【地震予知】熊本地震から5年~あの時に様々な地震の予言・予測・前兆現象があった

2021/04/16

宏観異常現象 地震前兆 地震予知 予言

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2016年4月16日の熊本地震(本震)から今日で5年が経ったが、この地震の前には、地震の予測・予言・前兆現象があったことを覚えておけば、同様の地震が起きた際に自分や周囲の人々の命を守る助けとなるかもしれない。


■ジョセフ・ティテル氏の予言

まず、毎年新春に世界の予言を行う米国のジョセフ・ティテル氏。
毎年TOCANAで予言を紹介するが、この2016年1月に発表された予言では、地震について下記のようなものがあった。

リング・オブ・ファイア(太平洋火山帯)では、今後数年間で益々活動が活発化していき、2011年に日本を襲ったようなM9クラスの大地震と津波が起きる。おそらく2つの巨大地震が起きるが、一つはナイガラ(新潟?)周辺の内陸部で、もうひとつは高知沖あたりの海域で起きる。
【中略】
次の大きな津波は、フィリピンかその周辺で起きる。2016年には(世界で)M8.2以上の地震が3回起きる。

熊本地震は、M8以上の「巨大地震」ではなかったものの、それに近いM7.3の大地震だった。
また、この年には2016/11/22に福島県沖でM7.3、最大震度5弱の地震も起きて、144cmの津波も発生した。

また、熊本地震(本震)と同日の4/16には、エクアドル沿岸部でもMw7.8の地震が発生し、661人の犠牲者が出た。

このように、「M8.2以上の地震」は無かったものの、M7クラスの地震が3回起きたことになる。

また、この年のティテル氏の予言では、このようなものもあった。

「われわれが人間のあり方を変えないと地震などの天変地異が起きる」

スピリチュアル的な話になるが、個人的には、全くその通りだと思う。
そして、現在の政治の腐敗やその他諸々の事象を見ていると、「あるかも」と思えてくるのだ。

もっとも、このあたりの自分の考えを人に押し付ける気は毛頭ないが。

ティテル氏の今年の予言については、下記の私のYouTube動画で紹介している。

■台湾の地震預測研究所

台湾の地震預測研究所(地震予測研究所、林湧森所長)が、このような予測を発表していた。

「20日以内に日本でマグニチュード(M)7以上、あるいは台北でM6以上の地震が起きる」

特に、日本では南部という指定があったように思う。
3月6日の発表で、3月26日までということになる。
多少期間を過ぎたが、M7前後としては、以下のような地震があった。

2016/04/01 11:39:三重県南東沖、M6.5、最大震度4
2016/04/14 21:26:熊本県熊本地方(熊本地震・前震)、M6.5、最大震度7
2016/04/16 01:25:熊本県熊本地方(熊本地震・本震)、M7.3、最大震度7

■ザトウクジラ

2016/04/04 09:30頃、天草上島西端の熊本県天草市志柿町沖で、定置網にクジラが掛かっていた。
既に息絶えていた。

また4/8 7:30頃にも、長崎県の海岸でクジラが打ち上がっていた。
1歳から2歳のザトウクジラの雌で、体長は7メートル10センチだった。

時期的・地理的に近いこともあり、熊本地震の前兆だったのかもしれない。

■百瀬の体感

次に、私の「体感」だが、4/9に諏訪大社・御柱祭のために諏訪に滞在していたが、朝から頭痛が続いていた。
東京に戻った翌日4/10にも、頭痛が続いていた。

また、iPhoneの電源スイッチが効かなくなった。
その後に、今度はiPhoneの電源が勝手に切れそうになった。

FBの地震体感グループなどを見ると、その週はひどい頭痛に悩まされていた人が目立った。

異様な眠気というのも、その頃から地震の前兆かもしれないと検討するようになった。
当時は派遣の仕事をしていたが、あまりにも眠気が続くので、職場でコーヒーを何度も飲んでいた。

そして、2016/04/11 02:09に、長野県南部でM2.4、最大震度1の地震があった。
私が滞在していた上諏訪から震源までは、約45kmと近い。

たとえM2.4の小規模でも、頭痛体感があってもおかしくないが、私が導き出した「3~4日ルール」では、地震が起きるのは早すぎる。

その後4/14に起きた熊本地震の前震ならば、4/10から前震が起きた4/14まで4日目となり、ちょうど「3~4日ルール」に適合する。
その頃まで私は、「頭痛体感」に対応する地震の距離については慎重な態度を取っていたが、この地震によって、九州のM7クラスの地震でも、東京で「頭痛体感」があり得るのだと、可能性として考えるようになった。

残念なのは、「体感」があると主張する人々の多くは、このような慎重な態度で自分の体感を検討してはくれない。
そして、とんでもなく遠いところの地震まで体感すると、初めにありきで考えるので、傍から見ると信憑性が薄くなってしまうのだ。

そして、地震前兆現象の強さと距離の相対的関係
そのことを考慮することが、他から見て説得力が出てくるかどうかの分かれ道となるだろう。

■体感以外の前兆

また4/10には、私の家の屋内アンテナ使用のテレビ東京の電波状況が悪く、よく途切れた。

また、4/9 13:00頃から、大阪で大量のコイが暴れていたという報告が、FB地震前兆グループであった。

このように、様々な要素を考慮すれば、熊本地震のような大規模な地震は予知・予測ができるということだ。

九州で、そのような分野に関心を持っている人は、私の感触では非常に少ないようだ。
熊本地震が起きた後は、多少増えただろうが。

今日はもう1本、地震に関する重要な記事を書きます。












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ノンフィクションライター、地震前兆研究家、超常現象研究家、ブロガーの百瀬直也が地震・災害などを扱うWebサイト/ブログ。

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