまでは、この歌では語られない。だが、それは私の中では明白だ。


ビートルズの解散は、形的には、ポールが脱退宣言をしたことをきっかけとしている。他の3人は、バンドを勝手に仕切ってリーダーシップをとるポールの態度を好ましく思っていなかった。
音楽的にも、ポールは他の3人と対立していた。『レット・イット・ビー』のアルバムの出来に満足しない3人は、フィル・スペクターにプロデュースを依頼した。


ポールはかなり「変な人」だ。メロディーメイカーという意味ではビートルズ一の天才だった。天才だからこそ「変な人」なのか。
ポールが同性への志向があったとしても驚かない。ジョンはビートルズ随一の女好きだったと言われているが、両方OKである可能性もあるかもしれない。


男女の愛というのは、それが満たされなかった場合に容易に憎しみに変わる。それは、「男と男の愛」でも同じようだ。いや、そちらの方がむしろ強く出るのかもしれない。
真理とは皮肉なものだ。ビートルズの中でもきわだつ名曲が、実はホモセクシャルの歌だったとは。だが、それが「天才」というものかもしれない。(反論がたくさん来そうで恐いな…)


【参考サイト】
ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス 十字路の悪魔 part1
http://www.h4.dion.ne.jp/~jnaoki/filesforHP/jukebox/WhileMy.htm


※このすぐ下の同日の記事で、「付記」を書いているので、そちらも読んでください。
http://d.hatena.ne.jp/nmomose/20040927/1200757743





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