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【地震予知】【3.11特集】防災「言い伝え」マップを検証する~先人の伝承から学んで大地震から生き延びる

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明日で3.11から8年経つが、「スルメが大漁の時は地震に気をつけろ」といった各地に伝わる防災関連の伝承類を守っていれば、一人でも犠牲者を減らせたかもしれないという想いのもとで、TOCANAで特集記事を書いた。
今回は、消防庁の『防災「言い伝え」MAP』に掲載された伝承類を紹介していく。

【目次】

 

『防災「言い伝え」MAP』

総務省消防庁のサイトで公開されている『防災に関わる「言い伝え」MAP』については、過去にもこのブログで紹介したことがある。
2017年3月に公開されたものだが、その元となる資料「全国災害伝承情報」は、2007年にPDF形式で公開されていた。


この「全国災害伝承情報」は貴重な資料だが、PDF形式でExcelの表をまとめたもので、読みやすさや情報の使い勝手は良いとは言えなかった。
これらの情報を地域別に分類して、マップ形式でアクセスできるようにしたのは、元SEの目から見ても、ユーザーインターフェイスが改善されたということで、評価できる点だろう。

TOCANAの記事

昨日の「3.11以降」の災害予測の記事は【3.11特集】の第1弾だったが、それに続く第2弾として執筆したもの。


題して、『【3.11から8年】防災「言い伝え」MAPを徹底検証! 絶対に使える「先祖直伝 10の知恵」… 全国民が知るべし!!』


では、下記の記事を読んでみてください。
その後に、多少補足を加えます。



 

動物関連の言い伝え-1

このように、今回は10の伝承を紹介したが、実際に私が現行で書いたのは12で、そのうち「鵜呑みにしてはいけない伝承」として編集者が2つだけは別に扱うようにしたようだ。
その12の伝承を、ここでもまとめて、補足すべきところは付記を加える。

1.「雉(キジ)が鳴く(騒ぐ)と地震が起きる」(岩手県奥州市)


2.「ネズミは大地震の前になると家の中から居なくなる」(宮崎県東臼杵郡)


ここで紹介した、阪神・淡路大震災の前兆現象をまとめた『前兆証言1519!』は、私の「バイブル」の一つで、事あるごとに参照する。
私がいつも「バイブル」とか書いていたせいもあるのか、Amazonで古書が残り僅かになってしまった。


大型版と普及版があり、小型の普及版はちょっと手が出ない価格になってしまっている。
大型版は邪魔臭いと嫌われるせいか、最安値はまだ頑張れば手が届く値段?
この記事が出た後は、また高騰するかもしれないが。


前兆証言1519!―阪神淡路大震災1995年1月17日午前5時46分

前兆証言1519!―阪神淡路大震災1995年1月17日午前5時46分

動物関連の言い伝え-2

3.「やすで虫がたくさん落ちる時は地震あり」(神奈川県三崎地方)


4.「ナマズがさわぐと地震がおこる」(愛知県豊田市)


「ナマズと地震を結びつけるなんて非科学的な迷信」とする人々こそ、実は生半可な知識しかもたないことによる思い込みが強いだけではないかと思ったりする。
一部の科学者たちが伝承類を無視せずに研究してきたのだから、それを尊重すべきではないか。


実は私もナマズを飼いたいと密かに思っているが、金魚もまともに飼ったことがないので、いつになることやら。

5.「するめが多くとれた時は、地震に気をつけろ」(徳島県宍喰町)

 

気象や自然界の異変

次に、自然界の観察によってわかる前兆のたぐいを並べる。

6.「海の水がにごるのは地震の前触れ」(岐阜県)


7.「イワシ雲が出ると地震がおきる」(秋田県鹿角市)


私は地震前兆研究家と名乗って活動している割には、地震雲のことをあまり言わないと思われているかもしれない。
以前はもっと気軽に言っていたのが、慎重になったというのが正しいかもしれない。


経験を積むにつれて、わかってきたのは、「地震雲」の類は誤認や通常の気象現象で説明できることを学んできたこともある。
「大地震の前兆か?」とネット上で騒がれることのうち、特に「地震雲」と「カラス」には慎重に扱うようにしている。


カラスというのは、夜に鳴いているなどと騒ぐ人々がいるが、カラスの習性をよく調べてみると、夜間に鳴くことも、地震前兆以外の要因でも場合によってはあるということ。

8. 「地震の後、潮が引いたら高いところへ逃げろ」(岩手県)


9.「大きい地震の後に井戸水がひけば、津波が来る」(徳島県)

 

「津波てんでんこ」

最後は、大地震や津波から逃げ切るための心得的な伝承をいくつか挙げた。

10.「津波てんでんこ」(岩手県)


一昨日だったか、NHKテレビで放映されていた『崖っぷちでも がんばっぺ』という番組を、執筆しながら横目で見ていた。
旅館や工場の経営が悪化して倒産寸前という人や、避難所生活で奥さんは癌が悪化して他界した人が紹介されていた。


「誰が悪いんだろう」
思わず心の中で呟いた。
もちろん、誰も悪くはない。
自然も、悪くはない。


しいて言えば、津波が来ても大丈夫な高台に移住すれば良いというのがあるが、はいそうですかと簡単には行かない事情がいろいろあるのだろう。


番組で、例の津波の際の動画が紹介されていた。
津波が迫っているなかで、高台に避難した人が撮影した動画に映る人々。


後ろに津波が迫っていて、高台に避難した女性たちが、早く逃げろと絶叫している。
それなのに、うしろを振り向き振り向き、波を確認するかのように、走らずに歩く人々。
明らかに、走れないのではなく、走らないのだ。
なぜ、こうなってしまうのだろう?


この疑問には、簡単には答えが出ないだろう。


やはり、「津波てんでんこ」という言葉には、重すぎるほどの重みがかかった呼びかけのような伝承だろうと思う。



「両親や知り合いの安否を心配するよりも、まず自分が安全なところを確保して避難することが大事だよ。
そうしてから、他の人たちのことを気にすればいいさ」


そういう色んな複雑な想いが込められた言葉だろう。

地震・津波からの避難関連

他にも、避難関連の伝承は続く。

10-2. 「津波と聞いたら欲を捨てて逃げろ」(岩手県)


11.「地震が来たら、便所さ行け」(岩手県普代村)


12.「地震の時は、竹やぶに逃げろ」(宮城県亘理町)


11と12は、記事中で書いたように、鵜呑みにしてはいけない部分もあるものだ。
やはり昔と事情が異なる条件的な面もあるだろうし、科学技術の進歩によって、昔の言い伝えを教条主義的に伝えるのではまずい部分も出てくることがある。

貴重な知識データベース

先人たちの言い伝えというのは、ある意味で貴重な情報のデータベースだ。
だが、以前はソフトウエア開発をやっていたエンジニアだったので、ついこういう言い方をしてしまうが、その「データベース」には「メンテナンス」が必要な部分もあるということ。
つまり、古くなったりして使い物にならない部分は、更新が必要になってくる。


いま思いついたのだが、こういう防災関連の伝承を集めて、このようなコメントや解説をつけて本にまとめるというのも、良いかもしれない。
それが実現できなければ、自前のWebでやるか。


いよいよ明日で、2011年3月11日の東日本大震災から8年経つ。
TOCANAの【3.11から8年】は、これで終わりではなく、もう一つ出る予定です。
あのような未曽有の大災害を再発させないためには、どうすれば良いか。
そのことを少し考えてみることにしたい。

今日の前兆現象

ちび子の運動量は、以下の通りで、少しだけ増えた。


https://www.instagram.com/p/Buz3OoiFQTu/
【ハムスター】3/10朝、カウンター値:1663。少し増えた。 @kokanranger 報告 #hamster #地震予知 #ハムスター #ジャンガリアンハムスター #地震予知


全電子数(TEC値)で異常な値が出た。
3/10午後から出始めていたようで、マップが赤くなっている。


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行徳地震前兆観測プロジェクト、香取観測点のFMデータのグラフも、3/10午後から異常が出ている。


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リシルさんは関東甲信越でM5.5とブログで書いているし、他にも強い地震の予感などの情報が入ってきている。
明日、揺れる前に紹介できれば良いが、今日は時間切れなので。


最新のリアルタイム前兆データは下記ページを。




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