11日前になるが、10/21に福井県嶺南でM5.1の深発地震が起きていて、これが「異常震域」を伴う深発地震だったことを見落としていたので、自説に基づく法則性により地震予測を行う。
■福井県嶺南
地震の詳細は以下の通り。
2025/10/21 04:04:福井県嶺南、M4.9、最大震度1、深さ360km
毎日のように国内で起きる地震をウォッチしている人でも、「そんなところで地震があったっけ?」と首をかしげるかもしれない。
実は、地震発生当初は震源が「京都府北部」となっていたのが、2日後に気象庁の震度データベースに収められた時点で変更があったようだ。
■異常すぎる異常震域
今日、「震度データベース検索」で見つけたデータでは、震源が「福井県嶺南」となり、最遠の震度がついた地域が上記マップのように福島県浪江町だった。
それが、下記の図のように変わっていた。
発生時刻は同じで、地震の規模もM4.9からM5.1に変わっていた。
ブログタイトルで「異常中の異常震域」としたのは、震源から異常震域となった浦幌町桜町までは千キロ以上の距離があるためだ。
このように、震源域を変更されると混乱することがあるが、気象庁では正確を期して行っているので仕方ない。
■「異常震域の法則」による予測
もっとも、この法則性を発見してから、M5クラスの地震は良く起きていたが、M6クラス以上の地震は、そう頻繁には起きていない。
それは、規模ごとに地震発生の頻度が異なるため、当然のことだろう。
だが、たとえば昨年の能登半島地震の前のように、M7クラスとなると、異常震域を伴う深発地震が多発することもある。
下記の図は、その最後の7日前に三重県南東沖で起きていた地震による予測だった。
このため、12月下旬までは北海道周辺で地震に注意が必要となる。






