今夜はヒネムが3日ぶりに2輪開花したが、殆どの場合は開花から2日以内に関東でM3~M5クラスの地震が起きるので周知するとともに、福岡県ではアオノリュウゼツランが激レア開花したことも紹介する。
■ヒネム開花
まず、ヒネム(緋合歓)の開花の過程を時間軸に沿って示す。
下記の写真は、2日前の07/19 13:50時点のヒネムの蕾。
そして2日後の今日、07/21 17:10時点では、下記のようになっていた。
まだ完全な開花とは言えず、縮れたようになっている。
経験を積んできて、この状態だと今日中に開花するだろうと大体わかる。
そして、暗くなった17:45時点で、下記の通り2輪が完全に開花していた。
■地震前兆事例
前回は下記の通り、3日前にヒネムが開花した。
2025/07/18 夕方:ヒネム1輪開花
→2025/07/19 02:11:茨城県北部、M3.2、最大震度1、深さ60km、小平市から130km
そして上記の通り、日付が変わった深夜に茨城県北部の近場で地震が起きた。
2022年9月に初めてヒネムを購入して以来、植物の開花の記録をとってきて、開花記録はこれまで121回、Excelに記していた。
うち、2日以内に関東で地震が起きなかったケースは、20回に満たない。
その意味では、他のシロバナネムノキやオジギソウなど全ての研究対象の植物のなかで、地震前兆の「優等生」といえるかもしれない。
5日前から、広義の北米プレート上で下記のようにM7クラスの地震が続いている。
2025/07/16 20:37:アラスカ半島沖、M7.2
2025/07/20 15:49:カムチャツカ半島沖、M7.4
このため、次はオホーツクプレート上の東日本で大き目の地震が起きる十分あり得るだろう。
■アオノリュウゼツラン開花
記事を書き上げた直後に、レア開花のニュースを知った。
福岡県福岡市東区の国営海の中道海浜公園のフラワーミュージアムで、アオノリュウゼツランが開花した。
開花が地震前兆であることも多く、通常は2週間以内くらいに近場で地震が起きる。
