【地震前兆】3.11を予測していたロシアのアレクセイ・リュブシン氏が日本で大規模な地震を警告?

2023/03/06

地震予測 天体配置 東日本大震災 南海トラフ

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3.11も予測していたというロシアの科学者が日本で3ヵ月以内くらいに日本で大地震が起きる恐れがあると警告していて、その内容の「信憑性」も含めて検討したい。


■3.11も予測していた科学者

今日の1本目はオランダのフッガービーツ氏の地震予測を紹介したが、続いてロシアの科学者の予測を。


ロシアのメディアによると、シュミット記念地球物理学研究所の研究員でロシア科学アカデミー会員のアレクセイ・リュブシン氏が、2023年3月~5月の間に日本南部で極めて大型の地震が起きる恐れがあると指摘している。


リュブシン氏は日本の独立行政法人防災科学技術研究所(NIED)がWeb上で公開している低周波微動のデータを使用して地震を予測しているという。

そして、東日本大震災の3年前には、低周波微動の値が異常に高くなったために大規模な地震を予測していた。


今回リュブシン氏が予測する範囲は、日本南部の沿岸部と千島列島やカムチャツカ半島も含まれている。


■過去の予測

この科学者の予測がどれだけ妥当なのかということを、過去の地震予測を例に見てみる。


2013年4月時点の情報で、リュブシン氏の研究によると、南海トラフで2013年秋頃から2014年春頃の間に巨大な地震が発生する可能性があると予測していた。

では、その結果「南海トラフ」付近で大きな地震は起きていただろうか。


該当期間で、「南海トラフ」とその周辺で発生していたM6.0以上の地震は、下記マップの通り。


このうち、特に南海トラフに近い震源では、下記の地震があった。


2013/09/04 09:18:鳥島近海、M6.8、最大震度4、深さ445km


まず、自説では「黒潮大蛇行」の発生中はこの海域では南海トラフ巨大地震を含めて大きな地震が発生する可能性は非常に低い。

では、この時に黒潮大蛇行が起きていたかというと、2013年7月から約10ヶ月間、黒潮大蛇行が発生していて、その期間中に起きていた。


だが、この地震の発生時には、上記マップのように、震源が大蛇行の渦の内側にあったかどうか微妙なところだ。


それでも、この地震は自説と矛盾しない。

なぜならば、これまでの私の調査では、震源の深さがおよそ300km以上の深発地震は、黒潮大蛇行の影響を受けないからだ。


その点を考慮する前は、このところで行き詰ったのだが、深発地震を除外することによって、過去の地震データがきれいに説明できるようになった。


話が脱線したが、この地震がリュブシン氏が予測していたものであるとすれば、予測は適切だったということになる。

だが、リュブシン氏は「M9クラス」を想定していたため、規模の点では大きく異なっていた。


■報道の問題点

だが、今回の報道は、大きな問題がある。

というのも、報道の出所が「スプートニクニュース」であるためだ。


下記のWikipediaを見ていただければ推察できるだろうが、ここは政府の方針に沿った内容を報道する機関だという。



リュブシン氏自身は、前述のように過去の地震予測の妥当性などから、ある程度信頼が置ける学者だろう。

だが、上記の事情のため、穿った見方をすれば今回のリュブシン氏の地震予測の報道は、どこまで本当なのかという疑念が湧いてくるのだ。


もちろん今回も真剣な研究の結果として導き出されたものである可能性もあるが、このような事情のため、判断が難しい。

もし真剣な研究の結果だとすれば、今日の1本目で書いたフッガービーツ氏の予測とも被る部分があるため、日本周辺は更に要注意となる。


以上の事情を鑑みて、この記事にある情報は、SNSなどでシェアしていただく場合は、誤解のないように十分な説明を付加してください。


■桜島が噴火

今日2023/03/06 02:04に桜島の昭和火口で噴火が発生し、噴煙が高さ2700mまで上った。



フッガービーツ氏は火山噴火まで予測しているのか不明だが、そうだとすれば、これも予測していた一つとなる。


■頭痛体感

今日も夕方から頭痛が始まり、夕食後に頭痛薬を飲んでしばらくして収まった。



現在予測中の頭痛体感は以下の通り。


・2023/03/03:夕方から頭痛が始まり次第に強くなり横になり、夕食後に頭痛薬を飲んで数時間後に収まる。★★★★→2023/03/06~07。

 →2023/03/06 01:57:新島・神津島近海、M3.4、最大震度1、172km


・2023/03/04:夕方から軽い頭痛と眠気で夕食後にしばらく横になる。★→2023/03/07~08。


・2023/03/06:夕方から頭痛が始まり夕食後に頭痛薬を飲んでしばらく横になり収まった。★★→2023/03/09~10。


太陽フレアは、3/4にXフレアが起きた後もMクラスが続いている。


明日3/7は満月で、1本目で書いたようにフッガービーツ氏も私も天体配置から警戒している。



※ACアダプター付きモバイルバッテリー、しかもケーブル付き。

なぜこういうものが最近まで無かった?

自分も欲しくなってくる。





※YouTube動画はこちらに。



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ノンフィクションライター、地震前兆研究家、超常現象研究家、ブロガーの百瀬直也が地震・災害などを扱うWebサイト/ブログ。

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