【東日本大震災15周年(3)】巨大地震が起きる季節性・タイミングや前触れなど

2026/03/11

巨大地震 地震前兆 地震予測 東日本大震災

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今日は15年前に東北地方太平洋沖地震が起きた日であり、特集の最後の第3弾として、大きな被害が出る地震が起きる時期や前兆などについてまとめることにする。


■深刻な気持ちに

今日は『明菜の夢見るマガジン』の3月版の更新のために編集していて、明菜さんの手記を読んで深刻な気持ちになった。


私自身はあの頃はSEとしてソフトウエア開発に携わっていて、両国の某携帯キャリアの柔構造のビルの10階で作業していた。

2011/03/11 14:46、突然にユラユラ揺れたが、遠方で巨大地震が起きたような感覚ではなかった。


翌朝、徹夜明けで帰宅したら、小平市の自宅2階の部屋の本がなだれ落ちていたが、その程度の被害で済んだ。


だが、秋田県の明菜さんは身内を失くしたり、自分も悲惨な光景を見たりと、ずっと壮絶な経験をしていた。


東京に生まれ育った私は、大地震といっても震度5弱程度で、家が損壊したり津波に襲われたりという体験が皆無で人生70年ほどを生きてきた。


時々、強めの地震が起きても、以前よりは恐怖心が無くなってきた。

というのも、防災館などの「起震装置」で震度6強や震度7の体験を何度かしているからだ。


このような経験があると無いとでは、かなり違う。

そういう意味では、特に地震に対して人一倍恐怖心がある方は、各都道府県にある防災館に起震装置があれば、体験してみると良いでしょう。


■発生の季節性

まず、過去に日本周辺でM7.0以上の地震が起きた季節(月)を地域ごとにまとめると、下記のようになる。


この地域区分は、岡田正実氏(気象庁)によるもので、各エリアで何月に地震の発生が多いかの集計は、百瀬による。

M7.0以上の地震の分布。



「A:親潮域」では、3~5月に多い。

「B:黒潮域」では、8~12月に多い。


色分けは、黒潮の直進期か大蛇行期のどちらの期間に多発していたかがわかるようにしている。


東北地方太平洋沖地震の震源となったのは「B:黒潮域」だが、「A:親潮域」との境界あたりだったこともあり、むしろ親潮域の方で地震が多発する月に起きていた。


■異常震域を伴う地震

次に、私が見出した「異常震域の法則」に当てはまる地震が事前に起きていたかというと、2件ほど起きていた。

まず、2ヵ月ほど前の下記の深発地震。


2011/01/13 06:32:小笠原諸島西方沖、M6.3、最大震度2、深さ516km



予測円内からやや外れたところが震源だった。


次に、1ヶ月ほど前の地震。


2011/02/05 10:56:千葉県南東沖、M5.2、最大震度4、深さ64km



こちらは、しっかり円内に入っていた。


この頃はまだ、このような予測の方法論を見出していなかったが、これまでの経験では、規模が大きな地震ほど、このような相関性が見られるようだ。


■天体配置

次は、非常に異端的で、受け入れる人は少ないことはわかっているが、試行的に研究を続けている。


特に注目している「惑星集合」、つまり地球を中心として、太陽・月・惑星の多くが狭い範囲内に集まる時期では、大きな地震が多い。


東北地方太平洋沖地震の発生時にも、下記のように8つの天体が80度くらいに集合していた。



しかも、過去に世界で大地震が多く起きていた「メディエイション」(直角三角形)ができていて、この2つの組み合わせが強力だったのかもしれない。


(1) 7の天体が狭い角度の中に集中する「惑星集合」

(2) メディエイション


この一例だけでは説得力が弱いかもしれず、他にも同様の惑星集合の下で巨大地震が起きた例を示す。



18世紀のチリ南部沖で起きた、犠牲者1,300人の大規模地震だった。
満月の前日だった。

この時も「メディエイション」ができていて、また6個の天体が60度より狭い範囲に集中する惑星集合が見られた。



これも同時代にペルー・アレキパ沖で起きた巨大地震だった。

新月の2日前に起きていた。


そして、現在も2月頃から7個以上の天体が狭い範囲内に集合していて、そのために火山噴火やM6クラス以上の地震が世界で多発する要因の一つと考えている。


■気温変化

私の研究では、大きな地震発生の前後には気温の顕著な変化が伴うことが多い。

下記の2011年3月の仙台のグラフで、赤線は日々の最高気温を示す。



このように、地震の14日前と5日前に最高気温のピークが見られた。


この値は他の大地震の前にも良く見られるタイムラグだ。

03/09頃にデータの欠損があるのは、大地震のために計器に何らかの不具合が生じたのかもしれない。


■イオノグラム

次に、イオノグラムのデータを見てみる。

これは、短波帯電波を用いた電離圏の観測手法の一つで、古くから世界中で行われている。


短波帯電波を上空に送信して、電離圏で発射され地上で受信した電波の波形をグラフ化する。


詳しいことは、下記のNICTのページにある。



下記のイオノグラムは、東北地方太平洋沖地震の前日2011/03/10 12:00の東京・国分寺のデータ。



これを見ると、縦の波が無数に見られ、通常のイオノグラムとは異なる見かけとなっている。


その他に東日本大震災の前に見られた前兆や予測などについては、下記のnoteでまとめている。



以上、3日にわたり、東日本大震災の前に起きていたことなどをまとめてみた。


これらを見ると、巷でいわれるような「人工地震説」の可能性は、非常に低いだろうと思えてくる。



※原発タブーだらけの中で、政府や電力会社に背を向けて闘う勇気。

【Amazon】『私が原発を止めた理由』

※3.11のお祈りをしに近所の産土神社へ行こうとしたら、遥梛もついてきた。お利口ちゃんすぎ。





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ノンフィクションライター、地震前兆研究家、超常現象研究家、ブロガーの百瀬直也が地震・災害などを扱うWebサイト/ブログ。

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