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探求三昧 by 百瀬直也




【火山】タール火山が大噴火~半影月食の影響か?+統計的に南海トラフ巨大地震が起きやすい時期は?


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昨日1/12にフィリピンのタール火山が噴火したが、地震の静穏期の中で火山噴火は目立っていて、1/11の半影月食の影響かどうかを検討してみたい。
また、昨日の続きで、首都直下地震のほかに迫っているとされる南海トラフ巨大地震が何月頃に起きる傾向にあるのかも紹介する。


 

タール火山が噴火

昨日1/12 15:00から、フィリピン中部、ルソン島のマニラ南方65kmにあるタール(Taal)火山が噴火し、噴煙は高度1万5000mほどの高さにまで到達したもよう。
大噴火は約42年ぶり。


英語版になるが、下記のYouTubeのニュースで噴火の様子の映像が見られる。

「世界一危険な火山」第8位

実は、このタール(タアル)火山、かつて「世界で最も危険な火山」で8位に選定されていた。
2015/12/01のTOCANAの記事で、私が執筆して紹介していた。


これは、英国の科学者や火山愛好家たちが選定したもで、日本の火山では1位に薩摩硫黄島、4位に阿蘇山が選ばれていた。
この記事では、東京都の硫黄島と勘違いして書いてしまっていた。

タール火山がどれだけ恐ろしい火山であるかは、その見た目でも推測できる。

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かつて大規模なカルデラ噴火を起こした跡であるカルデラの中に、タール湖というカルデラ湖ができている。
その中に浮かぶ直径5~8kmほどの火山島にあるのが、タール火山だ。

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首都マニラから70kmほどしか離れていない。
フィリピン当局は、さらに大規模な噴火が数時間から数日以内に起きる可能性があると警告している。

過去の大噴火

タール火山で大きな噴火が発生したのは、1977年以来で約42年ぶり。
過去の大噴火では、1911年の大爆発で、爆風によって火山島(Volcano Issland)の住民のほとんどの1334人が亡くなった。
1965年には火山島の西岸で発生したマグマ水蒸気噴火で、200人の犠牲者が出た。

以下に、タール火山の大噴火の時期と、その前後に起きた日本や世界の大地震・大噴火を並べる。

凡例:【正IOD】正のインド洋ダイポールモード現象

1911年01月30日:タール火山が大爆発。
1911年05月08日:浅間山の大正大噴火。
1911年06月15日:喜界島地震、M8.0、犠牲者12人
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【正IOD】1977年初夏~晩秋
1977年:タール火山が大噴火。
1977年08月06日:有珠山で噴火。
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【正IOD】2019年初夏~晩秋
2020年01月12日:タール火山が大噴火。


1977年と昨日の噴火時は、インド洋でダイポールモード現象が起きていたのは、偶然だろうか。
また、タール火山が噴火した前後に、日本でも火山噴火が見られるのは、有珠山以外はフィリピン海プレートの活動に関連しているかもしれない。

半影月食の途中経過

昨年12月26日の皆既日食から1月11日の半影月食の前後は、大きな地震に注意と書いた。
だが、現時点まででは、実際は世界的に地震の静穏期のようで、M6クラス程度の地震もあまり起きていない。

だが、この期間に世界で火山の噴火が目立つ。

昨年12月中旬に、米アラスカ州アリューシャン列島・ウニマク島のシシャルディン山で火山性地震を伴う爆発が発生した。
活発な噴火活動を続けており、今月3日には噴煙の高さが7300メートルを超えた。

2019/12/22、南米エクアドルのレベンタドル火山が噴火した。
同山が前回大噴火したのは2002年だった。

2019/12/25 21:22には、諏訪之瀬島の御岳で爆発的噴火があり、噴煙が火口から500mの高さまで上がった。

今年に入り、1/10にメキシコのポポカテペトル山が噴火し、噴煙は火口から3,000mの高さにまで到達した。

半影月食当日の2020/01/11 15:05頃には、鹿児島県の口永良部島の新岳が噴火して、噴煙が2000mの高さまで登った。
噴火は11カ月ぶりのことだった。

フィリピン海プレートが注意か

下記GoogleEarthの震源マップに見られるように、昨夜はフィリピンでM5.1の地震も起きていた。
昨年12月中旬には、南部のミンダナオ島南部内陸でM6.8などの地震が頻発した。

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フィリピンのタール火山の他、日本では、諏訪之瀬島や口永良部島の噴火を見ても、フィリピン海プレートの活動が活発化しているように思える。
地震だけでなく、しばらくは火山活動にも注視することにしたい。

過去の南海トラフ巨大地震の発生月:

次に、昨日の記事の補足的に。
昨日はTOCANAで私の首都直下地震の記事が掲載されたが、そこで、1年のうちに何月頃に南関東直下地震が起きていたのかを示した。

では、南海トラフ巨大地震の場合はどうか。
この場合は、過去の15回中すべてが、7月~2月に起きているという顕著な偏りがある。

その期間中でも、月単位で集計すると、以下のようになる。

07月:1回
08月:3回
09月:1回
10月:1回
11月:2回
12月:5回
01月:0回
02月:2回
計: 15回

※南海トラフ巨大地震説があるものも含む。

11月中旬~12月に集中している

これを見ると、12月が顕著に多い。
11月の2回は中旬以降だったので、11月中旬~12月に南海トラフ巨大地震が集中して発生していたと言えるだろう。
15回中7回と、約半分なので、かなり顕著な傾向だ。

あくまでも可能性が高くなるというレベルだが、今年11月~12月に黒潮大蛇行が終息していれば、念のため南海トラフ巨大地震の発生に注意が必要だろう。

このように、南海トラフ巨大地震は、11月から12月に集中している。
これは、昨日の記事で書いたように、南関東直下地震(首都直下地震)と共通していることであり、非常に興味深い。

どうしてこうなるのかは、現時点ではあまりアイデアが浮かばない。
今後の課題としたい。


※今日の1本目は11時45分頃に投稿するが、今日は少なくともあと1本は記事を書きます。


https://www.instagram.com/p/B7PeNeZAKOF/
【今日の食卓】朝に出てきたパン。アボカドとマヨネーズをミキサーにかけた。タイにあるわけでなく、サルちゃんが自分で考えたそう。Bread with avocado and mayonnaise mix.#アボカド #avocado


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