【予言】北海道胆振東部地震から2年~大地震を予言していた人々~松原照子さん・リシルさん・郁代さんご主人

2020/09/06

予言

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北海道胆振東部地震から今日で2年経つが、この大地震を事前に予見していた人々や前兆現象のことを振り返ってみて、今後の減災に役立つ情報がないかどうかを探ってみたい。


■北海道胆振東部地震から2年

2018年9月6日3時7分に起きたM6.7、最大震度7の地震によって、43人の犠牲者、782人の負傷者が出たほか、建物の全半壊や一部損壊は、1万5千棟に上った。

M6.7の規模でも、内陸の直下地震では、このような甚大な被害が出てしまう。

また、札幌市の都市部も含めた液状化現象も発生して、被害を大きくした。

震源に近かったむかわ町は、アイヌ語に由来する地名らしい。

アイヌ問題と地震ということを考えると事の本質に近づいて行くかもしれないが、ブログ的にはどんどん脱線してしまうので書かないことにする。

いわゆる「人為的地震」説も同様で、陰謀論とは全く離れたところでの可能性はあると思うが、これも予言や前兆とは離れていくので、書かない。

■根室市沖でサンマが大漁

まず、あり得る前兆現象だが、そうかもしれないというものが少なくとも1件はあった。



8/28以降に、根室市の花咲港で、サンマの豊漁が報道された。
前年は記録的な不漁だったが、千島列島沖で大群が見つかった。

ただ、サンマの大漁・不漁が地震前兆だったケースというのは意外に無かったので、これもどうかわからない。

また、6月頃に釧路沖で1年ぶりに暖水塊が発生していたのも関係ありそうだ。

また、8月に入ってリングオブ・ファイア上でM6~M7規模の地震が頻発していた。

だが、東日本が乗っているオホーツクプレート上ではまだ起きていなく、警戒していた。




■郁代さんのご主人の夢

次に、人間による予言的なものだが、まず茨城県の郁代さん(仮名)のご主人が2018/08/08に受信したメールの抜粋。

今朝、主人が見た夢です
内容は、地震の被害調査へ行こうとして、ヘルメットを探しているものでした
地震の場所は不明ですが、国内で、かなりの被害地震のようでした

主人はあまりこのような夢は見ないのですが、2011年4月5日にも3.11の最大余震が起きる夢を見て、朝、起きた時に「ヤバイ!地震の夢を見た」という会話をしたのを今でも覚えています
この時は実際に3日後の4月8日夜11時32分、宮城沖を震源とするM7.1の地震があり、岩手で震度6弱でした
主人はちょうど被害調査で岩手におり、ホテルの9階の部屋から荷物を持って階段を下り、車で一晩過ごしたそうです

主人がたまに見る夢は、結構現実化することがあるので気を付けたいと思います
ちょうど関東に大型台風も迫っているし、今週末辺りは色々予言されているものもありますし、防災力を高めていきます



ご主人のお仕事は明らかにできないが、災害発生時に調査を行うような人であることはわかるだろう。

そして、ご主人が見た夢は、1か月後に「正夢」となった。
その後に、実際に北海道へ調査へ行くことになったのだ。

■リシルさんが東北で地震を予言

次に、リシルさんはこの地震前日の2018-09-05 08:47のリシルさんのブログ記事「霊さんからの御告げ」で、以下のように書いていた。

東北で震度4の地震が今日起きるそうだよ‼
三陸気をつけてね‼




リシルさんは、場所は違っても「方角」は妥当だったという例が多い。

「三陸」(北上山地)とこの地震の震源は、リシルさんが住む東京から見て、方角的にはそれほど変わらない。

■松原照子さん

これが最後の人になるが、世見者の松原照子さんは、地震の2年4ヶ月ほど前の2016/4/29の「北海道が揺れるかもしれない」と題したブログ記事を書いていた。

まず、この2年以上のタイムラグを見て、ガクッとなる人は多いだろう。
私自身も、詳しい事情を知らなければ(探求しなければ)、ここでスルーするかもしれない。

この記事で、松原さんはこう書いている。

この度の熊本県大地震の後、北海道が揺れるかもしれないと思ってしまいました。
「すぐ」とはどのくらいを指すのかがわかりませんが、これからの2~3年、北海道は揺れやすく、どこかの火山が活発になるかもしれません。
(松原照子、ブログ「幸福への近道」、2016/04/29より)



だが、これだけで終わりではない。
1週間後の2016年5月7日の記事「北海道の地図を見ています」でも、また北海道の地震を話題にしている。

今日も手元の地図はいつもと同じです。
何となく指を突っ込み開けると北海道でした。
勇払平野が他の字より大きく見えます。
(松原照子、同上)


「勇払平野」(ゆうふつへいや)は、北海道西部にある平野だ。
Wikipediaでは「勇払平野(ゆうふつへいや)は、北海道にある苫小牧市を中心とする平野」とある。

世見では、更に決定的な記述が続く。


「ムカワ」 アレ~漢字よりムカワが大きく見えました。
近くには苫小牧があります。
富良野までのこの辺りの沖で大きく揺れると影響を受けますが、夕張岳って火山なの? それとも普通の山なの?
(松原照子、同上)


この「ムカワ」というのは、「勇払平野」に続く記述ということで、容易に特定できる。
苫小牧市の東にある、北海道勇払郡(ゆうふつぐん)むかわ町だ。

松原さんは、北海道胆振東部地震の2年4ヵ月前に、その震源が「むかわ町」となることを予言していたのだ。



はっきり「地震が起きる」とは書いてはいないが、2016/4/29の「北海道が揺れるかもしれない」と題した記事の中で、「この度の熊本県大地震の後、北海道が揺れるかもしれないと思ってしまいました」と書き出しているのだから、これはもう、そうとしか解釈できない。


■今日の前兆現象

まず、ちび子の運動量だが、少ないがあった。



上で書いているように、すでに揺れたか、または今後揺れても大した地震ではないかもしれない。

市川ラドン濃度は上昇から下降に転じて、以下の通り。


9/2の私の頭痛体感も、上記の地震に対応するかもしれない。

2年前の北海道がそうだったように、台風一過の頃の方が大き目の地震に注意が必要かもしれない。


※災害発生時に、あると心強いもの。






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ノンフィクションライター、地震前兆研究家、超常現象研究家、ブロガーの百瀬直也が地震・災害などを扱うWebサイト/ブログ。

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