探求三昧 by 百瀬直也 - 地震前兆研究家の地震予知・地震予測関連ブログ

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【TOCANA】台湾地震の1年以内に西日本で大地震が起きる傾向を発見!南海トラフ地震にも注意か?

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今日TOCANAで、私が執筆した記事が掲載された。
『台湾地震の1年以内に西日本で巨大地震が起きる! 恐怖の法則を独自発見、 今年7月~来年2月に「南海トラフ」発生か!?』と題した記事だ。


2/6(日本時間2/7)に台湾・花蓮地震が発生した後で、震源となった沖縄プレートとフィリピン海プレートが気になりだしたことは既に何度も書いた通り。
その後、台湾で大地震が起きた後は、フィリピン海プレートが沈み込む西日本でも大きな地震が起きていたのではないかと見当をつけた。
そして、過去の台湾と日本の大地震データを解析してみた。

TOCANAの記事

すると、対応する地震ケースが非常に多いことがわかった。
詳しくは、下記のトカナの記事を読んでみてください。
その後に、補足的なことを書きます。


tocana.jp
 

フィリピン海プレートの沈み込み

まず、TOCANAの記事で引用させてもらったフィリピン海プレート沈み込みを示す図だが、同じものは下記の2/22の記事でも紹介していた。


www.tankyu3.com


また、このブログ記事の冒頭に貼り付けた図版でも、同様な形でフィリピン海プレートの沈み込みの深さが赤線で示されている。
この図を見ると、先日2/19の豊後水道M5.0、最大震度4の地震も、これと無関係ではないことがわかってくるだろう。

「台湾―西日本地震連鎖の法則」

こうして、「台湾―西日本地震連鎖の法則」と名付けたわけだが、べつに大それた大発見をしたわけではなく、同様のデータを見比べれば誰でも気が付きそうなレベルではある。


日本は地震多発地帯だから、1年なんていう長いタイムスパンでは、そりゃ起きるでしょうという反論も出てくるだろう。
もちろん自分も、その可能性を完全に否定するものではない。
ただ、東日本と比べるとそれほど大地震発生の頻度が高くない西日本に絞っての考察なわけで、その点に注目していただきたい。


以下に、20世紀以降で台湾→西日本と大地震(フィリピン海プレート上)が連鎖した例を、こちらでも載せておくことにする。
(「約1年以内」ということで、1年を多少過ぎている例も含む)

・ 1904年11月6日:雲林斗六地震(M6.1、西部内陸)、犠牲者145人。
 →1905年6月2日:芸予地震(M7.2、瀬戸内海・安芸灘)、犠牲者11人。
・ 1908年1月11日:花蓮(M7.3)、犠牲者2人。
 →1909年3月13日:房総半島沖(M7.5)。
・ 1909年4月15日:台北(M7.3、北部)、犠牲者9人。
 →1909年8月14日:姉川地震(M6.8、滋賀県内陸)、犠牲者41人。
・ 1910年4月12日:台湾基隆沖(M8.3、北部)。
 →1911年6月15日:喜界島地震(M8.0、鹿児島県喜界島沖)、犠牲者12人。
・ 1916年11月15日:台中・南投地震(M6.8、中部内陸)、犠牲者16人。
 →1916年11月26日:明石付近(M6.1)、犠牲者1人。(11日後)
・ 1917年1月5日:台湾中部(M6.2)、犠牲者54人。
 →1917年5月18日:静岡付近(M6.0)、犠牲者2人。
・ 1920年6月5日:花蓮(M8.3)、犠牲者5人。
 →1921年12月8日:龍ヶ崎地震(M7.0、千葉県北部)。
・ 1922年9月2日:花蓮(M7.6)、犠牲者5人。
 →1922年12月8日:島原地震(M6.9、長崎県橘湾)。
・ 1935年4月21日:新竹・台中地震(M7.1、北部)、犠牲者3,276人。
 →1935年7月11日:静岡地震(M6.4)、犠牲者9人。
・ 1946年12月5日:台南新化地震(M6.1、南部内陸)、犠牲者74人。
 →1946年12月21日:昭和南海地震(M8.0)、犠牲者・行方不明者1,443人。(16日後)
・ 1951年11月25日:花蓮台東地震(M7.3、東部内陸)、犠牲者17人。
 →1952年7月18日:吉野地震(M6.7)、犠牲者9人。
・ 1957年2月24日:花蓮地震(M7.3、東部内陸)、犠牲者11人。
 →1958年3月11日:石垣島近海(M7.2)、犠牲者2人。
・ 1964年1月18日:台南白河地震(M7.0、南部内陸)、犠牲者106人。
 →1965年4月20日:静岡地震(M6.1)、犠牲者2人。
・ 1966年3月13日:花蓮沖(M7.5)、犠牲者2人。
 →1966年3月13日:与那国島近海(M7.3)、犠牲者2人。(0日後)
・ 1967年10月25日:宜蘭(M6.1、北部内陸)、犠牲者2人。
 →1968年4月1日:日向灘地震(M7.5)、犠牲者1人。
・ 1972年1月25日:台東(M7.3、東部)、犠牲者1人。
 →1972年12月4日:八丈島東方沖地震(M7.2)。
・ 1986年11月15日:花蓮沖(M6.8)、犠牲者13人。
 →1987年3月18日:日向灘(M6.6)、犠牲者1人。
・ 1994年9月16日:台湾海峡(M6.8)。
 →1995年1月17日:兵庫県南部地震(M7.3)、犠牲者・行方不明者6,437人。
・ 1999年9月21日:921大地震(M7.7、中部内陸)、犠牲者2,415人。
 →2000年3月28日:硫黄島近海(M7.9)。
・ 2009年12月19日:花蓮(M6.8)。
 →2010年2月27日:沖縄本島近海(M7.2)。
・ 2016年2月6日:台湾南部地震(M6.4)、犠牲者117人。
 →2016年4月16日:熊本地震(M7.3)、犠牲者204人。
・ 2018年2月6日:花蓮地震(M6.4)、犠牲者17人。
 →2018/9年x月x日:?

※赤字:特に注目すべき大地震
※赤紫字:沖縄プレート上が震源
※赤字カッコ内(x日後):発生日が近い例


恐ろしいというか、注目すべきなのは、 2016年2月6日の台湾南部地震(M6.4)の2ヶ月後に、熊本地震が発生していたことだ。
またトカナで書いたように、1966年3月13日には、台湾と与那国島近海で同じ日に地震が起きていた。
もちろん、だからといって今回も必ず大きな被害地震が西日本で起きると言っているわけではない。


また、大きな被害地震となった姉川地震(1909)、昭和南海地震(1946)、兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災、1995)の前にも、台湾で大地震が起きていた。
台湾の震源の地域別で見ると、花蓮付近で大地震が起きた後で西日本でも大地震が起きることが多いように思われる。


すでに現時点で、特にフィリピン海プレートが沖縄プレートに沈み込むあたりで中規模以上の地震が頻発するようになったのは確かだ。
ただし、これは短期的なスパンで語っているわけで、1年という長いスパンの間には、もっと東の方でもフィリピン海スラブの上が騒がしくなってくる可能性はあるかもしれない。

南海トラフ巨大地震の可能性

最後に、大事な南海トラフ地震についてのおさらいを。
過去の南海トラフ巨大地震の発生パターンとして、わかっていることは以下の通り。


(1) すべて7月~2月(グレゴリオ暦)にかけて起きている。
(2) 黒潮の大蛇行が知られた時代以降では、すべて黒潮の直進期(非大蛇行期)に起きている。


現在はどうかというと、上記の(1)にも(2)にも当てはまらないことになる。
もし今年7月以降に黒潮大蛇行が終わっていれば、この2条件が揃うことになる。


そうでなくても、南海トラフ以外の西日本でも、「台湾―西日本地震連鎖の法則」によって来年2月頃までは大きな地震に注意するに越したことはないだろう。


過去データを見ると、台湾の大地震の後に起きた大地震のうち、南海トラフ地震はごく一部であって、沖縄プレート、アムールプレート上の西日本でも大きな地震に注意が必要だ。


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昨年の今日は箱根だったんだな。芦ノ湖の海賊船上で。「写真を撮りましょうか?」とヤケに親切なおじさんは自分のカメラでも撮って、記念写真を売るためだった。Today's 1 year ago in Hakone.#箱根 #芦ノ湖 #海賊船


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