今日09/25は暦の上で「中秋の名月」で月見の日だが、実際に満月となるのは2日後の09/27となり、いわゆる「満月トリガー」としてはどちらが地震に注意かを解説する。
■中秋の名月
まず、「中秋の名月」はどのように決まるかというと、旧暦8月15日の日がそう呼ばれる。
暦の上の話で、今日は実際は満月にはならない。
では、天文学上で満月となる正確な時刻はというと、以下の通りとなる。
2026/09/24:月齢14 旧08/14
2026/09/25:月齢15 旧08/15
2026/09/27 01:49:月齢16・満月
中秋の名月と満月が2日ずれるのはめずらしく、2017年以来、9年ぶりとなる。
■地震との関係は?
満月と地震の関係を考える場合は、もちろん暦ではなく実際の月齢が問題となる。
以下に、気象庁の震度データベースから、M7.0以上の地震が起きた日と月齢の関係を調べると、以下のようになる。
凡例:SM=スーパームーン、MM=マイクロムーン
1919/01/01~2025/12/31:日本M7.0以上(3.11余震を除く)
全209件:満月・新月±3日、計14日間
期待値 集計
満月期:23% → 24% ほぼ期待値
新月期:23% → 21% ほぼ期待値(やや少ない)
月食期:02% → 07%
日食期:10% → 03%
SM前後:12% → 11% ほぼ期待値
MM前後:12% → 07% 少ない
満月・新月とも、地震との相関関係はあまり見られない。
次に、規模を絞って、M7.5以上のデータを集計してみた。
1919/01/01~2025/12/31:日本M7.5以上(3.11余震を除く)
全68件:満月・新月±3日、計14日間
期待値 集計
満月期:23% → 28% 多い
新月期:23% → 21% やや少ない
月食期:02% → 09% 多い
日食期:10% → 00% 全くない
SM前後:12% → 15% やや多い
MM前後:12% → 09% 少ない
■大地震ほど満月前後に起きる
こうして比較すると、M7.0以上の地震よりもM7.5以上の地震の方が、月齢との関係が良く現れている。
ただし、データ数は少なくなるので、統計データとしては問題があるが。
可能性としては、M7.0よりも規模が大きいM7.5の方が、月齢との関連が顕著に現れるのかもしれない。
今後は、たとえば地球上のより広い範囲で起きる地震について集計すると、より顕著な傾向が現れるかもしれない。




