【地震前兆】茨城県南部M5.3・最大震度5弱~「二重の虹」は地震前兆か?過去の前兆事例多数あり

2024/03/21

首都直下地震 地震前兆

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今朝03/21 09:080に茨城県南部でM5.3・最大震度5弱の地震が発生したが、昨日と今日の記事で書いたように昨日は千葉県各地で「二重の虹」が見られた。

では同様に地震前兆現象と思われる例が過去にどれだけあったかを紹介する。


■茨城県南部

TVのニュースを見ていると、地震の揺れを体験した人々の多くが「首都直下地震かと思った」と語っていた。



もちろん「本番」ではこの程度の揺れで済むわけはないが、即座にそのようなことを考えるほどに、メディアではその関連の情報が多いということで、防災意識を高めるためには、悪いことばかりでもないと言えるかもしれない。


■揺れていた時間

下記のInstagram動画にあるように、うちでは玄関に設置した気象計、ラドン測定器、ばけたんセットを常時Wi-Fiカメラで撮影・記録している。

今朝地震で揺れていた時間帯も、なんとかわかる。


Wi-Fiカメラの記録を2階のタブレットで再生して、それをスマホで動画撮影しているので、揺れる前から手振れしている。

画像クリックで動画が再生される。



ここ小平市では40秒くらい揺れていたようだが、上記インスタでも書いているように、揺れがはっきりわかるように振り子などを垂らしたりと、工夫してみたい。


■二重の虹

昨日の2本目の記事で書いたように、昨日の午後は関東各地で雨上がりの空で「二重の虹」が見られた。



下記のウェザーニュースの記事には、昨日03/20に関東で撮影された二重虹の写真が非常に多く掲載されている。

二重の虹の報告は千葉県が多く、他に東京都、埼玉県に集中している。



■不可思議な帯

上記の撮影場所を、下記のマップ上にプロットしてみた。

たとえば「千葉市稲毛区」とあれば、その中心あたりにピンク色の丸印を描いた。



これを見ると、今朝の茨城県南部の震源から房総半島のスロースリップと群発地震が起きていたエリアを結ぶかのように続いている。

太平洋プレートの沈み込みと関係してくるのではないかと妄想したくなるような、意味深な帯ができた。


タイミングと距離からして、やはり二重虹は地震前兆だったのではないか。


■二重虹→地震の事例

以下に、過去に二重虹の後で近隣で地震が起きた例を示す。
地震情報の末尾は、観測点から震源までのおよその距離。


◎2014/07/11:東京都
 →07/12 04:59:福島県沖、M6.8、最大震度4、300km

◎2021/05/17:東京都
 →05/21 07:10:千葉県東方沖、M3.9、最大震度1、114km

◎2021/10/19:北海道
 →10/19 21:36:青森県東方沖、M5.4、最大震度3、164km

◎2022/11/09:石川県
 →11/10 12:27:石川県能登地方、M3.0、最大震度1、24km

◎2023/11/24:宮城県
 →11/26 11:47:宮城県沖、M4.8、最大震度2

時間がなくなってきたので、今日はこの程度にしておくが、実際は数十件の事例を収集している。

今朝の地震は、二重虹が撮影された地点から最も近いところで、震源から10kmほどの近場だったようだ。
そういう意味では、かなり説得力がありそうな事例といえるだろう。







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ノンフィクションライター、地震前兆研究家、超常現象研究家、ブロガーの百瀬直也が地震・災害などを扱うWebサイト/ブログ。

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