探求三昧 by 百瀬直也 - 地震前兆研究家の地震予知・地震予測関連ブログ

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【原発事故】TBSがスクープ、東電は3年前から15m超の津波を試算していた!

明日が東日本大震災5周年記念日という今日、TBSテレビでスクープ報道があった。
東電は3年前から15m超の津波を試算していた」という内容だ。


JNNは、3.11の福島第一原発で事故が起きる3年前に、東電社内で「15.7メートルの津波」が来ると試算していたという非公開の内部資料を入手した。


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他の以前からある情報からもわかるように、大津波が「想定外」だったというのは、真っ赤なウソだった。
2008年に、「高さ15.7メートル」の津波が来るという試算結果が記された東電の内部資料を入手したが、そこには津波のシミュレーションも記されている。
職員向けの資料には「津波対策は不可避」とも記されていたという。


詳細は、今夜22:54のTBS系列「NEWS23」で放映される。
下記のニュースで、簡単に紹介したニュース映像がある。


news.tbs.co.jp


東電津波を試算していたという同様の情報は、すでに震災の年の2011年に報道されていたように思う。
だが、それは今回の「内部資料」とは異なるものだろうか。


上記のニュース映像には、その「内部資料」の表紙が映っている。


f:id:nmomose:20160310222524j:plain


拡大して見ると、以下のように読み取れる。

新潟県中越沖地震を踏まえた 福島第一・第二原子力発電所津波評価資料
第2回 打合せ資料
資料2 福島第一発電所 日本海溝寄りの想定津波の検討 Part1
平成20年4月18日
東電設計株式会社


このような資料を作成しながら、大震災まで3年も猶予があったのに、津波に対する対策を何ら講じることなく、2011年3月11日の大震災に伴う原発事故が起きてしまった。
場合によっては日本が終わっていたかもしれないのに。
人の命を何だと思っているのだろうか。


そもそも原発は米国との安保の絡みによる秘密協定によってもたらされた。
原子力の平和利用の名のもとに国民を騙し続けた犯罪行為の結果だった。
東電はじめ電力各社は、当初は自民党の言いなりになっていた被害者だったかもしれない。
だが、今では立派な「加害者」だ。


この辺のことは、拙著(共著)『恐怖の洗脳ファイル』(ダイアプレス)で私が書いている。
コンビニ本っていいよね。
こんなマスコミタブーも書かせてくれるんだから。
あ、Amazonでまだ数冊残っています。


恐怖の洗脳ファイル (DIA COLLECTION)

恐怖の洗脳ファイル (DIA COLLECTION)


いま見つけた下記のYouTubeのANNニュース(2011年8月)を見ると、2008年4月に10m超の津波が試算されていたと報道しているから、ソースは同じなのか。
こちらのニュース映像です。



東電の旧経営陣3人-勝俣恒久元会長(75)、武藤栄(65)、武黒一郎(69)両元副社長-は、必要な津波対策を怠り、未曽有の大事故を招いたことで、業務上過失致死傷罪で強制起訴された。
被災者らでつくる原告団の告訴・告発を受けた東京地検は3人を含む旧経営陣を不起訴にした。


勝俣恒久元会長の座右の銘は「ケ セラ セラ」だという。
そして、好きな言葉は「明日があるさ」。
原発事故が起きたって、「なるようになるさ」?
告訴されたって大丈夫。
明日があるさ
政府が絶対に助けてくれる?


「どうせ政府の力で不起訴にされてしまうのだろう」という思いがある。
この腐りきった日本では、悪魔的原理がはびこり、人の良心や善はどこへ行った?という感じ。
まさにインドで言うところの「カリユガの時代」だ。


ここまでは、今夜の「NEWS23」が始まる前に書いている。


そして今、番組が始まった。
原発事故 東日本壊滅の危機があった」とタイトルがある。
この番組では、5つの「なぜ?」を問う。

「なぜ吉田は命令に反したのか?」

一つ目は、「なぜ吉田は命令に反したのか?」
「どうも原発の状況が現場に伝わってこない」
菅首相は業を煮やし、福一へ向かう。


だが、その日、1号機で水素爆発が起きた。
海水注入が始まったが、それを止めるように上から命令が下った時に、吉田所長はそれを拒んだ。


原発が危ないと知らされた住民は、こう語る。
「信じられなかったんですよ。
あれだけ安全だと刷り込まれて来ましたからね」


これが、政府と東電が国民を騙し続けてきた結果だ。
番組の「なぜ?」に対する結論は、吉田の判断が最悪の事態を回避したというもの。

「なぜメルトダウンと言えなかった?」

二つ目の「なぜ?」は、「なぜメルトダウンと言えなかった?」


1号機に続き、3号機も炉心溶融の危険があった。
東電では、官邸から、これとこの言葉は絶対に使うなと禁じられた。
それが「炉心溶融」「メルトダウン」だった。
「国民がパニックになるから」という


時の枝野官房長官は取材に応じ、「炉心溶融」などの言葉を使うなと言った覚えはないと、否定した。
この人の言うこと、あんまり信じられないけどね。
東電が「メルトダウン」があったと認めたのは、事故から2ヶ月も経ってからだった。

「なぜ4日目に最大の危機が?」

2号機が危機的状況だと、吉田所長は官邸に電話した。
「それは、日本が経験した戦後最大の危機だったかもしれない」
ナレーターがそう語った。


水が入っていないし、ベントが効いていない。
「これで終わりかな」と吉田は思った。
東日本壊滅が、現実に迫っていた。


最悪の事態が起きれば、想定の避難エリアは東京も含まれ、数千万人の避難を示唆するものだった。
だが、1号機、2号機、3号機のトラブルが、時間差をもって訪れたために、何とかなった。
「髪の毛一筋の幸運」だった。
だが、福島ではいまだに10万人が避難生活を強いられている。

「なぜ住民は北西へ逃げた?」

原発周辺の住民は原発事故の情報が届かず、独自の判断で行動した。
浪江町の町長だった馬場氏は、「私達の命を何だと思っているのだろう」と思った。
情報さえあれば避けられた被爆は、少なくない。

「なぜ津波被害を防げなかった?」

最後で最大の「なぜ?」だ。


「13メートルの津波が来るということを想定していなかった」
当時の勝俣恒久会長は、会見でそう語った。


だが、前述のTBSが入手した資料がある。
「15.707m」
これが試算された数字だった。
数字だけではなかった。
予想される浸水を建物の断面図で詳細に図示までしていた。


吉田所長は、15.7mという報告を受けていた。
それを聞いて「うわぁ」と思った。
現在の想定よりも高い津波が来る可能性があると、吉田は社長や会長に説明した。
津波対策は不可避」と資料にある。


だが、具体的な対策は取られなかった。
貞観津波では、M8.4の巨大地震で福島にも大きな津波が襲ったという報告が出された。
だが、それでも東電は対策を取らなかった。


原発安全神話は崩壊した」
岸井成格キャスターは、そう締めくくった。
また、情報を出さない姿勢も問題だと膳場貴子キャスター。


この番組、ほぼ毎日欠かさず見る報道ステーションの裏なので、まったく見たことがなかったが、今夜は見て良かった。
良かったとは言っても、なんら解決策は出てこない。
だが短い時間で、原発事故の全貌がよく解説されていた。


3.11と原発事故が起きて、皮肉にも、国民の知識レベルが国家権力のそれに少しは近づいたというのがある。
原発に関しての話だ。
だが、まだまだ「国民は騙されている」と私は感じる。


東日本大震災が起きて、日本は大きく変わった。
悪がはびこるこの時代に、自民党東電原子力村といった巨悪が淘汰されない。
そのことは、国民もその悪に加担しているということにならないだろうか。


野党がだらしないというのもある。
だが、いつも思うのは、国民が自民党一党独裁を長く許してきたからこそ、この国は駄目になってきたのだということ。
本当の民主主義というものがなく、あるのはファシズムのような政府と首相。


放射能の心配などしなくて済む国を、私の子どもたちに残したいものだ。
だが、彼らが大人になったあとも、今のところはそれを望めそうもない。


自分にできることがあるとすれば、地震前兆などの情報を人々に提供して、地震津波による犠牲者を減らすことだろう。


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