1ヶ月ほど前、政府の地震調査研究推進本部が、大きな被害が出る地震の「主要活断層帯」のリスクを、今後30年以内の地震発生確率に基づいてSなどにランク分けしたので、それに基づいた活断層マップを紹介する。
■主要活断層帯のランク付け
今日はあまり時間がないので、報道の紹介を手短に。
内容自体は非常に重要なもので、後日また紹介するかもしれない。
TBSニュースサイトの「【全国活断層一覧】最も危険な「Sランク」と「S*ランク」都道府県別」と題した1ヶ月ほど前2026/08/17の長崎放送の報道より。
政府の地震調査研究推進本部は、大きな被害をもたらす可能性が高い「主要活断層帯」のリスクを、今後30年以内の地震発生確率に基づき以下のようにランク分けしている。
★Sランク: 3%以上(全国に32カ所)
Aランク: 0.1%以上3%未満
Zランク: 0.1%未満
Xランク: 不明
最も危険度が高い「Sランク」、その中でも更に切迫しているものを「S*ランク」としている。
★S*ランク: Sランクの中でも、前回の地震から平均活動間隔の「70%以上」の時間がすでに経過している(=活動周期の末期に入っている)。
■能登半島地震
下記の図は、2023/03/11にTBSで放送された際の、「活断層危険度ランク」というもの。
2024/01/01の能登半島地震(2024/01/01 16:10、M7.6、最大震度7、犠牲者572人)
このような例は非常に多い。
それだけ、活断層地震の予測は難しく、予兆があまり無く突然に発生することがある。
■未知の活断層
これまでノーマークだった未知の活断層が動いて大地震が発生する例もある。
それは正に今年、熊本地震として現実に起きた。
2026/07/28 16:27:熊本県熊本地方(令和8年熊本地震)、M7.1、最大震度7、犠牲者39人
筑波大学などの解析によると、事前のマークや確認がされていなかった「未知の小さな断層」の破壊が最初に起き、約4秒後に別の主な破壊を起こす断層へと連鎖して大きな地震につながったとみられている。
自分が住む地域の周辺に活断層がなく、また内陸で海溝型地震による被害のリスクが低いからといって、安心できない。
■東京都にも?
8年前になるが、『NEWSポストセブン』2018/06/26の「危ない「活断層」「隠れ断層」全国詳細マップ完全版」と題した記事があった。
この記事にある「隠れ活断層」のマップを載せておく。
あくまでも可能性だが、このような大活断層が一気に動けば大惨事となる。
私が住む小平市には、「立川断層帯」があり、これが都心近くまで伸びている。
■立川断層帯はどこまで?
だが、近年の地質調査や研究により、「立川断層は瑞穂町より南には存在しない」とされるようになった。
西多摩郡瑞穂町は、狭山湖の西側にあり、JR八高線の箱根ヶ崎駅周辺にある町だ。
上記マップで青く塗っておいたが、この部分は存在しないことになる。
小平市に住む私にとっては良い知らせだ。
だが、実際にM7.4の地震が起きれば、ここも大きな被害が免れないだろう。
東京には「隠れ活断層」が多いと考えられている。
その理由の一つとして、都内では容易に地質調査などができないということがある。
地下には地下街、地下鉄、水道管、ガス管など様々な人工物があり、地下を掘ることが難しいのだ。
今日はこの辺にしておく。




