自分が初めて耳鳴りなどの「体感」をしたのはいつ頃だったか調べてみると、22年ほど前の記録にたどり着き、その後の新潟県中越地震の前日にも強い耳鳴りがあったが、電磁波過敏症の症状とされる事象と地震前兆現象は被るものが多く、いずれも電磁波に起因するものだとわかる。
■2003年の記録
耳鳴りなどの「体感」の記録をまとめているExcelを見ると、初めて「体感」した記録として、2003年6月に「この頃はじめて、耳鳴りが地震前兆の可能性を検討し始めた」とだけ書いていた。
日にちを記した体感としては、下記のものが最初だった。
・2004/10/05:19:30に仕事を終えて川崎市のT社工場から出ようとしていたときに、久々に耳鳴りがあった。
→2004/10/06 23:40:茨城県南部、M5.8、最大震度5弱、小平市から66km
これだけ大規模な地震が近場で起きれば、たしかに気づくほどの体感があったのだろう。
その次に、同月の記録がある。
・2004/10/22:夜に飛行機上で感じるような耳の閉塞あり。
→2004/10/23 17:56:新潟県中越地震、M6.8、最大震度7、小平市から182km、犠牲者589人
深さ13kmの直下型地震ということもあって、多大な被害が出る地震となった。
普段はあまり意識していないが、さすがにM6クラスの規模となれば、日本海側の地震でも強い体感が出るのだと再認識した。
この時、今でいう「耳の閉塞」を感じていた。
片耳または両耳で、耳圧と共に、一瞬「閉塞」つまり音が聴こえなくなる。
■耳の閉塞の例
以下に、中越地震の翌年の例を示す。
2005/08/17 00:10:両耳が一瞬聞えなくなり、続いて左耳に数秒間、圧を感じた。
→2005/08/17 09:30:栃木県南部、M4.1、最大震度2、小平市から81km
書いていないが、恐らくその後に耳鳴りが続いたのだろう。
このような体験を繰り返していき、嫌でも法則性がわかってきた。
