■M6.0以上の地震
気象庁が公開している「震度データベース検索」では、1919年から記録を開始して以来の地震データを同庁サイトで検索できる。
一度に検索可能なのは1000件未満の縛りがあり、絞って行って1971年~2024年を指定すると、何とか収まる。
1971/01/01~2024/12/31 M6.0以上
上記の検索を実行すると、930件が見つかる。
西の端の中国でポツンと1件だけ大規模な地震が起きていて、気になる人がいると思うので情報を記しておく。
歴史に残る大きな被害が出た「海城地震」だった。
■何月が多いか
これからが本題で、日本で起きる地震のうち、何月が最も多く起きていたか。
1919/01/01~2024/12/31に起きたM6.0以上の地震を集計すると、下記のグラフのようになる。
このように、僅差だが11月が最も多く、次は10月と12月が同数となる。
上記グラフの左側に、四季ごとの集計もしているが、これによると秋が最も多い。
このように、秋季から冬季の前半頃が最も多くなる。
そして、最も少ないのが2月となる。
■警戒すべき月
このような知識があれば、今年も11月に入って大きな地震や津波に警戒していれば、11/09の三陸沖M6.9・最大震度4の地震も、全く知らないよりは落ち着いて対応できるのではないか。
ちなみに、上記の53年間の地震データでは、東京都内を震源とする地震は1件も起きていない。
だからといって、ずっと起きないわけではなく、例えば1000件未満でギリギリ収まるように1919年以降のM6.3以上を指定して検索すると、都内では3件の地震が起きていた。
最後に起きたのが1931年で、そろそろ次が起きてもおかしくないかもしれない。
いつか立川断層帯が動けば、ここ小平市の自宅はひとたまりもなく倒壊する可能性がある。
そうなる前に、多摩地区に住む自分達は都外へ脱出することが賢明かもしれない。






