昨日11/09に三陸沖でM6.9・最大震度4の地震が発生したのはスーパームーン満月の4日後だったが、次の新月はマイクロムーンとなり、その前後も注意が必要となることを過去データを示して解説する。
■スーパームーン前後に起きた地震
まず、11/05のスーパームーン満月の数日前から起きていた地震は以下の通り。
【-2】2025/11/03 05:29:アフガニスタン北部、M6.3、深さ28km、犠牲者20人以上
【-2】2025/11/03 17:44:カムチャツカ半島南東沖、M6.1、深さ101km
【-1】2025/11/04 04:16:三陸沖、M5.2、最大震度2、小平市から545km
【-1】2025/11/04 12:45:カムチャツカ半島南部沖、M6.0、深さ35km
【0】2025/11/05 08:29:カムチャツカ半島南部沖、M6.0、深さ41km
【0】2025/11/05 07:17:千葉県南東沖、M5.0、最大震度2、深さ40km、小平市から156km
【S】2025/11/05 22:19:満月
【近】2025/11/06 07:30:近地点
【+4】2025/11/09 17:03:三陸沖、M6.9、最大震度4、深さ10km、津波あり
【+5】2025/11/10 16:23:三陸沖、M6.2、最大震度3、深さ10km
このように、昨日はスーパームーン満月から4日目で大きな地震が起きた。
その後も三陸沖でM6クラスまでの地震が頻発している。
これで地震活動が収まりかけているとは思い難い。
■マイクロムーン新月
そして、次の新月はマイクロムーンとなる。
スーパームーンとは逆に、月が地球から最遠の位置で満月/新月になること。
以下に、年内の満月/新月と近地点/遠地点の関係を示す。
【遠】2025/11/20:11:49:遠地点
【M】2025/11/20 15:47:新月
【近】2025/12/04 20:07:近地点
【S】2025/12/05 08:14:満月
【遠】2025/12/16 15:11
【M】2025/12/20 10:43:新月
もっとも、以上のことは現在の科学で全て認められていることではないが。
■トルコ・シリア地震
次に、新月ではないがマイクロムーン満月の後に大地震が続いた例を。
【M】2023/02/06 03:29:満月
【0】2023/02/06 19:17:トルコ・シリア大地震、M7.8、犠牲者5万人以上
【S】2023/02/20 16:06:新月
【+5】2023/02/25 22:27:釧路沖、M6.0、最大震度5弱、深さ63km
【-6】2023/03/01 14:36:パプアニューギニア、M6.6、深さ601km
【満】2023/03/07 21:42
このように、2年前のトルコ・シリア地震は、マイクロムーン満月の当日に発生していた。
■2025年春の事例
次に、今年の4月のマイクロムーンの前後に起きた地震を示す。
【-5】2025/04/08 :フィリピン・ネグロス島のカンラオン山噴火、噴煙高さ4000m。
【M】2025/04/13 09:22:満月
【遠】2025/04/14 07:49:遠地点
【+3】2025/04/16 10:42:インド洋・オーストラリア南西沖、M6.6、深さ10km。
【+6】2025/04/19 15:11:インドネシア・西スマトラ・マラピ山噴火、噴煙高さ10000m。
この時は、マイクロムーン満月の前後に世界各地で火山噴火が続いていた。
世界的には、最近やっとスーパームーンと地震発生の関係が科学のまな板に乗ろうとしているが、マイクロムーンとなれば、まだまだ先だろう。
■今日の前兆現象
今日は朝に強烈な耳鳴りがあり、21:30時点でもまだ強く続いている。





