【地震前兆】大阪府北部地震から7年(3)~西日本で激レア植物の「奇跡の開花」が続いた

2025/06/23

植物地震前兆 地震前兆

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大阪府北部地震が起きてから7年になり、この時に事前にどのような前兆や予測があったかを連載して3回目で、今回は地震の前に近畿地方で起きた珍しい植物の「激レア開花」を2件紹介する。


■ユッカ・バリダ

まず1件目は、リュウゼツラン科の「ユッカ・バリダ」


2018/05/30:姫路市手柄、姫路市立手柄山温室植物園で初開花。

国内栽培例はほとんどなく、花が咲くのは日本初の出来事だった。



メキシコ原産で、リュウゼツラン科の樹木。

この時は、『奇跡の開花』と報道された。



その開花から26日後に、大阪府北部地震が発生した。


・2018/05/23:姫路市手柄、姫路市立手柄山温室植物園

→【26日後】2018/06/18  07:58:大阪府北部地震、M6.1、最大震度7、87km


これまでの経験で、26日の遅延で87kmの距離でM6クラスの地震という条件ならば、前兆としてあり得るだろう。


■ヤマサキカズラ

次は、滋賀県草津市下物町の「草津市立水生植物公園 みずの森」での事例。

2018/06/07に、サトイモ科のヤマサキカズラが開花した。


水草研究の世界的権威である山﨑美津夫氏が、1982年にパプアニューギニア・ウェワックで発見した熱帯性つる植物。

つまり、日本で初開花だった。



その11日後に、大阪府北部地震が発生した。


・2018/06/07:草津市下物町、草津市立水生植物公園 みずの森、ヤマサキカズラ1輪開花

→【11日後】2018/06/18 07:58:大阪府北部地震、M6.1、最大震度7、39km


この地震の後も、下記の通り地震前兆である可能性がある開花事例があった。


・2022/05/06:みずの森、ヤマサキカズラ1輪開花

→【3日後】2022/05/09 01:58:京都府南部、M3.1、最大震度1、33km


・2023/05/04:みずの森、ヤマサキカズラ1輪開花

→【1日後】2023/05/05 21:37:兵庫県南東部、M3.0、最大震度2、53km


大阪府北部地震以外はM3クラスと小規模だが、数日の遅延と数十キロの近距離であれば、地震前兆としてあり得るだろう。


今回はメキシコとパプアニューギニアという大地震が頻発する地域が原産の植物だったが、それが「地震前兆能力」と関係があるかどうかはわからない。

今後も、自宅で栽培する植物も含めて、そのような視点からも観察を続けることにしたい。



※シロバナネムノキ:植物地震前兆の優等生で、いま一番働いてくれている。

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ノンフィクションライター、地震前兆研究家、超常現象研究家、ブロガーの百瀬直也が地震・災害などを扱うWebサイト/ブログ。

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