【最新情報】2/15:黒潮大蛇行により2019年の発生有無を予測。マクモニーグル津波予言:2018年秋に10.5m。
南海トラフ巨大地震が発生する条件・前兆・予測などをまとめたページです。
『発生条件』『発生傾向』『前兆としてあり得る現象』などをまとめて、常時更新します。
【目次】
信号(全体的傾向)
発生可能性を色で示す:青=低い、黄=注意点あり、赤=高い
このページについて
南海トラフ巨大地震は、約90~150年の間隔で発生する、東海地震、東南海地震、南海地震のこと。
冒頭の図で示す「南海トラフ」と呼ばれる領域で発生する。
震源域が同時に、または数時間~数年の感覚をおいて3つの地震が連動する傾向がある。
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発生条件
過去の南海トラフ巨大地震は、以下のような条件で発生していたことが知られる。
あくまでも過去の発生時期に基づくデータであり、これ以外の期間で絶対に発生しないと保証するものではない。
発生月:7月~翌2月
過去に発生日付がわかっている南海トラフ巨大地震(という説があるものも含む)は、全て上記期間内に発生していた。
現在期間中。
黒潮の非大蛇行期(直進期)
日本南岸を東進する黒潮が,紀伊半島沖から沿岸を離れ,南方へ大きく迂回し,大蛇行する現象を「黒潮の大蛇行」と呼ぶ。
現在は大蛇行の期間中。
2019年2月中旬現在、大蛇行は当分続くと予測されている(少なくとも2019年4月中旬まで)。
発生傾向
12月に最も起こりやすい
後述する、日付がわかっている南海トラフ巨大地震のうち、16件中5件が12月に発生していた。
特に直近の4件がすべて12月に発生していた。
エルニーニョ発生直後・発生中
2018年11月、2年ぶりにエルニーニョ現象が発生した。
太平洋東部で「エルニーニョ現象」が発生中に、あるいは終息直後にリング・オブ・ファイア(環太平洋火山帯)で、南海トラフ巨大地震を含めた大地震が起きる傾向がある。(百瀬説)
台湾→西日本大地震連鎖の法則
台湾で大地震が発生してから1年以内に、西日本でも大地震が発生する傾向がある。(百瀬説)
現在期間中
2018年2月6日に台湾・花蓮地震(M6.4)が発生したため、2019年2月頃までは南海トラフ巨大地震も含めた西日本の大地震に要注意。
→後述のように、2019年前半は発生する可能性が低いので、上記期間中に発生の確率も極めて低くなる。
【最新の状況】
黒潮の大蛇行は、少なくとも3月中旬までは黒潮大蛇行が続くとの予測のため、南海トラフ巨大地震は今年前半(6月末まで)は発生する可能性が非常に低いことになる。
また黒潮大蛇行が7月以降も続けば(今回は長くなる可能性が高いとされる)、終息するまでは同様に発生の可能性は低くなる。
前兆としてあり得る現象(南海地震)
『南海地震は予知できる』(中村不二夫著、高知新聞社)によると、昭和南海地震(1946/12/21)の発生前に、下記のような前兆現象が見られた。
・異常干潮
・井戸水が枯れる
・海水汚濁
・地震前の暖気
・スルメイカの大漁
www.tankyu3.com
中村不二夫氏が主宰する下記サイトでは、南海地震予測エリアの潮位データを公開している。
wwwb.pikara.ne.jp
予言・予測
以下に、南海トラフ巨大地震の発生に関する予言・予測を紹介する。
南海トラフ巨大地震の「スーパーサイクル」
産業技術総合研究所の宍倉正展氏は、過去に三陸沖で500~1000年ごとに巨大津波が発生していたことを突き止め、平安時代の「貞観地震」(M8.6程度)の再来として東日本大震災を予言していた。
2018/7/29のブログ記事とTOCANAで書いているが、宍倉氏はまた、南海トラフ巨大地震にも400~600年の「スーパーサイクル」があり、巨大地震がいつ起きても不思議ではないとしている。
ジョー・マクモニーグル氏の予言
米国のサイキックであるジョー(ジョセフ)・マクモニーグル氏は、2006年に出版された著書『マクモニーグル 未来を透視する』(ソフトバンククリエイティブ)で、「日本を襲う津波」として、6つの時期を予言している。
そのうち、「2010年挽夏:13m」という予言は、半年の誤差をもって、2011年3月11日に発生した東日本大震災の大津波として現実になった。
以降の未発の4つの予言を、以下に示す。
【日本を襲う津波】
◎2018年秋:10.5m
◎2025年夏:16.8m
◎2038年初夏:14.5m
◎2067年夏:20.5m
そして、津波に弱い地域として、北海道北部沿岸、徳島市、和歌山市、浜松市、鈴鹿市、新潟市、石巻市を挙げている。
上記で、南海トラフ巨大地震が発生したら危険になる可能性があるのは、徳島市、和歌山市、浜松市、鈴鹿市だろう。
松原照子氏が予言する南海トラフ巨大地震の発生時期
松原照子氏は、2018年2月28日の「関東が先か、南海・東南海が先かと題したブログ記事で、こう書いている。
南海トラフを震源とした大地震の発生確率は、年々高まっている気がしています。
私の寿命が後20年あったとしたら、それ以内に起きていると思っています。
もしも、私の寿命が後10年なら、10年以内に起きているかもしれません。
関東大地震が先か、南海・東南海が先かはわかりませんが、私が生きている内に目にするとしか思えないのが残念です。
松原さんは1946年10月15日に生まれて、今年の誕生日で72歳になる。
まだまだお元気な人の最期を予測したりしてはいけないが、あと20年ほどあるとすれば、その間に南海トラフ巨大地震が発生することになる。
もっとも、20年よりもずっと長くなるかもしれないのに、単に書いていないだけかもしれないが。
百瀬のダウジング予測
百瀬は2005年頃からマップダウジングの手法によって地震予測の試みを始めた。
その頃から、紀伊半島と四国の沖合あたりで何度もペンデュラム(振り子)が振れていた。
当時は南海トラフの位置や過去の震源もまったく知らなかったが、2005年~2013年に5回ほど、過去の南海トラフ巨大地震(南海・東南海)の震源とオーヴァーラップする地点が振れた。
百瀬の過去のダウジング予測の実施結果は、下記ページにある。
www.bosai3.com
資料:南海トラフ巨大地震の発生月と月齢
以下に、過去の南海トラフ巨大地震(日付がわかっているもののみ)の発生日と発生時の月齢を示す(月齢は満月・新月の前後のみ)。
0684/11/26: 白鳳地震(南海トラフ全域の可能性)→満月2日前
0797/08/14:南海トラフ地震があった可能性→満月2日後
0887/08/22: 仁和地震(南海トラフ全域説)→新月1日前
1096/12/11:永長地震(南海トラフ全域説)
1099/02/16:康和地震(南海地震?)
1185/08/06:文治地震(南海トラフ説)
1331/08/19: 元弘地震 (東海地震?)→満月1日後
1360/11/13: 紀伊・摂津地震(東南海地震?)→満月2日前
1361/07/26:正平・康安地震(南海トラフ説)→満月2日後
1498/09/11:明応地震(東海道沖)→満月3日後
1605/02/03:慶長地震(南海トラフ説)→満月1日前
1707/10/28:宝永地震(南海トラフ全域)→新月3日後
1854/12/23:安政東海地震(東海道沖)→新月3日後
1854/12/24:安政南海地震(南海道沖)→新月4日後
1944/12/07:昭和東南海地震
1946/12/21:昭和南海地震→新月2日前
これらの地震は、すべて7月~翌2月に発生していることがわかる。
また、月齢を見ると、16件中12件(75%)が満月・新月前後4日以内に発生していた。
【参考】
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