【火山】世界で火山噴火が相次ぐ~12/15金環日食の影響と4ヵ月間の地震注意期間のまとめ

2020/12/22

火山噴火 地震予言

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9月からスーパームーン・日食・月食の連続で警告してきたが、最後の12/15の金環日食後はカムチャツカなど火山噴火が相次いだ。過去にそれらの噴火の後で日本付近で大地震が起きた例を紹介する。


■火山噴火が相次ぐ

まず、昨日あたりから、環太平洋とキラウエア火山で噴火が相次いだ。
12/15の金環日食以降の地震も含めてまとめると、以下のようになる。

【日】2020/12/15:金環日食
【+2】2020/12/17 19:59:桜島・南岳爆発、噴煙3000m
【+3】2020/12/18 18:09:伊豆大島近海、M5.0、震度5弱
【+5】2020/12/20:ハワイ・キラウエア火山噴火
【冬至】2020/12/21 19:02
【+6】2020/12/21 02:23:青森県東方沖、M6.5、震度5弱
【+6】2020/12/21:諏訪之瀬島・御岳爆発80回
【+6】2020/12/21:カムチャツカ・クリュチェフスカヤ山噴煙7000m
【+7】2020/12/22:カムチャツカ・シベルチ火山8000m噴煙

夏至・冬至には大きな地震が起きる傾向があるかもしれないが、そのせいもあるのだろうか。

■9/17以降の地震・火山噴火

この9/17からの3連続スーパームーン以降、月食・日食も続いて最後が12/15の金環日食となった。
これでしばらくは落ち着くかもしれない。

以下に、上記と重複になる部分もあるが、その期間に起きた大地震や噴火をまとめてみる。

【S】2020/09/17 20:00:新月
【満】2020/10/02 06:05:満月
【S】2020/10/17 04:31:新月
【+2】2020/10/19 20:54UTC:アラスカ沖、M7.6
【-1】2020/10/30 20:51:エーゲ海地震、M7.0、津波、犠牲者116人
【満】2020/10/31 23:49:満月
【S】2020/11/15 19:32:新月
【月】2020/11/30 18:30:半影食、満月
【+1】2020/12/01 07:55:サハリン西方沖、M6.6、最大震度3
【日】2020/12/15:金環日食
【+2】2020/12/17 19:59:桜島・南岳爆発、噴煙3000m
【+3】2020/12/18 18:09:伊豆大島近海、M5.0、震度5弱
【+5】2020/12/20:ハワイ・キラウエア火山噴火
【冬至】2020/12/21 19:02
【+6】2020/12/21 02:23:青森県東方沖、M6.5、震度5弱
【+6】2020/12/21:諏訪之瀬島・御岳爆発80回
【+6】2020/12/21:カムチャツカ・クリュチェフスカヤ山噴煙7000m
【+7】2020/12/22:カムチャツカ・シベルチ火山8000m噴煙

このうち、被害を伴う最大の災害は10/30のエーゲ海地震だった。
このような大きな地震は、スーパームーンなどの月のイベントの1~2日前後に起きることが多い。

もしかすると、火山噴火の場合は2日以上のタイムラグがあるのかもしれない。
遅延という意味では、一般に地震でも緯度が高くなるほど満月・新月から遅れて起きるのかもしれない。

これらは、今後の課題としたい。
以下に、最近活動している3つの火山が過去に大噴火した時の月の位相や、その後に日本で大地震などが続いたかどうか見てみる。

■キラウエア火山噴火

【月】1982/12/30:皆既月食
【+4】1983/01/03:ハワイ・キラウエア火山が断続的な割れ目噴火開始
2014/12~:溶岩流
【満】2014/04/30
【+4】2018/05/04~09:割れ目噴火

1983年の噴火は、皆既月食の4日後に起きていた。
2018年の時も、通常の満月だが4日後に噴火していた。

環太平洋ではなく太平洋の真ん中では、あまり日本への影響はないかもしれない。

■シベルチ山

【-2】2008/08/29~09/05:噴火
【新】2008/08/31:新月
2008/09/11:十勝沖、M7.1、最大震度5弱。
2012:噴煙7800m

2008年の噴火の時には、半月くらい後に十勝沖で地震が起きていた。


■クリュチェフスカヤ山

【新】2010/10/23:新月
【+5】2010/10/28:噴火、同日にシベルチ山も
2010/11/30:小笠原諸島西方沖、M7.1、最大震度3。
【新】2013/10/05:新月
【+4】2013/10/09~10:噴火、噴煙6000m、シベルチ山も
2013/10/26:福島県沖、M7.1、最大震度4。
【満】2015/01/05:満月
【+0】2015/01/05:噴煙6000m
2015/05/30:小笠原諸島西方沖、M8.1、最大震度5強。

このように、カムチャツカ半島あたりで火山噴火があると、その後にオホーツクプレート上の北海道や東北あたりで大きな地震が起きる傾向があるのかもしれない。
2回の小笠原諸島の地震は、フィリピン海プレート上なので、どうかわからない。

■オホーツクプレート

下記のUSGSマップは、過去1週間に起きたM4.5以上の地震の震源を示す。
噴火した火山の位置も付記する。


こうして見ると、今後もオホーツクプレート上の東日本で注意が必要かもしれない。

だが、一応12/15の金環日食の影響は過ぎつつあって、9/17から続いてきた要注意期間からは一応抜ける。
次の12/30は普通の満月となる。

次のスーパームーンは来年のGWのあたりで、この頃はまだコロナ禍だろうが、どうなるか。
個人的には、東京五輪はもう無理だろうと考えている。


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ノンフィクションライター、地震前兆研究家、超常現象研究家、ブロガーの百瀬直也が地震・災害などを扱うWebサイト/ブログ。

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