昨日04/06に「南海道南方沖」という非常に稀なというか、観測史上初の震源域でM4.6・最大震度1の地震が起きたが、南海トラフ巨大地震の想定震源域の近くであり、関連性を調べてみた。
■南海道南方沖
地震の詳細は下記の通り。
2026/04/06 15:45:南海道南方沖、M4.6、最大震度1、深さ10km
震源から湯浅町までは236kmほどで、「異常震域」と呼ぶほどの遠距離ではなかった。
では、なぜブログで紹介するのかというと、「激レア」な地震だからというのが一つにある。
■激レア震源域
気象庁の「震度データベース検索」で、同震源域を検索すると、全く見つからない。
もっとも、昨日の地震は明日にならないとデータベースに収められないので、検索されないのは当然のこと。
つまり、1919年以降の106年間ほどで、この震源域では有感地震が昨日まで全く起きていなかった。
同じ検索期間で、南海トラフでM6.0以上の地震を検索すると、下記の通りとなる。
ここで、1978/03/07のM7.2だけは、黒潮大蛇行の発生中に起きていた。
自説では、大蛇行が発生中は南海トラフで大規模な地震が起きないとしている。
だが、例外条件があって、深さ440kmといった震源が深い深発地震の場合は、黒潮の海流の影響を受けず、大規模な地震でも常に起こり得るらしい。
このような深発地震は、この場合でも最大震度4で、通常は被害が出るような地震とはならない。
■南海トラフ巨大地震の発生条件
昨日の震源は、南海トラフから少しずれた南方だった。
この震源域では、1919年の気象庁観測史上初の有感地震となった。
自説では、南海トラフ巨大地震の発生条件として、下記の2つがある。
(1) 黒潮大蛇行の直進期(非大蛇行期)
(2) 過去には全て8月~2月に起きていた。
黒潮大蛇行は、1年前の2025年春に終息して、現在は「直進期」が続いている。
もう一つの「発生条件」として夏から冬にかけてというのがある。
そのため、可能性としては、今年8月以降に黒潮大蛇行が復活していれば、上記の2つの条件が揃うことになる。
■過去の南海トラフの震源
下記の図は、過去の南海トラフ巨大地震の震源を示している。
昨日の地震の震源は、この青線で示す南海トラフ巨大地震の想定震源域から少し外れている。
以上の要素を考えると、南海トラフ巨大地震のような大地震に繋がる可能性は低いだろう。
もっとも、今後に続く地震などの要因によっては、そうとも言えない可能性もあり、今後も注視することにしたい。






