今日は、特別な機器など使わなくても大きな地震の前兆を事前に掴む方法について概要を書き、また7月に創刊するリシルさんのnoteマガジンについても紹介する。
■気温・湿度の変化
私が長年の地震前兆現象の研究でわかってきたことの一つとして、大きな地震の前には気温や湿度の変化が見られることがある。
長期的には、たとえば311の前年などに見られた「猛暑の後で大地震」といった事象もあるが、短期的には、1~2週間以内に震源付近で気温・湿度の変化がある。
例として、昭和南海地震(1946/12/21、M8.0、最大震度5、犠牲者・不明者1443人)の発生月の室戸岬の気温変化グラフを示す。
このように、発生の19日前に日ごとの最高気温のピークがあり、次に7日前にもピークが見られた。
その後に下降した後で、本震が発生する。
大地震の多くの例では、地震の2週間~1週間ほど前に最高気温のピークが見られることが多い。
また、湿度については、上記グラフに書き入れているように、地震の4日前の06/21~06/23に平均湿度が100%になっていた。
もっとも、湿度については雨が降れば高くなるのは当然のため、判定は慎重に行う必要がある。
今日はそこまで解説する余裕はなく、別の機会に行いたい。
■岩手県沖地震
次に、2026/06/25 07:30に発生した岩手県沖、M7.2、最大震度6強の地震について見てみる。
下記グラフは、震源近くにある岩手県北東部の久慈の6月の日々の最高気温データとなる。
このように、地震の11日前にピークがあり、次に8日前にも同じくらいに気温が上昇した。
この時には、地震の当日にもピークが見られるが、細かく見るために同日の1時間ごとのグラフを見てみると、下記の通りとなっていた。
つまり、朝07:30に地震が起きていて、まだ気温ピークに達する前だった。
■山梨県東部・富士五湖
次に、06/26に最大震度6弱の揺れとなった山梨県の地震について見てみる。
地震の詳細は以下の通り。
2026/06/26 22:29:山梨県東部・富士五湖、M5.6、最大震度6弱、深さ20km、小平市から48km
そして、6月の震源近くの大月の日々の気温変化は以下の通りだった。
ここでも、地震の7日前に最高気温のピークが見られ、次第に下降していった。
このような法則性を知れば、自分が住む地域で日頃の気温や湿度の変化により、大地震発生リスクを推測することができる。
■リシルさんマガジン
次に、FacebookやInstagramなどSNS上では既に周知しているが、7月からリシルさんと組んで月刊noteマガジン『リシルの予言日誌』(有料)を発行することになった。
既に昨日2026/06/29に、創刊準備号(無料)を発行しているので、興味がある方は見てください。
※相変わらず、現代科学がひっくり返るような研究に関心をもっている。
いつか、実際にひっくり返るだろうが。








