【地震予測】今年の南海トラフ巨大地震と首都直下地震はどうなるか?最新の黒潮流路から推測する

2021/01/02

黒潮 首都直下地震 南海トラフ

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そういえば年末から超多忙で、(自説では)南海トラフ巨大地震や首都直下地震の発生にとって非常に重要な要素である黒潮大蛇行の状況について長いこと書いていなかった。

最新の長期予測から推測してみたい。


■黒潮長期予測

いつも参照する『黒潮親潮ウォッチ』で、最新の黒潮の長期予測は12/30に発表されていた。



この記事の冒頭には、こうある。

黒潮大蛇行から大きく渦がちぎれて大蛇行が終わっていると言える状況でしたが、小蛇行が東に移動し、大蛇行の状況が再開していると言えます。中断の期間を含めれば黒潮大蛇行は約3年5か月つづいています。しかしこの状況は安定しない可能性があります。

最新の黒潮大蛇行の状況は、年末休みで1週間ほど前のものになるが、2020/12/26時点ではこうなっている。


また海上保安庁の海洋速報では、こうなっている。


同じ日の流路だが、多少表現方法が異なるようだ。
紀伊半島沖から南東へと大蛇行している。

長期予測では、この蛇行は更に大きくなる予測だという。

■今後の長期予測

そして問題の長期予測だが、下記グラフのように、大蛇行を作る渦の強さを示す冷水面積は、今後上昇したあとで急激に縮小する。
赤線の部分が最新の予測だ。


この前の週の予測では、点線で示すように、2月頃に急下降して、大蛇行の終了を示唆する2を下回るようになっていた。
それが今回は、そこまで下降しないという予測に変わった。

結局昨秋から、終わる終わると言われ続けていたが、まだ終わらずに大蛇行が続いている。

グラフの実線で描かれているように、12月頃に4を下回り、危ない時期だった。

ただ、春になってからのことは、わからないとしか言えない。
どんな専門家でも、推測が難しいのだ。
少なくとも、この春頃までは南海トラフ巨大地震も首都直下地震も、起こる可能性は低いといえるだろう。

もし東京五輪が強行されるならば(そう望んでいる国民は少ないようだが)、その頃にはどうなるかわからない。

■南海トラフと南関東直下

以前は、上記のグラフの赤線を伸ばしてその後の予測をしていたが、黒潮の長期予測は毎回のように大きく変わるものだとわかってからは、あまり意味がないと思ってやめた。

だが、この分でいくと、今年春頃にはまだ黒潮大蛇行が続いている可能性が高いといえる。

以下に、黒潮大蛇行の存在がわかった以降の、大蛇行終息後に南海トラフと南関東直下で大きな地震が起きた例を示す。

【大蛇行】1854年(開始・終了月不明)(1年間?)
【南海】1854年12月23日:安政東海地震、M8.4
【南海】1854年12月24日:安政南海地震、M8.4
【南関東】1855年11月11日:安政江戸地震、M6.9-7.4
【南関東】1856年11月04日:埼玉県中南部、M6.0–6.5
---
【大蛇行】1890年~1891年(2年間)
【南関東】1891年12月24日:山梨県東部、M6.5
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【大蛇行】1917年2月~1922年3月頃(約5年1カ月間)
【南関東】1922年04月26日:神奈川県東部地震、M6.8
【南関東】1923年09月01日11時58分:関東地震、M7.9、犠牲者・行方不明者10万5,385人。
【南関東】1924年01月15日:丹沢地震、M7.3
---
【大蛇行】1934年3月1日~1944年前半(約11年間)
【南海】1944年12月7日:昭和東南海地震 M7.9
【南海】1946年12月21日:昭和南海地震 M8.0、犠牲者・行方不明者1,443人
---
【大蛇行】1975年8月~1980年3月(約4年8カ月間)
【南関東】1980年09月25日:千葉県北西部、M6.0、最大震度4、犠牲者2人。

私には、この相関が「たまたま」そうなったとは思い難い。
黒潮大蛇行が終息した直後に、これだけの大地震が起きていたのだ。

■明らかな傾向がある

安政・昭和の南海トラフ地震や、南関東直下地震は、黒潮大蛇行が終了した直後に起きる傾向がある。
…と私が考えている根拠は、こういうところにある。

その理屈的な面は、いつも書いているが、元気象庁の岡田正実氏によれば、黒潮大蛇行発生中は潮位が変化する(高くなる)ために、その水圧で地震の発生が抑えられるのではないかという。

私は様々な事象について「ソノサキ」を見つめるが、その多くが科学の大勢を占める意見となっているものではないことは、言うまでもない。
だが、多くの人命が失われる可能性があることを、黙って見過ごすわけにはいかない。

そのことで嘲笑されたりするのは、悲しいくらいに慣れている。
世間体を気にしていたら、こんなことはできない。

今年もまた、その孤独な道を歩むことになるだろう。

■今日の前兆現象

1/2 6:10から無人チャイムが2回続けて鳴った。
玄関チャイムは「ピンポーン」の音に設定しているのに、無人で鳴る時にはほとんどが音楽になる。
しばらく鳴っていなかったが、朝のこの時間帯に決まって鳴るようだ。


※無線LAN中継機、寝室にも起きたくなり、定評あるTP-Linkのものを買った。
1/5までAmazonの初売りで色々安い。










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ノンフィクションライター、地震前兆研究家、超常現象研究家、ブロガーの百瀬直也が地震・災害などを扱うWebサイト/ブログ。

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