探求三昧 by 百瀬直也 - 地震前兆研究家の地震予知・地震予測関連ブログ

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ウエスタンユニオンで簡単に海外送金

3日前に、タイに送金する必要があり、ゆうちょ銀行から現金で送金した。
郵便局からの送金は、他の銀行などよりも手数料が安い(2,500円)ので人気があるようだ。
だが、ネット上のブログなどを見ていると、ここでちょっと誤解がある人が多いようだ。
日本から送金する場合の手数料を単純に比較すれば、たしかに安い。
だが、こういう単純な比較では、受け取り側でも手数料を差し引かれるということが考慮されていない。
それと、郵便局から海外の銀行口座への送金は、日数がかかる。
たとえばタイへの送金の場合、平均して5〜6日だと言われた。
また、日本円をドル建てで送って、タイでバーツで受け取る時の換金レートが不明で、また手数料もどれだけ取られるのかはっきりしていない。


もうちょっと安く簡単に送金できる方法はないものかと、いろいろ探していた。
そんな時に、Oが教えてくれたのが「Western Unionが安くて良い」という情報。
ウエスタンユニオンって何?状態だったが、ググってみたら、すぐにわかった。
こちらに、日本語のサイトがある。


Wikipediaのウエスタンユニオンの項によると、米国に本拠地を置く金融・通信事業の会社で、日本では知名度が低いが、海外送金を手軽にできる手段として広く知られている。
一時期はスルガ銀行と個人間の国際送金を提携していたが、2009年1月30日で提携を終了した。
そして2010年7月15日から、トラベレックスと提携して海外送金サービスを開始した。
Travelex Japanは英国資本の企業で、外貨両替やトラベラーズチェックの業務を行っている。
下記のWebサイトを見ると、「世界最大級の外貨両替専門店」を自称している。


東京に15店舗ほどあり、他に各地の空港にも出店しているようだ。
ウエスタンユニオンは、トラベレックスの全店舗ではないようだが、その提携店の多くで海外送金ができる。

ウエスタンユニオン利用のメリット

今日、殊更にウエスタンユニオン(以降、WUする)を紹介するのは、海外送金の手段として、いくつかのメリットがあるからだ。
そして、まだ日本ではあまり知られておらず、情報が少ないということもある。

(1)送金手数料が安い

まずひとつには、送金手数料が安いというメリットがある。
1万円までならば、なんと990円で送ることができる。
だが、郵便局でもそうであるように、安いというのには、何か裏がある。
それは、換金レートがあまり良くないということだろう。
つまり換金手数料で儲けている。
送金手数料は、5万円までならば1500円、10万円までは3000円、25万までは5000円、50万までは8500円、そして一度に送金できる上限の70万円だと12000円と、送金金額に応じて手数料は高くなる。
送る額によっては、他の銀行などよりも高くついてしまう。
だが、少額の現金を海外送金する際には、特にお得感がある手段となるだろう。

(2)短時間(数分?)で送金される

2つ目のメリットは、送金手続きをした直後に、受取人が現金で受け取ることができることだ。
これが最大のメリットと言えるかもしれない。
ケースバイケースのようだが、早ければ数分から1時間ほどで送金完了になるらしい。
その後、基本的に向こうの店舗が営業している時間帯ならば、現金を受け取ることが可能になる。

(3)土日でも送金できる

3つ目のメリットは、土日でも送金できること。
普通、海外送金する場合は、平日に行うしかない。
銀行や郵便局などは、土日に営業していない。
下手すると、仕事を半日ぐらい休まなければならない。
土曜日に営業している郵便局でも、土日は貯金窓口はすべて閉まっている。
WUで嬉しいのは、土日もトラベレックスの店舗で送金できることだ(営業していない店舗もあるかもしれないので確認を)。

(4)送金手続きが簡単

4つ目のメリットは、送金の手続きが簡単で、面倒なことがないこと。
まず、送金依頼書の用紙は、ウエスタンユニオンのWebサイトからPDFでダウンロードができる。
下記WUサイトのページの「送金依頼書のダウンロード」のところをクリックするとPDFのダウンロードが始まる。

これをプリントして、あらかじめ書いて持っていけば、向こうに着いてから記入する時間が省ける。
A4の用紙に記入する内容は、送金人の氏名、住所、電話番号、生年月日、出生国、職業、送金金額(数字とアルファベット両方で)、受取人の氏名、送金先国。
これらを、すべて英語で書く。
この内容を、送信者用控えの用紙にもまったく同じことを書く。
(店舗に据え置きの用紙ならば、カーボン紙で複写できるかも?この点は未確認)
そして窓口で、送金する金額+送信手数料を添えて渡す。


手続きが簡単だということは、受け取る側にも言えるだろう。
送金する人間が申し込み用紙に記入する受取人の情報は、「本名」と「居住国」だけだ。
「えっ、ほんとにこれだけの情報でいいの?」と思ったものだった。
逆に、セキュリティー的にどうなのかと心配になってくる。
たとえば同姓同名の人間がなりすまして受け取ってしまうとか。
だが、その可能性はまずないだろう。


窓口で送金手続きをすると、「To Send Money」というタイトルの紙片を渡される。
ここに、MTCNという10桁の番号と、予想受取額(現地通貨)が示されている。
送金した人は、上記の情報に加えて、送金金額、受取人の氏名を、受け取る人に伝える必要がある。
そして受け取る人が現地のWUの窓口へ行き、前述の情報を用紙に記入すれば、現金を受け取ることができる。
番号、送金金額、予想受取額のいずれかが誤っていれば、受け取ることはできないのだろう。
また、受け取る際には本人確認のためのIDカードとかパスポートが必要になる。
セキュリティー的には、大丈夫そうだ。
相手が受け取ることができる状態になっているかどうかは、WUのサイトからトラッキングして確認できる。

デメリットは?

これだけのメリットがあれば、ちょっとぐらい換金レートが悪くたって、送る金額によっては利用する価値はあるだろう。
では、デメリットはどういうことがあるだろうか。
思いつくことはといえば、受け取る人が、WUの業務を行っている店へ出向かなければならないという面倒があること。
自分が住んでいる近くに扱っている店がないと、受け取ることが難しくなってくる。
あるいは高い交通費をかけなければならない。


もっとも、たとえばタイでも、WUの海外送金サービスを行っている店はたくさんある。
WUは世界200ヶ国で、37万ヶ所を超える取扱店で送金と受け取りが可能だという。
タイでも、地方の田舎町でも代理店があるようだ。
私の彼女のOの場合、住んでいる田舎町にも多くの店がある。
タイのWUのサイトを見てみると、日本以上にたくさんの取り扱い店舗が、全国各地にある。
多くの銀行などの金融機関と提携しているようだ。
タイの人たちにすれば、もう常識的な存在なのかもしれない。


それから、前述のとおり、レートが悪いということもある。
送る金額などの条件を他の方法と比較してみてから、利用の有無を決めれば良いだろう。


また、WUのサービスをやっている店舗が少ない日本では、海外から送金してもらうには問題がある場合もある。
東京に住んでいる人が受け取るならばまだしも、地方に住んでいる人にとっては、受け付けている店舗へ出向くことができないこともあるだろう。

実際に利用してみた

じつは今日、EMS便で金を送ろうと思っていた。
ちょうど、送ろうとしていたものがあったので、そこに万札を忍ばせようと。
以前にも一度やったことがあったが、基本的にイリーガルな行為であり、また紛失しても誰も保証はしてくれない。
EMSメールが不達になることは滅多にないことだろうが、万が一あっても、現金は損害賠償の対象にはならない。
昨日相手からWestern Unionことを教えてもらって、ネットで調べると、なかなか良さそうだ。
それで、これで試しに送金してみることにした。


毎週土曜日には、新宿コリアンタウンにあるタイ語学校に通っている。
学校へ行く前に、トラベレックスの新宿西口店へ行ってみた。
西口の小田急ハルクの隣あたりにあり、すぐにわかった。
西武新宿駅で降りて、歩いてすぐだ。
大通りに面していて、右隣のビルはカラオケのBIG ECHO、上の階はマクドナルドが入っている。
Googleで「小田急ハルク」で検索して、Googleマップで拡大していけば、ストリートビューで店舗を見ることもできる。


トラベレックスの新宿西口店は、窓口が2つだけという小さな店舗だ。
私が行った時は、たまたま窓口の一人がトラブル対応か何かで席を外していて、1つの窓口に何人か行列ができていた。
その多くは外国人だ。
両替だけならばあまり時間がかからないだろうが、海外送金や受け取りする人が列の前にいると、それなりに待たされる。


送金依頼用紙には、送金する金額を、数字とアルファベット(英語)の両方で書かなければならない。
書き誤りを防止するためか、それともその書かれたままを入力して電信で送るのだろうか。
対応するのは、いかにも英語バリバリの帰国子女ですという感じの受付のお姉さん。
端末にいろいろ入力した後で、こう言われた。
「スペルに誤りがあったので修正しておきました」
ああ恥ずかしい。大学で英文科を出ているのに。
送金の際には、本人確認のためにパスポートなどを示す必要がある。
WUの海外送金をはじめて利用する前には、WUサイトの「制限および注意事項」のページにざっと目を通しておくと良い。
本人確認書類として必要なものについてなども書かれている。


受付手続きは、用紙の記入内容に誤りがなければ、所要時間は3分〜5分ぐらいだろうか。
本当に呆気なく終わってしまう。


帰宅して、さきほど本人用控えにホッチキス止めされていた「To Send Money」と書かれた用紙にある情報を、相手にメールで知らせた。
最低限必要なのは、「MTCN」(Money Transfer Control Number)とあるハイフン区切り10桁の番号と、送金金額だ。
あとは、向こうが外貨で受け取る金額も、知らせておくと良いだろう。
帰宅してメールが向こうに届く頃には、すでに現金で受け取ることが可能になっているはずだ。


【追記】2010/11/15日より、トラベレックス新宿西口店はWUの業務を終了し、代わって近くにできた下記の店舗で取り扱うようになった。
国際送金専門の窓口が2つあり、今までよりも待たされずに済むようになった。

ラッキングも可能

WUサイトのトップページにある「送金情報確認」ボタンをクリックすると「Money Transfer Tracking」というページへ飛ぶ。
ここで、送金した情報のトラッキングができる。
送金手続きをした後で、受け取り可能な状態になっているかどうか、念のため確認すると良い。
彼女にメールを送った後で、情報を入力してみた。
MTCNと、受取人の氏名を入力するだけだ。
だが、何度入力しても、次のようなエラーになる。

W0131 We do not have an order with the provided information. Please verify your information and click Check Status.

WUサイトのトップページにある問い合わせ先電話番号にかけても、IP電話からだからか、つながらない。
Oの氏名とかに、何か誤記があったのだろうか。
だが、窓口で受け取った「To Send Money」の用紙を確認すると、氏名に誤りはない。
おかしいと思って、OにSMSを飛ばして聞いてみる。
すると、私のメールを受信してすぐに銀行へ行って、金を受け取ったという。なーんだ。
このエラー内容はちょっと不親切な感じもする。
「この送金は、すでに受取人によって受領されました」とか何とか教えてくれれば良いのに。
既に受領された送金情報は、トラッキングのデータベースから消されてしまうのだろうか。

換金レートは?

これからWUの海外送金を利用しようとしてい人にとって、いちばん知りたいのは換金レートだろう。
今日送金したのは、日本円で35,000円。
タイバーツの換金レートは、「0.35243990」とあり、受け取り金額は「12,335.40 Thai Baht」となっている。
8月にOにEMS郵便で万札を数枚送って、それを彼女が町の銀行で換金した。
その時のレートは、「0.3606」だった。
今日のWUのレートは、その時よりも若干悪いことになる。


追記(2010/10/31)
今までWUから2回、日本円→タイバーツで送金した。
この時のレートの平均値は、Yahoo!ファイナンスで示されるその日の最新取引レートの96.5%ほどだった。
タイバーツ以外だとまた基準が異なるのかもしれないが、参考として記しておく。

WUの今後の展開

こういう便利なサービスだが、日本で利用する人がある程度増えてくれないと、いつか日本撤退などとならないとも限らない。
トラベレックスにしても、あまり旨みがないなどの理由で、スルガ銀行の二の舞になるかもしれない。
だが、耳寄りな話もある。
Wikipediaのウエスタンユニオンの項によると、現在セブンイレブンとの間で、海外送金サービスへの新規参入準備のため、業務提携に向けての基本合意を交わしているという。
だが、これは今年1月時点での情報だが、その後どうなったのだろうか。
金融庁の承認とかシステム開発とかで、実現までにある程度の時間はかかるのだろう。


セブン銀行に口座を持っていれば、セブンイレブンのATMから、24時間いつでも海外送金が可能になるらしい。
口座を持っていない人間がATMから振り込むというのは、本人確認ができないからダメだろうな。
そういう制限はあるが、これでウエスタンユニオンで海外送金できる国内の拠点が一挙に拡大することになる。


海外送金のニーズは、今までの日本では限られていた。
主に、海外に家族や恋人が住む人とかだろう。
だが、ウエスタンユニオンのような手軽な送金方法が可能になれば、いろんな用途で利用できるようになる。
たとえば海外旅行中に手持ちの現金が足りなくなって、家族に送金してもらうことも可能になる。





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