【地震連鎖】トンガの火山噴火や巨大地震が怖いわけ~その後に巨大地震や大噴火が続くことも

2022/02/07

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1/15に大規模な海底火山噴火が起きた南太平洋のトンガあたりは、過去に巨大地震も多く起きていて、今回の噴火も含めて、環太平洋への影響は大きいものがある。

そのことを、過去データをもとに解説する。


■トンガの海底噴火

一昨日の朝にTOCANAで出た私の記事は、先ほどまで人気記事ランキング1位に居座っていて、かなり反響があったようだ。



この記事では、昨年の大地震・火山噴火の起こり方が3.11の前と類似していることを示した。

先日1/15に大規模な海底火山噴火を起こしたトンガは、過去に海底噴火以外にも巨大地震も頻繁に起きていた。


火山学者によって異なるが、フンガハアパイの噴火はVEI5かVEI6とされ、1000年に一度の大噴火ともいわれる。

その後の環太平洋全体への影響を考慮すると、今後の日本でも注意しなければならない。


■トンガの巨大地震・噴火

以下に、過去100年ほどでトンガ周辺で起きた巨大地震と海底噴火を示し、その後に環太平洋で続いた大地震・火山噴火を並べる。


1919年04月30日:トンガ、M8.3

【噴火】1919年05月18日~12月23日:大島三原山噴火。

1919年05月19日:インドネシア、ケルート山、土石流・洪水で犠牲者5,110名

1919年06月29日:イタリア北部、M6.2、犠牲者100人。

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1994年12月28日、三陸はるか沖地震、M7.6、最大震度6、津波55cm、犠牲者3人。

1995年01月17日:兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)、M7.3、犠牲者6437人

1995年04月07日:トンガ、Mw7.4。

1995年05月14日:東ティモール、Mw6.9、津波、犠牲者・負傷者40人。

1995年05月28日:サハリン北部・ネフチェゴルスク地震、Mw7.1、犠牲者2千人

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2006年05月04日:トンガ、Mw8.0

2006年05月27日:ジャワ島中部地震、Mw6.2、犠牲者5,000人以上

2006年7月17日:ジャワ島南西沖地震、Mw7.7、犠牲者500人以上

2006年11月15日:千島列島沖地震、Mw8.3

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【噴火】2009年03月16日:トンガ、フンガ・トンガ=フンガ・ハアパイ海底火山噴火、新島生成、VEI2

2009年04月06日:イタリア中部・ラクイラ地震、Mw6.3、犠牲者308人

2009年08月11日:駿河湾、M6.5、最大震度6弱、犠牲者1人、最大40cmの津波。

2009年08月13日:八丈島東方沖、M6.6、最大震度5弱

2009年09月02日:ジャワ島西部沖、Mw7.0。犠牲者・行方不明者約130人

2009年09月29日:サモア沖地震、Mw8.1、日本に津波36cm。

2009年09月30日:スマトラ島沖地震、Mw7.7、犠牲者1,100人以上

【噴火】2010年02月03日:福徳岡ノ場海底噴火

2010年02月27日:チリ・マウレ地震、Mw8.8。

2010年2月27日:沖縄本島近海、M7.2、津波10cm。

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2014年08月03日:中国、雲南省昭通市魯甸県竜頭山鎮、M6.5、犠牲者617人

【噴火】2014年09月27日:御嶽山噴火(水蒸気爆発)、犠牲者・行方不明者63人

2014年11月22日:長野県神城断層地震、M6.7、最大震度6弱。

【噴火】2014年12月14日:トンガ・フンガトンガ海底噴火。

2015年04月25日:ネパール中央部、Mw7.8、犠牲者約8900人

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【噴火】2022/01/15:トンガ・フンガトンガ・フンガハアパイ海底噴火、VEI5~6、噴煙高度16000m、津波80cm

2022/01/22:日向灘、M6.6、最大震度5強


■昨年からの流れ

一昨日のTOCANAの記事で書いたように、昨年8月13日に福徳岡ノ場で海底噴火など3日間で大地震・噴火が集中して起きた時に、これは尋常ではないと感じた。

そして、日本の特に西日本で大きな地震に要注意とトカナで警告した。



その後、1/15のトンガ海底噴火の直後に起きたのが、日向灘の地震だった。

今後もまだ油断はできない。


■インド洋M6.3

次に、3日前の日本時間2022/02/04 00:58にペルー北部の内陸でM6.5の地震が起きた。

そして今日未明2022/02/05 05:25にインド洋のオーストラリア南西沖でM6.3の地震が起きた。



注目すべきはインド洋の方で、ここで大きめの地震があると、その後なぜかオホーツクプレート上で大地震・巨大地震が続くことが目立つ。


昨年2021/05/12 23:5には、インド洋でM6.7の地震があった。

その時に書いたブログ記事がある。

ここで、過去にインド洋のM6クラス以上の地震の後で環太平洋で大地震が連鎖した例を示している。



では、この時はどうだったかというと、下記のような地震が起きた。


2021/05/12 23:05:インド洋、M6.7

2021/05/14 08:58:福島県沖、M6.3、最大震度4

2021/05/16 12:23:十勝沖、M6.1、最大震度3

2021/05/22 04:04:中国・青海省、M7.3

2021/07/13 09:30:千島列島、M6.2、最大震度2

2021/07/24 04:48:フィリピン、M6.7

2021/07/29 15:15:アラスカ沖、M8.2



西日本のフィリピン海プレートではなく、オホーツクプレート上の方が地震が連鎖することが多い理由は、まだはっきりしない。

今回も、少なくとも1~2ヶ月間は日本でも大き目の地震に注意した方が良いだろう。


以上の理由から、西日本と東日本のいずれも、しばらくは大きな地震に注意が必要だ。



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ノンフィクションライター、地震前兆研究家、超常現象研究家、ブロガーの百瀬直也が地震・災害などを扱うWebサイト/ブログ。

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