探求三昧 by 百瀬直也 - 地震前兆研究家の地震予知・地震予測関連ブログ

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【TOCANA】【地震予知】「クジラの座礁は地震と関係なし」に反論する~地震前の座礁事例をデータで示す

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今日TOCANAに掲載された私の記事は、東海大らの研究チームによる「クジラの座礁は地震と関係なし」の説に異論ありとしたもの。
地震前の動物の異常行動などの前兆現象に力を入れて研究している自分にとって、スルーできないので記事にした。

TOCANAの記事

今日のトカナの記事は、『【激怒】「クジラの座礁は地震と関係なし」東海大の発表は間違っている! これでいいのか、徹底反論!』と題したもの。
「間違っている」とか、元の原稿では書いていないのだけど、表現がちょっと強めになっている。 ^^;
「激怒」もしてないし。


まず、下記のTOCANAの記事を読んでみてください。
その後に、新たな座礁データを示すなどして補足します。



 

鯨類の座礁事例について

この東海大教授らの研究については、下記の11/13の記事でも紹介した。
ここでは、TOCANAで示したのとは別の前兆現象かもしれないストランディング事例を示しているので、興味がある方は見てください。


www.tankyu3.com


これに対して、TOCANAの記事で示した茨城県のストランディングケース4件は、ちょっと例としては最適ではなかったかもしれないと、今になって思い始めた。
というのは、茨城県沖では常に地震が頻発しているため、座礁と地震との結びつきは「こじつけ」的になってしまうかもしれないからだ。

三重県の座礁事例

そこで、今日新たに茨城県以外のストランディング事例を元に検証することにした。
あまり頻繁に地震が起きない地域ということで、三重県を選んでみた。


データを見ると、いわゆるマスストランディング(大量座礁)はほとんど起きていないので、単独・大量にこだわらずにデータを選択した。


以下に、その10件ほどのストランディング事例と、対応するかもしれない地震の例を示す。
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上記と同じデータを、テキストでも貼り付けておく。


※地震データ行の最後の数値は、座礁現場から震源までのおよその距離。

1977/04/25:鳥羽市鳥羽港、スナメリ、漂着。
→1977/04/30 12:42:静岡県西部、M4.3、震度2、深さ20km、5日後、130km


1982/05/20:津市、スナメリ、漂着。
→1982/06/22 0:57:和歌山県南部、M5.3、震度3、深さ60km、33日後、50km


1989/04/17:志摩郡阿児町、スナメリ、漂着。
→1989/05/09 8:18:東海道南方沖、M5.5、震度2、深さ410km、22日後、210km


1989/07/17:鳥羽市ミキモト真珠島、スナメリ、漂着。
→1989/08/03 13:09:東海道南方沖、M5.4、震度2、深さ418km、17日後、210km


1996/06/15:安芸郡河芸町河芸海岸、スナメリ、漂着。
→1996/06/18 2:07:東海道南方沖、M5.4、震度1、深さ441km、3日後、240km


1997/06/10:安芸郡河芸町河芸海岸、スナメリ、漂着。
→1997/06/11 13:41:新島・神津島近海、M4.6、震度2、深さ20km、1日後、210km


1998/05/10:志摩郡阿児町甲賀、スナメリ、漂着。
1998/05/13:多気郡明和町北藤原海岸、スナメリ、漂着。
1998/05/15:志摩郡阿児町志島市後浜、スナメリ、漂着。
1998/05/26:鈴鹿市千代崎海岸、スナメリ、漂着。
→1998/06/01 16:35:三重県南部、M5.8、震度2、深さ412km、22~6日後、100km


最後の4件は、同一の地震の前兆ではないかと推測するが、紀伊半島の内陸でM5.8という規模の大きな地震となったので、沖合に棲む鯨類にまで影響が及んだのだろうか。
TOCANAの記事で示したものも含めて、短時間で抽出して十分に検討した末の抽出とはいえない部分があるので、その点はご理解ください。

ニュージーランドの事例も「偶然」?

今回TOCANAの原稿を書くにあたって、神の導きというかw、ちょうど都合の良いストランディング事象が発生した。
記事中で書いた、11月24日夜のニュージーランド南島沖、スチュワート島のメイソン湾に145頭ものゴンドウクジラが打ち上げられたケースなどだ。


そしてメイソン湾のクジラ集団座礁の翌日25日8時42分(日本時間)に、ニュージーランド南島沖でM5.8、その翌日にも同震源でM5.9の地震が発生した。


これって、「偶然」?


震源は、集団座礁の現場から100kmほどの距離で、前兆現象だといえるのではないか。

座礁以外にも前兆現象はあった

こういう事実を「動物実験」で行うことは不可能なのがもどかしいところだ。
だが、鯨類が地震前に見せる異常行動を「観察」する機会がまったくないわけではない。


現に、兵庫県南部地震 (阪神・淡路大震災、1995/01/17、M7.3)の前には、
そのことは、『前兆証言1519!―阪神淡路大震災1995年1月17日午前5時46分』(弘原海著、東京出版 1995/09)に掲載された報告を読めば明らかだ。


兵庫県南部地震の4日前の1995年1月13日に、県神戸市須磨区の須磨水族館ではイルカショーでイルカが非常に神経質そうに乱暴に振舞っているように見えた。
2頭が演技中に水中でぶつかり合ったり噛み合ったりして、多くの観客がいつも以上に水に濡れた。
前日にも同じ須磨水族館のイルカショーで、ショーが終わった3頭が水槽に戻らず、いつまでも泳いでいたという。


また、同園では、地震の前日にイルカが勝手にジャンプし、床に上がったということもあった。
地震の前に、池のコイが高く飛び跳ねたとか、家で飼っている金魚などが飛び跳ねて水槽から飛び出てしまったという事例も多い。
これらは、水中に流れる電流に耐えかねて、とにかく水から出たいという一心の行動なのかもしれない。


このようなクジラ・イルカ類の前兆現象は、下記の『地震前兆百科』の「水中・水辺の動物:クジラ・イルカ」のページでまとめている。

動物は地震を教えてくれる

このように、魚類や哺乳類などのペットは、大地震が差し迫ってきたイザという時に、飼い主の命を救ってくれることもある。
私はハムスターを飼っていて、ほとんどやる人がいない形で、地震前兆の検証をしている。


回し車にカウンターがついているケージ(日本では1つしかない)を使って、日々運動量を調べているのだ。
これによって、関東を襲う大地震の前には前兆を教えてくれるだろうと期待している。


クジラやイルカの場合は、たとえ家で飼えなくても、座礁などのニュースを常日頃からチェックして、あるいはこのブログにアクセスすれば、自分が住む地域で起きる大地震の前兆を知ることができるかもしれない。



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