探求三昧 by 百瀬直也 - 地震前兆研究家の地震予知・地震予測関連ブログ

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【地震】10/7愛知県東部M5.1の地震発生~三河地震(1945)の2日前にも同地域でM5.6の地震があった

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今日10/7 10:14に、愛知県東部でM5.1、最大震度4の地震が発生した。
愛知県東部でM5超の地震は過去100年で5回しか起きていないが、その最初は1945/1/11に起きたM5.6の地震だった。
しかも、それは三河地震(M6.8、最大震度7相当)の2日前に発生していた。
では、この地震と三河地震とは、関連があるのだろうか。

【目次】

 

愛知県東部M5.1

地震の詳細は以下の通り。

発生時刻:2018年10月07日 10時14分頃
震源地:愛知県東部
最大震度:震度4
緯度:北緯 35.0度
経度:東経 137.6度
震源:マグニチュード M5.1
深さ:約40km

三河地震

今朝の地震は、10:19に発生していたが、前述の三河湾地震の2日前の地震は、1945/1/11 10:43に発生した。
発生時刻が、10:14と10:43と、29分ほどしか違わなかった。


もっとも、今朝の地震は静岡県との県境に近いところであり、1945年の地震は、その2日後に起きる三河地震の本震に非常に近く、震源は三河湾といっても良いところだった。


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以上を考慮すれば、この2つの地震の発生時刻が近いことは、たまたまそうだったということではないか。
更にいうと、三河地震の2日前に愛知県東部でM5クラスの地震が起きていたからといって、三河湾地震の再来が起きるといった言説は短絡的だろう。

秘密裏にされた大地震

冒頭の図で示したような『三河地震60年目の真実』といった本があるが、非常に興味深いので即購入した。
地震が発生したのは終戦の年の1945年1月であり、大きな被害があったことなどは戦況に不利となるということで、極秘にされた。


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【写真】三河地震で倒壊した康順寺の本堂(碧南市)


そのため、被害報告はごく僅かしか残されていなく、地震についての詳細はわかっていない。
わかっているのは、震源域の三河地域だけでも昭和東南海地震よりも多くの犠牲者が出たこと。
犠牲者1,180人、行方不明者1,126人、負傷者3,866人。
後日判明した帝国議会秘密会の速記録集では、愛知県の幡豆郡と碧海郡で犠牲者が2,652人に達したとある。

三河地震の発生サイクルは?

ここで多くの人が気になってくるのは、「三河地震の再来がいつか来るのか?」ということだろう。


「中部日本内陸に起きた被害地震(M≧6.4)の 時空分布に認められる規則性-活動周期と発生場所」(金折裕司、川上 紳一、矢入 憲二、「活断層研究」1991)という論文がある。


この結語を見ると、以下のようになっている。
中部日本内帯は左横ずれ活断層や構造線を結ぶ線によって,4枚のブロックにわけられ、これまで中部 日本内帯の内陸で発生したM6.4以上位の地震の大部分がブロック境界周辺で発生している。
各ブロック境界では、地震の発生が活発な活動期と、地震がほとんど発生していない静穏期が、周期的に訪れている。
そして現在は、この活動期の末期にあたり、次の活動期は西暦2500年頃に訪れると予想されるという。


これが正しいとすれば、現在もまだ続く「活動期」の間に三河地震のような地震が起きる可能性があることになる。
その後に「静穏期」に入れば、この領域では21世紀半ば頃まで内陸大地震は大丈夫ということになる。

今朝の地震と三河地震の関係は?

前述のように、今朝の地震は愛知県と静岡県の県境に近いところが震源だったのに対して、三河地震の2日前の地震は同じ愛知県東部でも、限りなく三河湾に近かった。


この10年間に愛知県内陸部で発生した地震(M3超)の震源を見ると、以下のような分布になる。
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この図でわかるように、震源は愛知県全体に分散している。
その中で、今朝のM5.1は比較的規模が大きいといっても、そう騒ぎ立てるほどの地震ではないだろうというのが、全体的情報を検討した結果の印象だ。


もっとも、過去のM5クラスの地震は、単体で発生していて、後続の地震があったわけではない。
そうではなく、今後同じエリアで有感地震が続くとなれば、話は別になってくる。

恐ろしい愛知県の大地震

何が「恐ろしい」か?
下記の、政府・地震調査研究推進本部の「愛知県の地震活動の特徴」のページにある図が、すべてを物語っている。


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南海トラフ巨大地震だけでない。
濃尾地震(1891年)は、日本史上最大の内陸地殻内地震となった。
他にも内陸部でも、M6・M7クラスの大地震が繰り返し発生している。


東京・大阪と同様に、名古屋も直下型地震が起きれば恐ろしいことになる。
名古屋がある濃尾平野では、5500年前に「縄文海進」によって岐阜県大垣付近まで海岸線が到達していた。
また「沖積層」という地層が多くを占め、最終氷期最盛期以降に堆積した約2万年前の比較的新しい地層だ。


つまり、日本の大都市のご多分に漏れず、軟弱地盤が多い都市ということになる。


名古屋では、濃尾地震以降、100年以上も直下型大地震が起きていない。
やはり、待ち受けているのは「想定外」だろう。

今日の前兆

昨日・今日と運動会の連続で、昨日はブログを更新できなかった。
今日は例の短期的前兆のページを更新しておいた。


10/9に新月を控えていて、その前後に関東など各地で揺れそうな気配がある。


【参考】
https://www.jstage.jst.go.jp/article/afr1985/1991/9/1991_26/_pdf/-char/ja
愛知県の地震活動の特徴 | 地震本部


三河地震60年目の真実

三河地震60年目の真実


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【愛弥美】今日は幼稚園の運動会。あやちゃんは駆けっこで後ろから一番。こういう時は兄弟仲良くしなくていいのに。😅 理由はわからず大泣きしている。Today it's the sports festival at Ayami's kindergarten.#愛弥美 #運動会 #幼稚園


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【愛弥美】運動会の昼休み。ママとお遊戯したら泣き止んだ。プリキュアのオモチャ買ってあげると言ったのも効いたかも。Lunch time at the sports festival of the kindergarten.#愛弥美 #運動会 #幼稚園


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昨日から、産土神様の武蔵野神社の祭礼だった。誰も教えてくれなかったけれど、太鼓の音が教えてくれた。どこかの奥さんが家族に「せっかくだからお祈りしとく?」何考えてんの?😄Festival at Musashino Jinja shinto shrine. #武蔵野神社 #地震 #祭礼 #産土神 #秋祭り


樋田淳也の「ダウジング探偵」をYouTubeでまとめた。

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