今日6/14に千島列島でM6.1・最大震度1の地震が起きたが、これは「異常震域」を伴う地震かもしれず、また6/7に宮城県沿岸で「副振動」も発生しているため、北海道から東北あたりは二重に注意が必要となる。
■千島列島
まず、地震の詳細は以下の通り。
2025/06/14 03:36：千島列島、M6.1、最大震度1、深さ10km
このところ、広義の「北米プレート」の北の方で地震が多発している。
下記マップは、2025/06/14 21:20時点の過去24時間で起きたM2.5以上の地震。
このように、広義の「北米プレート」で地震が集中している。
狭義の「オホーツクプレート」つまりカムチャツカ半島以南でも多発している。
■異常震域の法則
また、今日の千島列島の地震では、岩手県盛岡市まで震度1となり、いわゆる「異常震域」を伴っていた。
もっとも、通常は「深発地震」について用いる用語だが、今回は深さ10kmの浅い震源だった。
そのため、いつものように「異常震域の法則」が当てはまるかどうか、微妙となる。
念のため、下記の通り予測を行う。
実際、浦河沖の周辺では大きめの地震が頻発しているために、浅発地震であっても注意が必要だろう。
他にも、最近の北方の地震では同様の異常震域を伴う地震が他にもあるが、必要に応じて明日以降に地震予測を行うことにしたい。
■副振動
このところ副振動が多発しているが、宮城県沿岸で6/7にまた発生した。
このため、しばらくは地震に注意が必要となる。
今日は06/14 19:47に宮城県沖、M4.9、最大震度2の地震が起きたが、これも対応する地震かもしれない。
そうだとしても、地震の規模からしても、これで終わりとなる可能性は低いだろう。
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