【地震連鎖】ニュージーランド北方ケルマデック諸島でM6.3の地震~日本付近も地震に注意を

2021/06/21

地震予測 地震連鎖

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今日はニュージーランドの北方のケルマデック諸島でM6.3の地震が起きたが、その後にマリアナ諸島でもM5.4の地震が起きて、このパターンだと日本付近でも大きめの地震が続くかもしれない。

■ケルマデック諸島M6.3

まず、今朝ニュージーランド北方のケルマデック諸島でM6.3の地震が起きた。

その8時間後くらいには、マリアナ諸島北部でM5.4の地震も起きた。


2021/06/21 02:05:ケルマデック諸島、M6.3
2021/06/21 10:44:マリアナ諸島北部、M5.4


ケルマデック諸島は、下記のGoogleEarthのマップを見てわかるように、過去120年間でもM8クラスを含めて大地震が多発している。


過去24時間で起きた最新の地震はオレンジ色または黄色で示してあるが、本震も余震もほとんど埋もれてしまっている。

■ケルマデックプレート

今日の地震は、非常に複雑なプレート構造で起きていた。

東の大平洋プレートと西のオーストラリアプレートの間に、ケルマデックプレートという、南北に非常に細長く伸びているプレートがある。

ケルマデック諸島は、そのプレート上にある。


形状でいうと、ちょうどフィリピン海プレートと揚子江プレートに挟まれた沖縄プレートのような細長さだ。


このように形状は似ているが、沖縄プレートよりもケルマデックプレートの方が大地震の巣といった趣だ。

■日本への影響?

問題はこれからで、前述のようにマリアナ諸島北部でM5.4の地震もあった。
そうなると、環太平洋で時計回りに連鎖すると、次は日本あたりということになる。


ケルマデック諸島では、今年2021/03/05にもM8.1の地震が起きた。
その前後に起きたことを、天体配置も含めて示す。


【満】2021/02/27:惑星集合7

【+5】2021/03/04 19:28(UTC):ケルマデック諸島、M8.1

【新】2021/03/13 :

【+7】2021/03/20 19:09:宮城県沖、M6.9、最大震度5強

【満】2021/03/29 12:00頃:カイト

【+2】2021/04/01:イタリア・エトナ火山噴火

【新】2021/04/12

【S】2021/04/27 12:33:満月 0時頃にカイト

【+4】2021/05/01 10:27:宮城県沖、M6.6、最大震度5強

---

【-4】2021/06/21 02:05UTC:ケルマデック諸島、M6.3

【満】2021/06/25


前回は満月の5日後に起きたが、今回は満月の4日前だった。

5月の月食から日食と続いた期間には、幸いに日本では大きな地震が無く過ぎた。
だが、次回は普通の満月とはいっても、流れからすると注意が必要だ。


また今日は夏至だったが、夏至・冬至の前後にもなぜか大きな地震が起きる傾向があるので、プラスαがある。


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ノンフィクションライター、地震前兆研究家、超常現象研究家、ブロガーの百瀬直也が地震・災害などを扱うWebサイト/ブログ。

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