今日は千葉県南部でM3~M4クラスの地震が19:30時点で5回発生したが、過去には9世紀にM6クラスの大地震が、今後は相模トラフでM7~M8クラスの地震が想定されるだけに長期的に注意が必要となる。
■千葉県南部
まず、今日20:40時点までに起きた千葉県南部の地震は以下の通り。
最大は10:25のM4.6、最大震度4だった。
1919年以降の気象庁の震度データベースで、千葉県南部のM4.0以上の地震を検索すると、143回しか起きていない。
たとえばこれが、千葉県北西部だと、546回、千葉県北東部では259回起きていた。
それだけ、地震発生頻度が低い。
過去の被害地震も多くはないが、それでも下記のような歴史に残る被害地震も起きていた。
1801/05/27:上総地震、M6.5、久留里城が破損
■千葉県の活断層
参考までに、房総半島の活断層を示す。
このように、活断層は千葉県南部に集中している。
他には、よく地震が起こる東京湾の北部にある。
■相模トラフの巨大地震
更に、房総半島付近で想定されているのが、「相模トラフ巨大地震」だ。
相模トラフ沿いで起きるM8級の巨大地震は、今後30年以内に0~19%の確率で発生すると予測されている。
■今後の発生確率
大正関東地震(関東大震災、1923/09/01)から100年以上経過し、いつ発生してもおかしくないとされる。
そして、M7クラスの地震は今後30年で70%程度と高い確率で想定されている。
現実に起きると、もちろん沿岸部では津波の恐れもある。
今日の千葉県南部あたりの地震は、頻度が低いが、巨大地震ではなくても最大M5クラス程度はあり得ると考えておいた方が良いだろう。








