奈良市でコウノトリの群れが飛来しているという情報が入ったが、過去の大地震の前兆事例はあまり聞かないものの、最近の出没事例を調べると、前兆の可能性があるかもしれないものもあるので、紹介する。
■コウノトリについて
まず、コウノトリについての基本的な情報を。
鸛(こうのとり)は、鳥綱コウノトリ目コウノトリ科コウノトリ属に分類される鳥類で、国の「特別天然記念物」に指定されている。
生息地は、日本、韓国、中国、朝鮮民主主義人民共和国、ロシア南東部など。
日本では1971年に一旦絶滅したが、その後にロシアから譲り受けたコウノトリを人工繁殖して自然に還すなどして数が増え、主に兵庫県豊岡市などに生息している。
分布域は東アジアに限られるが、総数も推定2,000~3,000羽と少なく、絶滅の危機にある。
今年10月頃になり、明石市や神戸市の街中でコウノトリの目撃情報が相次いでいる。
■コウノトリ飛来
まず、奈良市の方で最近コウノトリの群れが飛来して、話題になっているという。
滅多に見かけないとのことで、知らせてくれた方が地震と関係あるかどうかを気にされていた。
長年、地震前兆研究家と名乗って、動物の異常行動など宏観異常現象を含めた地震前兆現象を研究してきたが、コウノトリの地震前兆事例というのは、聞いたことがなかった。
例の阪神淡路大震災の前兆事例を集めた大著『前兆証言1519: 阪神淡路大震災』(弘原海清・編集、東京出版、1995)にも、全く事例が載っていない。
まず、前述の通りに日本では一旦絶滅した鳥で、野生の鳥を見ることは滅多にない。
■熊本の事例
以下に、コウノトリが飛来してから地震が起きた例をいくつか示す。
◎2025/11/09:熊本県湯前町
RKK熊本放送のスクープ投稿に送られてきた。
局のスタッフが現地に駆け付けたところ、複数羽を目撃した。
この後で周辺で地震が起きていたかというと、16日後に熊本で下記の地震が起きていた。
→【16日後】2025/11/25 18:01:熊本県阿蘇地方、M5.8、最大震度5強、深さ9km
撮影地点から震源までは、約100km前後だったと思われる。
■三浦半島の事例
◎2026/10/08早朝、神奈川県三浦市南下浦町毘沙門付近で撮影
三浦半島への飛来は珍しいという。
その同日、千葉県沖で下記の地震が起きていた。
→【0日後】2026/10/08 04:13:千葉県東方沖、M4.7、最大震度4
以上の2件は、地震発生までのタイムラグと震源までの距離を考慮すると、地震前兆だった可能性はあるかもしれない。
だが、騒いでいたとか、何らかの異常行動を示していたわけではなく、只いたというだけでは、前兆と断定するのが難しい面もある。
現在は、奈良市、兵庫県、埼玉県鴻巣市などで目撃されていて、今後周辺で対応すると思われる地震が起きるかどうかを注視したい。
■腰痛体感はどうなったか
次に、6日前から始まった私の腰痛について。
【腰痛体感】【新月+2】2026/10/13:16時頃に入浴中に右後ろに軽い腰痛。
【腰痛による予測】★★★→10/20頃まで
【腰痛体感】【新月+3】2026/10/14:17時頃に入浴して右後ろの腰痛が軽くなった。
【腰痛による予測】★★→10/21頃まで
→2026/10/15 14:10:千葉県北西部、M3.2、最大震1、深さkm、51km
その後、現時点では、かなり軽くなってきて、PCの前に座っている際には意識することもなくなった。
通常は腰痛が始まってから長くて1週間以内に関東圏で地震があるが、今日までに該当する可能性がある地震は、上記の千葉県北西部だけだった。
このM3クラスの地震が一度起きただけで、これが前兆だったとするには弱いだろう。
※私の「バイブル」の1冊の大著。この記事のコウノトリの事例も探してみたが、さすがに無かった。
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