【防災の日】いつか日本を襲う破滅的大災害3選~南海トラフ・首都直下地震・富士山噴火~どうなれば?いつ頃?被害は?

2021/09/01

tocana 黒潮 首都直下地震 南海トラフ 富士山

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今日TOCANAで私が執筆した記事が掲載されたが、防災の日ということで、南海トラフ・首都直下地震・富士山噴火が「どうなったら起きるか」「いつ頃起きるか」「起きたら被害は」という観点で検討した結果を紹介している。

■防災の日

今日の記事は、久しぶりに編集部から依頼が来て執筆したものだが、こちらでも「防災の日」を機に同様のネタを出そうと思っていたところだった。


私はTOCANAの前身の女性向けサイト「ハピズム」から8年以上サイゾーメディアのお付き合いで、TOCANAだけで408本の記事を執筆してきた。

年に平均50本ほど書いてきた計算で、ほとんどは自分がネタ出ししたものだが、よくもまあネタ切れしなかったなーと自分で感心する。


今日は1923年9月1日に(大正)関東地震(関東大震災)が発生してから98年目になる。

この大震災では、犠牲者・行方不明者が14万人以上(1925年調査)もいるという未曽有の大災害だった。


まず、下記のトカナの記事を読んでみてください。


『【防災の日】もうすぐ日本を“必ず襲う”破滅的大災害3選! アレの終息が国家滅亡の合図か、地獄の未来を解説!』


■南海トラフ巨大地震

TOCANAで書いた同じことは繰り返さないが、昭和東南海地震の10年前以降と、その更に10年前以降の有感地震を比較すると、下記のように空白域ができていた。


東南海地震に関しては、やはり紀伊半島沖あたりで大きめの地震が頻発してきた後が要注意だろう。


いま気が付いたのだが、黒潮大蛇行が1934/3/1~1944年前半と、なんと11年間ほども続いていたという。

これは正式な観測によるものではないとしても、その間にたまった歪みが巨大地震を引き起こす要因となったのかもしれない。


上記の図の上半分では終わり頃の10ヶ月間が黒潮大蛇行だったが、つまり90%以上が黒潮非大蛇行期だったので、それで丸で囲んだ紀伊半島沖で地震が抑制されずに多発していたのではないか。


これに対して、下半分の10年間は、最後の半年間ほどを除いてずっと黒潮大蛇行が続いていたわけて、自説ではそのために紀伊半島沖沖で地震が少なかったのではないか。


TOCANAの原稿執筆時には気づかずに、書けなかった。

それが「空白域」ができた理由だったようだ。


加えて、下記の図のように、上段の東南海地震の発生前は紀伊半島の内陸(和歌山県)あたりでM6クラスの地震が何度か起きていた。

それが起きるようになると、「いよいよ」かもしれない。


■首都直下地震

次に首都直下地震は、これも場合によっては黒潮大蛇行の非大蛇行期に入ってから起きるのかもしれない。


下記の図を見ると、黒潮大蛇行の影響の有無は、よくわからない。


だが、関東地震は黒潮大蛇行が消滅してから1年5ヵ月ほどして発生した。

過去の南海トラフ巨大地震のように、大蛇行が消滅した直後に起きていたわけではなく、相関性は不明だ。


首都直下地震の「空白域」が現在起きているかどうか、起きているとすればどのへんかについては、昨日発行したnoteマガジンで解説している。



■富士山噴火

最後の富士山噴火については、これがいつ起きるかについて最も予測が難しい。

もちろん、南海トラフか南関東で大地震が起きた後は、富士山も続く可能性があり、警戒することはできるが。


問題は、いわゆる私が「大災害シリーズ」と呼ぶところの期間中で、富士山が真っ先に噴火した場合だ。

そういうケースがあり得るかというと、あり得る。

なぜならば、過去に起きていたからだ。


以下にその例を示す。


■延暦期

【富士山】781年:富士山噴火

【南海】797年08月14日:南海トラフ地震があった可能性

【富士山】800年06月~802年:富士山延暦大噴火

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■貞観期

【富士山】864年07月02日:富士山貞観大噴火

【三陸沖】869年07月09日:貞観地震、M8.3~8.6、三陸沖、津波。

【南関東】878年10月28日:相模・武蔵地震、M7.4、犠牲者多数。

【南海】887年8月22日:仁和地震(全域説) - M8.0〜8.5。

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■永保期

【富士山】1083年:富士山噴火

【南海】1096年12月11日:永長地震(全域)、M8~8.5、犠牲者1万人以上。

【南海】1099年02月16日:康和地震(南海地震?)、M6.4~8.5。


ただ、富士山噴火が真っ先に起きるとしても、全く何の前触れもなく噴火するとは思えない。

やはり、富士火山帯で火山噴火や地震が続くのではないか。


それが今、福徳丘ノ場の噴火によって、もしかすると始まりつつあるのかもしれない。


■今日の前兆現象

まず、ばけたんは少ないが記録した。


17時台:赤1回、青0回

20時台:赤1回、青0回


■地震予測中

最近の頭痛体感によって、下記の通り予測している。


◎2021/09/02~03頃:頭痛体感により関東圏で地震


◎2021/09/04~05:頭痛体感により関東圏で地震


結果的に、明日9/2~9/5に関東圏で複数の地震がありそうだ。


◎イオノグラム

イオノグラムを見ると、18:05現在では国分寺が強く出ている。

やはり頭痛体感とシンクロして、関東圏で対応する地震がありそうだ。

















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ノンフィクションライター、地震前兆研究家、超常現象研究家、ブロガーの百瀬直也が地震・災害などを扱うWebサイト/ブログ。

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