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探求三昧 by 百瀬直也




【保留】黒潮大蛇行の発生中は大地震が起きやすい?


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【重要なお知らせ】
この記事で書いたことは調査時点で重要な考慮漏れがあったため、無効となります。
すみませんが、後日更新するまで保留とさせてください。


日本で発生する大地震の大半は、黒潮大蛇行の発生中に起きていたという発見をしたので、その内容を紹介する。



黒潮大蛇行の最新予測

その発見について説明する前に、まず黒潮大蛇行の最新予測から。
黒潮の大蛇行とは、日本の南岸を東進する黒潮が、紀伊半島沖から沿岸を離れて、大きく迂回して大蛇行する現象のこと。

いつものように、「黒潮親潮ウォッチ」サイトを参考にして。


下記の図は、今日11/11時点の大蛇行の予測。

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上記の11/6発表の記事によると、大蛇行は少なくとも来年1月7日までは続きそうだという。

それだけでなく、黒潮大蛇行は、この分だと非常に長期的に継続する可能性も見えてくる。
そうなると、私の理論では、南海トラフ巨大地震の発生が抑制(?)されて、発生する可能性は非常に低くなる。

南海トラフ以外の大地震は増える?

だが、安心してもいられないことも出てくる。
それがこの記事の本題になるが、「南海トラフ巨大地震以外は、上記の限りではない」ということ。
そのことを、以下に示す。

今日は、1854年の黒潮大蛇行から現在(2019/11/10)までに発生した大地震を集計した。
なお、使用したデータはWikipediaの「地震の年表(日本)」に載っている1854年以降のデータであり、日本で発生したすべての該当規模の地震ではない。
Wikipediaに掲載されている地震は、主に被害地震が多いと思われる。

全地震の規模による切り分けを変えて集計したところ、以下のようになった。

・M7.0以上 全178件
 黒潮大蛇行発生中:41件(23%)
  うち海溝型地震34件、内陸地震7件
 黒潮大蛇行終息後1年間:10件(5%)
 上記以外の期間:133件(75%)


・M7.5以上 全47件
 黒潮大蛇行発生中:15件(32%)
  うち海溝型地震x件、内陸地震x件
 黒潮大蛇行終息後1年間:1件(2%)
 上記以外の期間:30件(64%)

黒潮大蛇行と大地震のデータ

下記の図は、1854年以降のM7.5以上の地震に絞ったデータだ。

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上記の表で、いちばん左の列「黒潮大蛇行」欄が空白なのは、2件しかない。
ちなみに、上から2行の安政東海・南海地震の発生時は黒潮大蛇行が「1854年」としか解っていなくて、大地震発生時に大蛇行が終息していたか定かではないので「発生中or翌年」としている。

また、海溝/内陸の区別で見ると、上記のM8超ケースでは内陸震源が2件しかないが、M7.0以上で絞ると、前述のように、海溝型地震34件、内陸地震7件となる。

1854年以降の地震でWikipediaに掲載されているものは全282件ある。
うち、海溝型が212件、内陸が90件と、日本周辺では海溝で起きる地震の方が圧倒的に多い(1対2.3ぐらい)。
それを考慮すると、黒潮大蛇行発生中に起きる大地震は海溝型だけに限らず、内陸でも起きているようだ。

それから、黒潮大蛇行が終息してから1年間というのが、意味があるかどうか、黒潮大蛇行の「影響」が続くと取るべきかどうかは、今後の研究の課題とする。

大地震の70%以上は黒潮大蛇行発生中に起きる

今回の調査によって、わかったことをまとめると、以下のようになる。

結論:国内の大地震(M7超)の大半(70%)は、黒潮大蛇行の発生中に起きていた。
 このうち、大蛇行終息から1年以内を含めると89%となり、更に顕著な傾向になる。


このことは、黒潮大蛇行が続いている間は、日本で大地震が起きやすいということを意味する。
長く続けば続くほど、南海トラフは大丈夫としても、他が心配になってくるというわけだ。

南海トラフ巨大地震は、すべて黒潮大蛇行が発生していない時に起きている。
そのことを考慮すると、対照的であり、正反対の傾向があるといえる。
ずっと地震前兆現象を研究してきた自分にとっても、驚くべきことだ。

黒潮大蛇行は更に長期化する?

過去の南海トラフ巨大地震は、黒潮大蛇行の存在がわかった1854年以降は、すべて黒潮の直進期(非大蛇行期)に発生していた。
このことが南海トラフ巨大地震発生の「法則」の一つであるとするならば、今年はもう南海トラフ巨大地震は発生しないということになる。

津波などの被災が予想される地域にお住いの方には、あまり慰めにはならないかもしれないが、少なくとも来年は穏やかな正月を迎えられそうということになる。

以上の点を修正して、下記の『【常時更新】南海トラフ巨大地震発生の条件・前兆・傾向・予測・予知』のページを更新しておいた。


下記に、「黒潮親潮ウォッチ」の最新予測の記事上のグラフを示す。

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これを見ると、赤線の冷水隗の強さを示す指標が、年末から上向きになるという予測となっている。
このグラフの値が上昇すれば、黒潮大蛇行が続行する力があるということを示す。

南海トラフ巨大地震はしばらく大丈夫??

そうなると、過去の南海トラフ巨大地震はすべて7月~2月に起きていたことを考慮すると、今シーズンの可能性は来年2月までということになるが、1月~2月中に黒潮大蛇行が終息する可能性は低く、万が一終息しても即南海トラフ巨大地震が発生ということは可能性が非常に低いだろう。

つまり、来年前半までは南海トラフ巨大地震の発生の可能性が低いということになる。

以上は、いつも書いているように、あくまでも「傾向」であって絶対ではないので、多くの人命にかかわることなので、その点はしつこく書いておく。

今回の発見(と言えるならば)は、言い換えると、「黒潮大蛇行が日本の大地震を誘発する」と言えるだろうか?
「誘発」は意味が強すぎるとしても、そのような傾向があるとすれば大問題だ。

なぜ海洋上の現象が大地震の発生に影響を与えるのか?

黒潮というのは、一筋縄ではいかない。
「たかが黒潮」ではない。
(知らなかったのは私だけ?)

何か気候の影響を受けやすいビジネスなどをされている方々には特に、必須の情報だろう。

黒潮がどういう事象に影響を与えるかは、パッと思いつくだけでも、以下のようなことがある。

◎黒潮が与える影響
・海洋生態系に変化が起きる。
・魚介類の漁獲量に大きな影響。
・付近の沿岸で潮位が高くなる。台風の際には高潮の被害が出やすい。
・大蛇行発生中は、関東地方で南岸低気圧にともなう雪が降りやすい。鹿児島大学の中村啓彦教授らによる研究。
・日本全体で豪雪になりやすい?
・地震発生の頻度にも影響を及ぼす(百瀬などの研究)


いま読もうとしている『天気と海の関係について わかっていること いないこと』を読了すれば、さらにわかってくることもあるかもしれない。

天気と海の関係についてわかっていることいないこと (BERET SCIENCE)

天気と海の関係についてわかっていることいないこと (BERET SCIENCE)


この2016年5月発行の本の重要性に気づいている人は、そう多くはないだろう。
とにかく、何万人の生命の存続にもかかっている大地震にも大きく関係してくる内容を含む(…と自分は考えている)。

…というようなことをこのブログで書くと、Amazonで古書がなくなってしまうこともあるが、現時点ではまだ最安値が千円未満で、最高額でも3千円に満たないので、せどりの人たちもその価値がわかっていないのか。


※今日、余裕があればもう1本記事を書きます。



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頂き物の梨など。うわデカっ。直径11センチ。店頭では見かけたことあるけれど、家で見たのは人生初かも。Big pear.#梨 #なし


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