【災害】東京オリンピックをめぐる悲劇~不祥事だらけの「呪われた五輪」?地震・水害・テロも多発

2021/07/25

tocana 啓示 災害

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今日TOCANAに掲載された私が執筆した記事は、東京五輪が「呪われた」と言われるわけと、他の五輪でも災害や事件が付きまとう歴史を紹介している。

■TOCANAの記事

このところTOCANAの原稿執筆が多発していて、既に送付済み分が多く、掲載ラッシュとなった。


今日午後にTOCANAに掲載された私の記事は、『東京オリンピックをめぐる悲劇・トラブルを時系列で完全まとめ!! 「五輪前後に事件・災害の法則」発動、完全に呪いだ!【永久保存版】』と題したもの。


まず、下記のTOCANAの記事を読んでみてください。



■「呪われた」東京五輪

今回の東京オリンピックでは、前年に続いてコロナ禍で延期で当然と世界が思っているなかで、IOC会長や首相や都知事の「個人的な利益」が優先され、強行開催となった。


この点だけでも、今回の東京五輪が「呪われた」と表現したくなるのだ。


また、天皇陛下による開会宣言のこと。

本来、天皇陛下による開会宣言は、定型的な文言がある。

そこには、「第32回近代オリンピアードを祝う」という言葉があるはずだ。


だが、「私は、ここに、第32回近代オリンピアードを記念する、東京大会の開会を宣言します」に変更された。


そこには、陛下がコロナ禍での五輪を懸念される気持ちをなんとか国民や世界に伝えたいとの想いがあったのではないか。

決して「祝う」気持ちにはなれないと。


■東京五輪の不祥事など

特に今回の東京オリンピックは、五輪関係者たちの「汚い行為」による不祥事などが呆れるほど多かった。

以下に、TOCANAに書いた、東京五輪が「呪われた」と考えざるを得ない要素を並べておく。


2013年12月:猪瀬直樹都知事が徳洲会から5千万円の贈収賄疑惑で辞任。

2015年:国立競技場建設の膨大な予算が世論の反感を買い白紙撤回。

2015年:エンブレムのデザインがベルギーの劇場ロゴと酷似で撤回。

2019年1月:竹田恒和JOC会長が招致をめぐる贈賄疑惑でフランス司法当局が捜査。

2019年4月:桜田義孝五輪担当大臣が「復興以上に議員が大事」の発言で辞任。

2019年11月:マラソン会場を猛暑の東京から札幌へ変更。

2000年3月:新型コロナ感染拡大の影響で、五輪史上初の1年延期。

2021年2月:森喜朗JOC会長が女性蔑視の発言で辞任。

2021年3月:開閉会式の演出統括者が、渡部直美さんをブタ扱いの演出で辞任。

2021年5月:米ワシントン・ポスト紙がバッハIOC会長を「ぼったくり男爵」と揶揄。

2021年7月:1都3県で無観客開催が決定。

2021年7月:開会式で楽曲を担当する小山田圭吾氏が過去のイジメ・虐待で辞任。

2021年7月:国立競技場内で性的暴行容疑でウズベキスタン人のスタッフ逮捕。

2021年7月:選手村で9人の大会関係者のコロナ陽性が発覚、クラスターを危ぶむ声も。

2021年7月:開閉会式のディレクター・小林賢太郎氏が過去の不適切コントで解任。


■天が味方した・しない大会

思えば、東日本大震災の直後に行われた2011女子ワールドカップは、天が後ろを押したと思われる要素があり、世界が感動した。


だが、今年は天が日本に味方する要素は「どこにある?」と大いに疑問に思えてくる。

むしろ、天が後ろから引っ張ったりしないだろうかと。

「復興」という言葉を冠しておきながら、それが名ばかりだということは、被災地の方々が最も敏感に感じていたようだ。


なので、私は自分なりの「アイロニー」を込めて、この記事を書いた。

短時間で書き上げたため、まだこれでも足りなかったと今でも思うところがある。


■毎回のように災害やテロが

これも、トカナで書いたことだが、過去の近代オリンピック前後に災害やテロのような事件が起きたり、何かしらトラブルがあった大会を示す。


1940年:東京五輪(日本)→開催返上

1937年から始まった日中のトラブルの影響で、政府は五輪を返上した。


1964年10月10日~24日:東京五輪(日本)

1964年6月16日:新潟地震、M7.5、死者26人、家屋全半壊8000棟以上。


1968年10月12日~27日:メキシコシティ五輪(メキシコ)

1968年10月2日:メキシコシティで軍・警察による学生と民間人の大虐殺事件。


1972年8月26日~9月11日:ミュンヘン五輪(西ドイツ)

1972年9月5日:パレスチナ武装組織による「黒い九月事件」でイスラエル選手11名が死亡。


1976年7月17日~8月1日:モントリオール五輪(カナダ)

人種差別を続ける南アフリカへの反感でアフリカ22カ国がボイコット。


1980年7月19日~8月3日:モスクワ五輪(ソビエト連邦)

ソ連のアフガニスタン侵攻により米国や日本など多数の国がボイコットした。


1984年7月28日~8月12日:ロサンゼルス五輪(米国)

モスクワ五輪のボイコットの報復として多くの国がボイコットした。


1988年9月17日~10月2日:ソウル五輪(韓国)

ボクシングで金メダル獲得の選手が審査員5人中3人が韓国側に買収されていた。


1996年7月19日~8月4日:アトランタ五輪(米国)

1996年7月27日:五輪公園の野外コンサート会場で爆破事件。犠牲者2人、負傷者111人。


2000年9月15日~10月1日:シドニー五輪(オーストラリア)

2000年6月4日:スマトラ島沖地震、Mw8.0、死者100人以上。


2008年8月8日~24日:北京五輪(中国)

2008年5月12日:中国、四川大地震、Mw7.9、死者・行方不明者約8万7000人。


2016年8月5日~21日:リオデジャネイロ五輪(ブラジル)

開催期間中に日本人だけでも19件の強盗などの犯罪被害があった。


2018年2月9日~25日:平昌冬季五輪(韓国)

2017年11月15日:浦項(ポハン)地震、M5.4、韓国観測史上最大級、重軽傷者82人。


2021年7月23日~:東京五輪

2021年7月3日:熱海市土石流、死者18人。


さて、今回の東京オリンピックが、本当の意味で「呪われた」大会になるかどうかは、五輪・パラリンピックが終わってから判断することにしたい。



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