探求三昧 - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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探求三昧 by 百瀬直也




 

【地震】3月に大地震が起きる可能性(2)~3月に内外で起きた大地震から発生の傾向を探る


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『3月に大地震が起きる可能性』の2回目は、過去に世界(M7.5超)と日本(M7.0超)で起きた大地震の一覧を示し、そこから何らかの傾向があるかどうかを探ることにしたい。


 

日本のM7.0以上の地震

この記事は数回にわたる連載の2回目で、第1回目は下記の3/5の記事として書いている。

www.tankyu3.com


まず、過去に日本で起きたM7.0以上の大地震から、発生した地域区分のうち「A:親潮域」、「S:本土北部」、「I:日本海」のみを抽出する。
その理由は、この3区域は3月に発生が多くなることがわかっているからだ。

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以下に、この3区域で起きたM7.0以上の大地震の一覧を示す。

・A:親潮域(3~5月に集中):11件
 ・1763/03/11:八戸東方沖、M7.3、津波
 ・1894/03/22:根室半島沖地震、M7.9~M8.2
 ・1915/03/18:十勝沖、M7.0
 ・1931/03/09:三陸沖、M7.2
 ・1933/03/03:昭和三陸地震、M8.1、犠牲者・行方不明者3064人
 ・1952/03/04:十勝沖地震、M8.2、犠牲者・行方不明者33人
 ・1970/03/21:三陸沖、M7.2
 ・2011/03/09:三陸沖、M7.3
 ・2011/03/11:東北地方太平洋沖地震、M9.0、犠牲者約22000人、津波
 ・2012/03/14:三陸沖、M6.9-7.0、津波
・S:本土北部(3~8月に集中):7件
 ・1914/03/15:仙北地震、M7.1、犠牲者94人、大仙市
 ・1763/03/11:八戸東方沖、M7.0
 ・1766/03/08:津軽地震、M6.9~M7.2、犠牲者約1500人、津波
 ・1855/03/18:飛騨地震、M6.7、犠牲者約200人
 ・1927/03/07:北丹後地震、M7.3、犠牲者2925人
 ・1952/03/07:大聖寺沖地震、M6.5、犠牲者7人、石川県沖
 ・2011/03/12:長野県北部、M6.7、犠牲者3人
・I:日本海(3~6月に集中):3件
 ・1982/03/21:浦河沖地震、M7.1、日高支庁
 ・2005/03/20:福岡県西方沖地震、M7.0
 ・2007/03/25:能登半島地震、M6.9

十勝沖・三陸沖が多発

これを見ると、3月上旬から中旬頃には、特に三陸沖や十勝沖など「親潮域」で大地震が多く起きていた。
福知氏によると、特に21世紀に入ってから3月に大地震が起きることが多発しているという。

Wikipediaの「地震の年表(日本)」に掲載の約530件の大地震のうち、3月に起きた地震は45件(8%)ある。
そのうち、M7.5以上は17件となっている。

国内では、やはり過去の大地震の発生数からしても、「A:親潮域」で起きる大地震に注意が必要だろう。

本土内陸北部も多い

親潮域の他には、「S(本土北部)」も3月~8月と範囲が広くなるが、3月から地震が増える傾向にある。
これは、降雪地帯が多いことが関係しているようだ。

たしか、元気象庁の岡田正実氏の説では、冬季には降雪の重みで大地が押さえつけられるため、地震が少ないためだという。

世界で起きた大地震

次に、過去に世界で3月に起きた大地震を地域別に集計すると、以下のようになる。

東アジア:8件
東南アジア・オセアニア:5件
南・中央・西アジア:7件
ヨーロッパ:5件
アフリカ:2件
南北アメリカ:15件
北極・南極:1件


これを見ると、南北アメリカが15件と最も多い。
ただし、これは便宜上北米と南米を分けなかったためもあるだろうが。

その次が、日本を除く東アジアの7件となっている。
これは、地震の巣であるカムチャツカなどのロシアも含まれるためだ。

世界のM7.5以上の大地震

次に、過去に世界(日本以外)で3月に起きた巨大地震(M7.5以上)の一覧を示す。

1536年03月19日:四川・西昌地震、M7.5、犠牲者数百人。
1650年03月31日:ペルー沖、M8.3。
1657年03月15日:チリ・コンセプシオン沖、M8.0。
1787年03月28日:メキシコ西岸、Mw8.5、犠牲者11人。
1806年03月25日:メキシコ中南部、M7.5、犠牲者2,000人。
1812年03月08日:新疆ウイグル自治区・伊寧地震、M8、犠牲者多数。
1875年03月28日:ニューカレドニア、M8.0。
1913年03月14日:インドネシア、Mw8.5、犠牲者112人。
1957年03月09日:アリューシャン地震、Mw8.6~M9.1。
1964年03月28日:アラスカ地震、Mw9.2、犠牲者131人。
1965年03月28日:チリ、M7.7、犠牲者400人。
1966年03月13日:台湾花蓮沖、M7.5、犠牲者2人。
1985年03月03日:チリ、M7.8、犠牲者179人。
1988年03月06日:アリューシャン諸島、Mw7.7。
1998年03月25日:南極大陸ヴィクトリアランド沖、Mw8.1。
2005年03月28日:スマトラ島沖地震、Mw8.6。犠牲者1,000~2,000人。
2012年03月20日:メキシコ南部、Mw8.0。


これを見ると、やはり北米と南米が目に付く。
ただし、これはWikipediaに掲載された被害地震を主としたリストだ。

世界の大地震については、季節性による傾向などは基本的に考えられず、年間で何かしらの偏りなどの傾向があるかどうかは、今後の課題としたい。

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コロナウイルス関連もこのブログで扱うことにして、今日は第1弾の記事を書きました。


※茨城県南部で地震が起きたようで、今日はもう1本記事を書くことにします。


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