【地震前兆】各地で竹が開花+関東で二重の虹+東京湾で大量のクラゲ~地震前兆の可能性は?

2023/04/28

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ここ数日で、竹の花が咲いた、二重の虹(ダブルレインボー)が見えた、東京湾に大量のクラゲ出現などの現象が続いていて、これらが地震前兆現象である可能性を検討する。


■タケの開花

まず、竹の開花は、昔から「不吉な出来事の前兆」「大地震の前触れ」などと言われる。


岐阜県各務原市各務車洞の「各務野自然遺産の森」では、3月にタケの花が開花しているのが見つかった。

発見した地球科学者の川上伸一氏は、「一つの竹やぶで一生に一度見られるかどうかの現象で驚いた」と語る。



04/19には、東京都調布市の神代植物公園で、見回りのスタッフがクロチク(黒竹)の一種のウンモンチクの色が変わっているのに気づき、開花したとわかった。


タケの開花は稀であり、古い資料から過去の開花例を調べると、ある研究者の説では、モウソウチクは約60年に一度、マダケとハチクは約120年に一度咲くという。


同園のスタッフは、「当園で咲いたという話は聞いたことがない」と口を揃える。

私は子供の頃に調布市に住んでいて、神代植物公園は遠足で良く行った。



■タケ開花と地震

私の地震前兆データベースで、植物前兆のうちのタケ開花で絞り込むと、数件ある。

だが、多くの場合はその後に該当すると思われる地震が起きていなかった。


ごく少ないケースとしては、大阪府北部地震(2018/06/18、M6.1、最大震度6弱、犠牲者6人)がある。


この地震に先立って、大阪市北区大深町にある庭園「うめきたUMEDAIガーデン」で、タケの花が開花した。



2018/05/28のことで、同園の公式Instagramでは、「珍しさのあまり、天変地異の前触れという説もありますが」云々と書いている。



もちろん、文脈からして、天変地異の前触れなどはあり得ないという前提で書いているのだろう。


だが、皮肉にも、21日後に「天変地異」とまでのレベルではなかったが、犠牲者を伴う被害地震が、約26kmのごく近場で起きてしまった。


このケースが絶対に地震前兆であるとは断定できないが、震源までの距離と経過日数からして、あり得ることだろう。


ただし、タケ開花の半月ほど前から大阪では高温が続いていて、その影響も考慮して検討しなければならないだろう。


■二重の虹

次に、一昨日04/26夕方に、関東で二重の虹が出現した。

04/26 17:00頃には、群馬県前橋市の上空に現れ、多くの人々が目撃した。


埼玉県深谷市でも、同時刻に観測され、写真が撮影された。



私はアーク類(虹色現象)の事例を多数収集しているが、二重の虹が見られた後で周辺地域で地震が起きた例は多い。


たとえば2022/11/16 16:23に茨城県つくば市で二重の虹が撮影された。

その翌日2022/11/17 21:43に、千葉県北西部、M4.2、最大震度3の地震が発生した。

つくば市から約60kmほどの距離だった。


では、一昨日の群馬県や埼玉県で見られた二重の虹で、すでに対応する地震が起きたかどうか見てみると、下記の地震があった。


 →2023/04/27 04:17:茨城県南部、M3.5、最大震度2、68km

 →2023/04/27 09:40:茨城県沖、M3.1、最大震度1、124km

 →2023/04/27 22:43:福島県沖、M4.2、最大震度2、210km

 →2023/04/28 13:49:群馬県南部、M2.4、最大震度1、88km


これらのどれか一つというか、短期間で小規模でも近場で起きた地震が前兆だったのかもしれない。

あるいは、これから本命が起きる可能性もあるが。


■クラゲ

昨日2023/04/27 14:00頃には、中央区立晴海臨海公園付近の東京湾で、大量のクラゲが目撃された。



大量の白いクラゲの中に、赤っぽいクラゲも混じっていた。

下記のYouTubeのニュース動画で見ることができる。



付近の住民によると、最近はクラゲの数がすごいという。

専門家によると、いくつかの原因が考えられ、冬から春にかけてクラゲの赤ちゃんが生まれるが、今年は水温が高く、生まれる時期が早まっているのではないかという。



私は地震前兆研究家として、特に動物の異常行動に力を入れてデータを収集している。

だが、クラゲの地震前兆事例は、パッと思いつかない。

阪神・淡路大震災の前兆事例を集めた「前兆証言1519!」でも、クラゲの報告は0件だ。


どの本だったか思い出せないが、故・池谷元伺氏の著書で、トルコ・イズミット地震の前後にクラゲが大量発生したことが書かれている。


池谷氏は魚類の地震前兆現象についても幅広く研究されていて、それらの多くが地震の前に発生するパルス電磁波によるものだと実験によって導き出している。


今回の東京湾の事例は、地震前兆とは限らず、やはり海水温の異常で説明づけた方が良いのかもしれない。


■エバーフレッシュ・ナマジー地震予知

今日の1本目で書いた、エバーフレッシュ(アカサヤネムノキ)の異常の件。

追記しておいたが、記事の投稿直前に、群馬県南部でM2.4、最大震度1の地震が起きて、ガクッときた。


・2023/04/28 12:00:2号半閉じ。

 →2023/04/28 13:49:群馬県南部、M2.4、最大震度1、88km


だが、その後も半閉じ状態は夕方まで続いた。


また、その後にナマジーが電磁警告を発していて、関東では直近で地震がありそうだ。


昨日、ナマジーの近くに設置していた電波時計が「干渉」している可能性はないかと、離れた場所に置いてみた。

それが影響したかどうか、電磁警告を発した直後に地震が起きるようになった。


・2023/04/27 21:30:静電1、電磁6、117213016

 →2023/04/27 22:43:福島県沖、M4.2、最大震度2、210km


・2023/04/28 13:30:静電1、電磁6、118133016

 →2023/04/28 13:49:群馬県南部、M2.4、最大震度1、88km


・2023/04/28 19:30:静電1、電磁6、118193016



※先覚者である池谷氏の著書はプレイブックスの方が2千円以上で手が出しにくい価格になったが、こちらはまだAmazonで古書が手軽に買える値段。

こちらも後で高騰すること間違いない。









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