探求三昧 by 百瀬直也 - 地震前兆研究家の地震予知・地震予測関連ブログ

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ジョン・レノンの35周忌に想う~ビートルズが教えてくれたロック・愛・平和

今日12月8日は、元ビートルズジョン・レノンJohn Lennon)が亡くなってから、ちょうど35年目だ。
35年前の1980年12月8日、彼は自宅アパートのダコタ・ハウスの前で、彼のファンだったマーク・チャップマンに撃たれ、亡くなった。
私が24歳頃のときのことだった。
ビートルズは自分の青春そのものだったから、かなりショックを受けた。


中学3年生の頃に、ビートルズに出会った。
すでに解散する直前だった。


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ビートルズから何を学んだか?


東洋思想、
インドの霊的哲学、
インド音楽、
ヨーガ、
音楽には国境やジャンル分けがないこと、
音楽に世界を変える(かもしれない)力があること。


こうして見ると、だいぶ偏ってるな>自分


音楽的には、レノンはボブ・ディランに大きな影響を受けた。
それまでは、愛だ恋だの安っぽい歌を歌っていた彼らの音楽に、芸術的豊かさが加わり出した。


ビートルズの中で、レノン、マッカートニー、ハリスンの3人はヴェジタリアンだ。
レノンは、ヴェジタリアンになってから考え方や歌が少し暗くなった。
…というか、マクロビ的な表現を使うと「陰性が増した」?


レノン夫妻は、マクロビ(マクロビオティック)の「生食」をしていたと聞く。
二人は、1980年のPLAYBOYのインタビューで、食事はほとんどマクロビオティックだと応えていた。
マクロビの料理番組に出演したこともあったという。


正しいマクロビの食生活を送っていたならば、それほど陰性に傾くはずはないんだけどな。
アルコールや甘いものの取り過ぎかな。


一人の人間としては、あまりというか、かなり尊敬できない部分が多々ある。
ビートルズで一番女好きだった?
傲慢で辛辣な性格。
鼻持ちならない自尊心の高さ。
自分を攻撃した相手には、容赦無くやり込めていたという。


news.aol.jp


昔見た映画『Imagine』などで、等身大の人間ジョン・レノンを知ることができた。


政治思想的には、かなり「左」でアナーキーなのだが、自分が超セレブであることに罪悪感を感じ、いろんなところへ寄付していたという。
思想的アナーキーさは、たとえば『Imagine』といった楽曲に現れている。


それよりも何よりも、私がいちばん嫌だなと思う部分。
それは、レノンが不倫の果てに、最初の奥さんシンシアを棄てたこと。


実は、最初の不倫の相手は、ヨーコさんではなかった。
…ということが、最近わかってきた。
アルマ・コーガンという歌手が、彼の長年の「愛人」だったのだ。


アルマ・コーガン(Alma Cogan、1932/05/19~1966/10/26)は、英国の大スターだった。
この人が歌っている動画を、貼り付けておく。



Alma Cogan - Fly Me To The Moon (1963) - YouTube


シンシアは、二人の関係に気づいていた。
彼女からレノンを奪ったのは、ヨーコではなかったのだ。
「グルーピー」もたくさんいたし、やりたい放題だな。


news.walkerplus.com


アルマは、レノンよりも8歳上だった。
彼にとっては、「ミミおばさん」の代わりだったのだ。
ミミおばさんとは、母がいないレノンの育ての親だった。
生みの母の愛を知らずに育ったレノンは、極度のマザコンだったのだ。
だからこそ、女性は彼にとっては「母」なのだ。
ヨーコも7歳上だったが、年上の女性に「母性」を投影するのだ。


シンシアが、レノンとヨーコの関係について、興味深いことを語っている。

最初、ヨーコは彼につきまとう熱心なファンの一人でした。彼女はジョンをイライラさせた。でも、アルマが亡くなると、奇妙なことが起きたのです。ヨーコはチャンスをうまく掴んで、新しいミミおばさんになりました。彼女はジョンが女性に何を求めているかを研究し、自分を変えていった。


知らなかった。
ビートルズ関係の本では、ヨーコさんの個展で出会った二人は、急速に意気投合して愛に落ちていったみたいな書かれ方をしている。


シンシアさんは、レノンと別れた後で、寂しい人生を送り、ガンでなくなった。
ヨーコさんは、いまでも海外のビートルズファンの間では嫌われ者のようだ。
シンシアへの追悼の言葉を語った時にも、下記のページにあるように、かなり攻撃を受けている。


jisin.jp


愛憎関係の話に補足すると、マッカートニーはおそらく、レノンに対する「友情以上」の感情を抱いていた。
それは、肉体的なものも含むのか、それともプラトニックなものかは、判断が難しい。


ここで、かなり衝撃的な(笑劇的?)話に入っていく。
というか、11年前にすでに書いているので、それを読んでください。
ビートルズの解散の真の理由の一つには、マッカートニーのヨーコへの嫉妬心があったという説を書いています。


tankyu.hatenablog.com


それと、こちらは12年後の3年前に書いた補足記事です。


tankyu.hatenablog.com


上記記事で書いているように、『Get Back』でマッカートニーは、ヨーコに対して「もといたところへ帰れ!」と歌っていたのだ。
ヨーコは女の勘で、それに気づいていた。
自分の著書で、『ゲット・バック』を歌っている時のポールは、私のことをチラチラ見ていたと書いている。


レノンは、ZEN(禅)や歌舞伎といった日本の伝統的文化の影響を受けて、書く曲がどんどんシンプルになっていった。
ちなみに、スティーブ・ジョブズも、アップル製品の開発に、そのシンプルさの点で大きな影響を受けているようだ。


「芸術至上主義」というのがあるけれど、自分の考えでは、やはり芸術作品はそれを創作した人物から切り離して語れないということ。


カール・ググタフ・ユング言うところの「永遠の少年」の「元型(アーキタイプ)」が、レノンを語るに欠かせないものだろう。
それで、かなりの部分が説明できる。
ザコンの永遠の少年だったのだ。
だからこそ、世界は彼に惹かれたのだ。
…といったことを延々と書いている余裕はないので、興味ある方はユングの本でも読んでみてください。


なんだかんだ言っても、レノンを含むビートルズには大きな影響を受けた。
ビートルズに出会っていなければ、今の私はなかったかもしれない。
冒頭に書いたように、様々なことを教えてくれた。


「愛」という概念が、単に男と女のそれだけではないと教えてくれたのも、ビートルズだった。
かつて全世界に向けた衛星放送で、『ALL YOU NEED IS LOVE』を生演奏し、愛の重要性を訴えた。


レノンに関しては、やはり「平和」「不戦」というものを、単なる概念ではなく「運動」となり得るものだと教えてくれた功績は大きいだろう。
ビートルズは、ロックというものの可能性を世界に教えてくれた。
「なんて酷い世の中なんだ」
それを音楽で表現し訴えることができる手段。
これだけ世界に大きな影響を与えたロックバンドは、他にいないだろう。


ジョン・レノンの曲で一番好きなのは、なんだろうな?
パッと思いつかない。
『Real Love』などは好きだな。


最後に、僭越ながら、私がギター弾き語りで歌う、そのレノンの曲を。
再結成後にビートルズの曲としてリリースされた、『Real Love』を自分で訳詞して歌っています。



The Beatles - Real Love (cover) Japanese version ...


お耳直しにというか…。
私がいちばん好きな…と言ったら語弊があるかな。
いちばん衝撃を受けた動画を貼り付けておきます。
『Happy Christmas』のオフィシャルPVです。
戦争で亡くなった子供の亡骸などが映っている過激な映像なので、そういうのに耐えられなさそうな方は見ない方が良いです。



John Lennon - Happy Xmas (War Is Over) - YouTube


以下に、上記ビデオの最後に出てくる英文の翻訳を付しておきます。

「目には目を」は、
われわれすべてを盲目にする
マハトマ・ガンジー


イマジン/ジョン・レノン 特別版 [DVD]

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どんぐり

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ビートルズのビジネス戦略(祥伝社新書244)

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誰も書かなかったビートルズ

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ユングの学問的継承者による本。
永遠の少年―『星の王子さま』の深層

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