【地震・台風】台風は地震の震源を迂回して進む~台風25・26号の予測と結果

2026/09/24

台風 台風と地震 地震前兆 地震予測

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先日の台風25号は大雨をもたらし千葉県や神奈川県で犠牲者などの被害が出たが、私が長年研究している「台風の進路と地震の関係」について当てはまるところがあったので紹介する。


■台風25号

09/16に発生した台風25号は、1週間後の09/22に消滅した。


発生:2026/09/16 12:00

消滅:2026/09/22 12:00



これに伴い発生した大雨により、千葉県と神奈川県であわせて10人の犠牲者が出て、いまだ4人が行方不明のままとなっている。


千葉県北部の利根川下流にある湖沼の印旛沼(いんばぬま)では、堤防の一部が決壊し、大規模な冠水が発生した。



■台風25号の進路と地震

台風25号が北上して日本へ接近中の際に、進路の付近で地震が起きていた。

そして、蛇行しながら進んでいく進路を見ていて、その後に地震が起きる可能性を考えていた。


すると、ちょうど蛇行したところで、数日後に何度か地震が起きた。
下記の図で、台風の進路と発生した地震を示す。



M4~M5クラスと、それほど大規模ではないが、その可能性がある事例として検討対象としたい。


■2024年台風10号の例

別の例として、2年前の今頃に西日本に上陸した台風の事例を紹介する。


発生:2024/08/21

消滅:2026/08/30



10号が九州に上陸する前日に、多少西へ迂回したと思ったら、2日後に桜島が噴火した

2024/09/01 13:58、桜島噴火。噴煙高さ1200m
 

その後、四国で急に進路変更して蛇行するような進路を取ったが、その後に対応するような地震は起きていないために、地震以外の要因かもしれない。

火山噴火については、これまで台風が迂回する可能性は検討していなかったが、今後は検討対象に加えることにしたい。


■地震発生と気圧変化

では、台風が地震の影響で進路を変更するとして、なぜそのようなことが起きるのか。

説明原理の一つとしては、低気圧の通過などが地盤に影響して、地震発生のトリガーとなる可能性が検討されている。


また、下記のJESEA(地震科学探査機構)の5年前のブログで、「低気圧通過に伴う地震誘発」と題して書かれている。


ここでは、地震と気圧の関係について、以下のような記述がある(要約)。

地殻変動によって地面が不安定となりひずみが溜まっているときに、低気圧によって地震が誘発される場合がある。
非常に強い台風や南岸低気圧が通過するとき、水面や地盤が持ち上げられ、低気圧が通過した後には再び地盤が下に落とされる現象が発生する。

このような誘発はトリガー(引き金)とも呼ばれる。


◎地震前に起きる様々な前兆現象―宇宙から捉えた雲画像/低気圧―
2021/09/10、JESEA Blog


このことは、私の長年の研究の結果としての、「台風がその後に地震の震源となる地点を避けて通る」という仮説と矛盾しないだろう。

このぶろう記事は筆者を明記していないが、JESEA創設者の一人である村井俊治氏かもしれない。






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