探求三昧 by 百瀬直也 - 地震前兆研究家の地震予知・地震予測関連ブログ

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ウッドストック+ジミヘン

今日は夕方にブラジル人の友だちに会うが、それまでは家でのんびりすることに。
今朝の朝日新聞で面白い記事があったので、それをネタにしてみる。

ウッドストック

朝刊についている「be on Saturday」(土曜日版)で、ウッドストックが取り上げられていた。
ウッドストックといえば、1969年に米国のWoodstockで行なわれた伝説のロックコンサートだ。
その40周年記念のコンサートが、今年8月15日に再度開催された。
40年前のコンサートでは、3日間で40万人が集まった。
今年のイベントでは、当時若者だった年配の人々が多かったという。


1969年といえば、私は13歳ぐらい。
やっとポピュラー音楽を聴き始めたという頃で、ウッドストックの何たるかをよく知っていなかった。
私よりも先に洋楽を聴き始めていた同級生が、「ジャニス・ジョップリンが死んだんだって」とか「ジミヘンが死んだんだって」と教えてくれても、その名前もよく知らなかった。
ビートルズが解散するしないという頃で、やっと聴き始めた時だった。

ジミヘン

その「ジミヘン」ことジミー・ヘンドリックスが、40年前のコンサートの最後の演奏者だった。
酒と睡眠薬の服用によって亡くなった天才ギタリストだ。
マフィアとのかかわりによる他殺だという説もあるのだが。
左利きだが、右利き用の白いフェンダーストラトキャスターを逆に持って弾く姿が格好よかった。
黒人とインディアンの間に生まれた「ブラック・インディアン」だった。
その後のビッグギタリストたち、たとえばクラプトン、ジェフ・ベックリッチー・ブラックモアなどがストラトを使うようになったのも、多くはジミヘンの影響だろう。
このギターは本来レスポールなどギブソン系のギターに比べると音の線が細く、ブルースっぽい音楽には適していないのだ。
それでも、多くのギタリストたちを惹きつける要素は多分にあった。


そのジミヘン率いるトリオバンドがウッドストックで演奏したのが、『The Star-Spangled Banner』(星条旗よ永遠なれ)だった。
愛と平和のイベントで敢えてアメリカ国家を演奏するのだから、若者たちはベトナム戦争への抗議の意図だろうと思っただろう。
盟友のボブ・ディランも絶賛したというのは、そういう解釈からだったろう。
だが、実際は違っていたようなのだ。


ウッドストックの3週間後のインタビューで、彼はこう語っている。

自分たちはアメリカ人だ。アメリカ、頑張れ、と。いまのアメリカの空気を弾いただけだ。

続いて、こうも言っている。

共産主義を甘く見てはいけない。そりゃあ戦争はひどい。だけど、平和を守る唯一の手段だ。


つまり、母国の「平和」を願ってはいたが、それはあくまでも武力をもってしても実現されるべきものだったのだ。
あの頃のロックスターがこんな風に思っていたなんて、ちょっとがっかりだ。
ウッドストックは「愛と平和と反戦の祭典」だと、多くの人々が思っていただろう。


エリック・クラプトンは、「ジミーには誰にも勝てない」と常日頃語っていたという。
若い頃、クラプトンのギタープレイはコピーしたことがあったが、ジミヘンをやろうなんて思ったことはなかった。
最初から近づきがたい存在だった。
そのウッドストックの伝説的な演奏を貼り付けておく。
若い人たちは知らないだろうから(生まれてもいない?)。


ついでに、私が好きな曲『Little Wing』も紹介しておく。
画質は悪いが、この曲のライヴとしては数少ない貴重な映像だ。
ウッドストックと同じ1969年、ロンドンRoyal Albert Hallでのライヴ。


せっかくなので、YouTubeで見つけたクラプトンの『Little Wing』のライブ(2006年)も紹介したい。
イントロを聴いただけで涙が出てきそうになった。
クラプトンのバンドのギタリストが間奏で、左利きで白いストラトを弾いているのがジミヘンを思わせて面白い。
ただしジミヘンとは違って、左利き用に作られたストラトだが。
独自のギタースタイルを確立したクラプトンも、この曲を弾くときにはジミヘンをちょっと意識した弾き方になっているように思う。

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