【地震前兆】島根県で深海魚リュウグウノツカイとサケガシラが同時に水揚げ~地震前兆か?近年の地震前兆事例を紹介

2023/05/29

地震前兆

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昨日05/28に島根県隠岐の島の近海の定置網に、深海魚であるリュウグウノツカイとサケガシラが同時にかかったという報道があったが、この出現が地震前兆である可能性を過去事例とともに検討したい。


■深海魚

2023/05/28朝、島根県隠岐の島の五箇地区沖合近海の定置網に、リュウグウノツカイとサケガシラが1匹ずつかかっていた。

リュウグウノツカイは全長40cm弱で、下半身が切れて息絶えていた。



サケガシラは全長90cmで、生きていた。



リュウグウノツカイは幼魚で、定置網の中で別の魚に襲われて自ら体を切り離す自切(じせつ)をした可能性があるという。


サケガシラは週に1回程度は見つかることから、隠岐の周辺に生息域がある可能性もあるという。



■過去の地震前兆

まず、リュウグウノツカイの出現事例は多いが、冬季に日本海で出現した事例では、ほとんどが地震とは結び付かないケースが多い。

海水温の異常か何かの理由で海面近くに浮上してくるのかもしれない。


過去に地震前兆だった可能性がある事例を以下にいくつか挙げる。

行末に出現場所から震源までの距離を示す。


・2018/01/06:神奈川県小田原魚市場で水揚げ。

→2018/01/10 07:30:千葉県東方沖、M5.2、最大震度2、4日後、200km


・2019/02/12:石川県志賀町相神の砂浜に座礁。

→2019/03/13 02:18:石川県能登地方、M5.5、最大震度5強、30日後、23km


・2019/07/22:台湾島南部・台東県卑南郷。

→2019/07/26 23:37:台湾南東沖、M6.0、4日後、220km


地震前兆の可能性の可否は、地震の規模・遅延・距離を総合的に考慮して判断することにしている。


次に、サケガシラは頻繁に出現するということで、地震前兆の可能性は低いだろうが、参考までに過去事例を1件だけ示す。


・2021/03/05:浜名湖南部でシラスウナギ漁の網に捕獲。

→2021/04/05 02:42:静岡県西部、M4.3、最大震度3、31日後、12km


これは地震の規模は小さいが、非常に近場で地震が起きた例だ。


■地震前兆か

では昨日の事例は地震と結びつくかというと、一般に日本海の出現では可能性が低くなる。

だが5月は各地で大きな地震が続いているため、念のため紹介することにした。


参考までに、05/01以降に起きたM5.0以上は24回で、その震源を以下に示す。



可能性として、大きめの地震があるとすれば、やはり能登半島沖あたりだろうか。


■今日の地震前兆

ナマジーは今日の午後に2回警告が出た。


・2023/05/29 16:30:静電1、電磁6:148163016

・2023/05/29 21:30:静電1、電磁8:148213018


今日は14:38に千葉県北西部でM3.5・最大震度1の地震があったが、またそろそろ揺れそうだ。



※最近ばけたん点滅が少ないと思ったら、3個が電池切れだった。

まもりだまは点滅が長く続くので見落とすことが少なくなる。







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ノンフィクションライター、地震前兆研究家、超常現象研究家、ブロガーの百瀬直也が地震・災害などを扱うWebサイト/ブログ。

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