【地震予測】夏至直後にアフガニスタンでM5.9犠牲者1000人以上の被害地震~「ついに来たか!」と思ったわけ

2022/06/22

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今日日本時間の14:54にアフガニスタンでM5.9の地震が発生し、千人以上の犠牲者などの被害が出ているが、夏至の前後にはユーラシア大陸で大きな被害地震が起きる傾向がわかってきた矢先の地震だった。


■アフガニスタンM5.9

今日、日本時間2022/06/22 14:43に、アフガニスタン東部のパキスタンとの国境付近でM5.9の地震が発生した。


2022/06/22 14:54JST:アフガニスタン東部、M5.9




22:05時時点で、NHKの報道では犠牲者が「1000以上」としている。

これから更に増えるかもしれない。


震源はホースト市の南西約46kmの地点で、深さは約10km。




このあたりで地震が起きると、たとえM5クラスでも数千人の犠牲者が出ることも稀ではない。


下記のYouTubeニュース動画は英語になるが、地震後のアフガニスタンの状況が紹介されている。




■「ついに来たか」

この地震のニュースを知って、「ついに来たか」と思った。

その理由は、一つには、6/8の記事で書いた山口県東部の地震。


2022/06/07 11:33に、山口県東部で、M4.0、最大震度2の地震が起きた。

この6/8の記事では、山口県東部という稀にしか地震が起きないところで揺れると、逆に注意が必要と書いた。


そして、インド、イランなど大陸で甚大な被害を伴う大地震が起きることもあることを、データとともに示した。




■夏至の頃には

もう一つは、昨日書いたことに関連する。


夏至の前後には大地震が起きやすいという自分の発見を思い出した。

それで、過去に夏至の前後に大きな地震が起きた例を、徹底して調べてみた。


その作業の最中に、アフガニスタンで地震が起きたことを知った。

それで「やっぱり…」と思ったのだ。


今日の調査結果は、私のnoteマガジン『地震予知マガジン』に収めた有料記事『【研究】大地震・火山噴火はスーパームーン・日食・月食の時に最も起きやすい~データ多数あり』に追記した。


この7万文字以上を費やしているnote記事では、過去の満月・新月・日食・月食・スーパームーンなどのデータとともに、その前後に世界で起きた大地震・火山噴火を網羅している。


これまで膨大な時間と労力を費やした研究結果であるため、それなりの価格を設定している。




■夏至前後に起きた大地震

上記のnote記事でまとめている地震データのうち、夏至の前後に起きたものを以下に抽出してみた。

【-2】といった数字は、とりあえず無視してください。



【-2】0872/06/23:イラン、M6.8、犠牲者2万人。

【夏至】0872/06/24頃


【+5】1515/06/17:雲南、鶴慶地震、M7.8、犠牲者数千人。

【夏至】1515/06/26


【-6】1584/06/17:トルコ・エルズィンジャン、M6.7、犠牲者1万5,000人。

【満】1584/06/23

【夏至】1584/06/25


【+6】1718/06/19:甘粛・通渭・甘谷地震、M7.5、犠牲者7万5000人。

【夏至】1718/06/24


【-6】1806/06/11:チベット、錯那、M7.5、犠牲者100人。

【日】1806/06/16 16:24UTC:皆既日食

【夏至】1806/06/23


【-7】1819/06/16:インド、M7.6~8.4、犠牲者1,500~3,000人。

【満】【夏至】1819/06/23 17:28


【-3】1897/06/12:インド・アッサム州、M8.3、犠牲者1,508人。

【満】1897/06/15 06:00:

【夏至】1897/06/22


【0】1956/06/09 23:13UTC:アフガニスタン中部、M7.3

【夏至】1956/06/21


【夏至】1957/06/22

【-1】1957/06/27:ロシア・バイカル湖北東、M7.9、犠牲者1,200人。


【-7】1981/06/11:イラン南部、M6.9、犠牲者3千人。

【満】1981/06/18

【夏至】1981/06/21


【-3】1990/06/20:イラン、M7.4、犠牲者4万人以上。

【夏至】1990/06/22


【夏至】2002/06/21

【-2】2002/06/22:イラン北西部ガズヴィーン、M6.5、犠牲者262人。


【+7】2012/06/11:アフガニスタン、Mw5.7、犠牲者80人。

【日】【夏至】2012/06/21:金環日食



これらの震源を、下記のマップに記してみた。




■夏至前後の地震の傾向

これらの地震を、夏至の前と後で集計すると、こうなる。


夏至の前:11件

夏至の後:02件


圧倒的に、夏至の直前に大きな地震が起きることが多い。

このことは、集計する前からわかっていた。


昨日の記事で紹介した、大阪府北部地震や山形県沖地震など、夏至の直前に起きた例が多い。


ちなみに、南半球では現在は冬至の時期であり、夏至は12月下旬となる。

では南半球ではどういう傾向があるかと知りたくなってくるが、これは後日の課題としたい。


今年は過ぎてしまったが、来年以降には、月齢にかかわらず、夏至の数日前から大きな地震に注意が必要ということを覚えておいてください。



■今日の地震前兆

まず耳鳴り体感。

2022/06/22 19:28、左耳が数秒間閉塞→弱いピー音の耳鳴り数秒間。

2日以内くらいに必ず地震が起きるパターンだが、あまり強くないので比較的規模が小さめか距離が遠いかもしれない。


ばけたんは、昼頃から点滅が多くなり、「まもりだま」も2回点滅している。

その後に福島県沖と中通りでM3クラスの地震が起きたが、その後も点滅が多い。


今日はこの1本で終ろうと思っているが、イオノグラムを見てしまうと、そうは行かないかもしれない。

19:30時点のデータを見ると、どこでも揺れそうだが、稚内が強く、また能登半島あたりか東北か。





※長年愛用しているのはトランス脂肪酸フリーのエキストラバージンオリーブオイル。










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ノンフィクションライター、地震前兆研究家、超常現象研究家、ブロガーの百瀬直也が地震・災害などを扱うWebサイト/ブログ。

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