【地震前兆】オジギソウの葉が閉じる仕組みを解明~地震前の葉閉じと開花の例もある

2023/01/01

オジギソウ 地震前兆

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今日1/1の元日、埼玉大学の研究チームがオジギソウの葉が閉じる仕組みを世界で初めて解明したということが報道されていた。

昨年11月に同様の報道がされて『夢求三昧ブログ』で紹介したが、今回は私の1年半にわたる観測から、オジギソウの葉閉じと開花が地震前兆現象である可能性が大きいことを実データと共に紹介する。


■オジギソウの葉閉じの仕組みを解明

今日は元日ということで、被害を生じる大地震などについては取り上げないことにした。


埼玉大学の研究については、報道を受けて昨年2022/11/18の『夢求三昧ブログ』の方で紹介していた。



2022/11/14のテレビNHK第1放送の報道で、埼玉大学などの研究チームが、遺伝子組み換えの技術を使い実験した結果、葉が動く仕組みを解明した。

それによると、オジギソウは昆虫から身を守るため葉を動かしているという。


葉を閉じた方が、見かけの面積が小さくなり、それによって虫たちに食べられる被害を少なくすることができる。


■開花と地震

以上のことだけならば、このブログで紹介することもないが、問題はオジギソウの「地震予知能力」があるかどうかだ。


2021年春からオジギソウの種を蒔き、果たして本当に「地震予知草」なのかを自ら検証することにした。


その後、オジギソウの葉閉じではそれほど顕著な地震との関係は見られなかった。

だが、その過程で、新たな発見をした。


それは、オジギソウの「一斉開花」が関東で一定規模以上の地震が起きる前に見られることだった。


特に、昨年2022年6月にオジギソウを5株購入して、夏から秋までに一斉開花すると1~2日以内に関東の近場で一定規模以上の地震が発生することに気づいた。


ここでは、多数ある前兆事例のうち、1日に30輪以上開花して、その後に地震が起きた例を示す。


●2022/09/09 08:50:38輪開花

 →2022/09/09 18:55:茨城県北部、M4.5、震度3、深さ10km、150km

 →2022/09/09 23:03:茨城県北部、M3.0、震度1、深さ10km、150km


●2022/09/17 08:00:32輪開花。
●2022/09/18 10:00:5輪開花

 →2022/09/18 11:09:千葉県北東部、M4.6、震度3、102km


●2022/09/22 09:00:40輪開花

 →2022/09/22 07:24:千葉県東方沖、M5.3、震度2、180km


●2022/09/23 09:30:30輪開花

 →2022/09/23 09:53:茨城県南部、M4.7、震度3、80km


●2022/09/24 08:30:30輪開花

 →2022/09/24 10:00:福島県沖、M4.1、震度2、250km

 →2022/09/25 07:31:茨城県北部、M4.2、震度2、157km


開花時と地震発生時が逆転しているものもあるが、地震発生時には既に開花していたと判断している。


このように、関東圏でM4以上の地震が起きる時には、その1日前くらいに一斉開花が見られることがわかった。

オジギソウの開花が地震と関係あるなど、恐らく海外でもそういう説はないだろうが、これまで収集したデータでは、「たまたま」そうなったとは考えにくい。


今年の夏以降、3年目のオジギソウ栽培を開始して、研究を続けたい。



※これまでの経験では、オジギソウは屋内でも冬越しは難しいが、エバーフレッシュならば何とかできて、葉閉じによって地震予測ができる。

ただし、うちのように2階に置いたりすると「感度」が鈍るようだ。







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ノンフィクションライター、地震前兆研究家、超常現象研究家、ブロガーの百瀬直也が地震・災害などを扱うWebサイト/ブログ。

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