探求三昧 by 百瀬直也 - 地震前兆研究家の地震予知・地震予測関連ブログ

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生き残るために、阪神・淡路大震災から何を学ぶか?(4)【TOCANA】地名から地盤の良し悪しを探る

リシルさんが4ヶ月の入院から退院したと、今日のブログで書いていた。
実は入院していたことは本人から知らされていたが、公の場では伏せていた。
本当に良かった。


短期連載の4回目は、「地盤と地名」ということをテーマにする。
この連載を読んだことがない方は、下記の記事を先に読まれることをお薦めします。


【1】
tankyu.hatenablog.com


【2】
tankyu.hatenablog.com


【3】
tankyu.hatenablog.com


ちょうど今朝、TOCANAで私が執筆した記事が掲載された。
「「地震で崩壊する土地」は地名でわかる!!」と題して、阪神淡路大震災20周年を機に執筆した。


まず、こちらのトカナの記事を読んでみてください。
tocana.jp


この記事では、1日でFacebookの「いいね」が300件以上ついた。
今年に入って3本目の記事、けっこう当たったかも。


「1.17の記録」の写真で、「崩壊地名」に対応するところがないか探してみたが、神戸というところは、なかなかそういう地名が残っていない。
一つ、神戸市篠原南町の写真があった。
f:id:nmomose:20150117002146j:plain
【題名:篠原南町3丁め、作者:神戸市(CCライセンス 表示2.1 日本)】


この「篠原」の地名の由来として、「篠」は「濡れたところ」を意味するという説がある。
例の「神戸JIBANKUN」の地図を見ると、今でも近くを川が流れている。


おさらい的に書いておくと、立命館大学教授の高橋学氏によれば、地盤が弱く地震の時に危険な土地は、

  1. 昔は海だった
  2. 谷地
  3. 旧河道

の順だという。


東京でいうと、23区内の0メートル/マイナス0メートル地帯の多くが昔は海だったところで、首都直下地震が起きたら甚大な被害が予想される。
下記サイトにあるマップでは、縄文海進時代の海岸線を示している。
http://www.ne.jp/asahi/woodsorrel/kodai/edo/


※PC環境では地図をクリックで拡大される。
http://www.ne.jp/asahi/woodsorrel/kodai/edo/edo_joumon.png


えーー皆さんお住まいの土地は、6千年前は海の底でした。
川口あたりも海だったんだ。


TOCANAの記事では、谷地の例として渋谷と四谷を挙げておいた。
谷には、かつて川があったと推測される。
渋谷駅前のスクランブル交差点も、昔は川だったそうだ。
だが、それだけでなく、谷には全体に堆積物が溜まりやすく、そのような軟らかい土が弱い地盤の原因なのだという。


また、浅草は低湿地の例として紹介した。
高橋教授によれば、あの辺はほとんど縄文期に海の底にたまった軟らかい粘土が厚い層をつくっていて、表層数メートルは川の氾濫による堆積物だという。
なので、大きく揺れたら木造住宅は全壊状態になるだろうと。


昔ならば、旧河道のような地盤の弱いところは人は住んでいなかった。
それが、本来ならば人が住めないところまでも宅地造成が進み、山を切り開き、田んぼや川や沼を埋めて家を建ててしまった。
高度経済成長やバブル経済の果ての、自然破壊の結果なのだ。


前にも紹介したけれど、「巨大地震の後に襲ってきたこと」(別冊宝島Real 066)、地盤や地名について、非常に参考になります。
10年前の本だが、たとえ大震災でサバイバルしても、その後に不動産など様々な問題で悩まされることもあることがわかる。


この本を読むと、マンションというのは色々問題がある。
元々マンションは、ディベロッパーに売ってしまえばそれで終わりで、オフィスビルよりも粗雑に造られる傾向にあるというのだ。


分譲マンションが倒壊した時にも、いろんなトラブルが待ち受けている。
もともとマンションというものは、自分のものといえるのは価格の10分の1ぐらいだという。
残りは共有で、自分だけではどうしようもない。
再建か、補修かの選択に迫られたときにも、「多数決」によって追い出されることだってあるのだ。


今日はこのへんにしておきますが、地盤と地名の関係など、参考になりそうなサイトを下記にいくつか紹介しておきます。


さすが「調べ」のプロ。

池上彰 巨大地震【地盤の見分け方・その対策】こんな地名はNG - NAVER まとめ


建築の専門家が東京の駅名から地盤を読み解く。
第3回「地名に見る地盤の診断」 | SEIN WEB


なるほど、バス停か!
名古屋大学 地震工学・防災グループ


地盤と地震について専門的に解説されて勉強になる。
注意が必要な地盤(軟弱地盤、造成地、斜面など)


明日の阪神淡路大震災20周年の日が、この短期連載の最終回となります。


災害予知と防災の知恵―生物、ことわざ、地名に学ぶ

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地名に隠された「東京津波」 (講談社+α新書)

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地名に隠された「南海津波」 (講談社+α新書)

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津波シミュレーションコミック もし東京湾に津波がきたら

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【龍矢】おはよ。Ohayo.
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来週帰ってくるよ。

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