既に警告しているように天体配置から要注意期間に入ったが、既にトルコでM6.1の犠牲者を伴う地震があり、新燃岳の噴火も始まり、今後さらに警戒を要する期間が続く。
■新燃岳噴火
まず、宮崎と鹿児島の県境にある霧島連山の新燃岳で、08/10 05:23に噴火が発生した。
噴煙が高さ3000mを超える規模となっている。
多量の降灰が見られる地域もあるという。
また、霧島市では洪水も発生し、二重の災害となっている。
■トルコM6.1
また、トルコ西部では、M6.1の被害地震が発生した。
2025/08/11 01:53JST:トルコ西部、M6.1、深さ10km
倒壊した建物があり、既に犠牲者が1人出ている。
2年前のトルコ・シリア大地震は、震源が西方のシリアとの国境近くで、今回は西部のイスタンブールの近くだった。
■天体配置
一昨日の記事で書いたが、太陽でM3・M4クラスのフレア+CMEが発生して、地震に警戒していた。
更に、天体配置では昨日08/10あたりから要注意期間に入った。
下記のチャートは、新燃岳が噴火した時の天体配置となる。
「カイト」は、過去の歴史に残る巨大地震や大規模火山噴火の際に見られる。
西洋凧の形のため「kite」と呼ばれる。
それが二重にできることは益々レアな現象であり、厳重に注意すべき期間だった。
こういうことを延々と書いても信用しない人が多いだろうから、「これでもか」と過去の顕著な事例を示す。
102年前の関東地震の際の天体配置を。
もう一つ、私が生まれた年の翌年に起きた、「モンゴル・ボギ・アルタイ地震」(M8.1)の際のチャートを。
■太陽フレア+CME
一昨日の記事で書いたが、08/05のM3.9、08/08のM2.8のCMEを伴う太陽フレアも起きている。
前述の天体配置はしばらく続き、今週末あたりまで同様の配置となる。
だが、08/23の新月頃にはまた別の要注意な天体配置ができて、月末ころまで続くことになる。
トカラ列島近海やカムチャツカ半島の地震がまだ収まっていない状況で、環太平洋は収まる気配がない。
