今日TOCANAに掲載された私が執筆した記事では、明日5/26の皆既月食とスーパームーンが重なる日の前後に起こり得る大地震・火山噴火を警告するものだが、すでにM7クラスの大地震や火山噴火が起きている。
■TOCANAの記事
今日のTOCANAの記事は、『【緊急】スーパームーン5月26日前後に巨大地震発生!? 過去に頻発、スーパームーン＆皆既月食が重なるタイミングは危険！』と題したもの。
既に警戒期間に入っているが、今後6月の日食については今日の記事では書かずに別記事で紹介する。
まず、下記のトカナの記事を読んでみてください。
■スーパームーンと月食が重なると…
TOCANAの記事の最後に載せたように、スーパームーン＋月食と重なる日は、過去に多くの犠牲者が出た大地震が内外で多発していた。
このことを初めて発見した時には、自分でも驚いた。
ああ、日食・月食＋スーパームーンの威力は恐ろしいと。
これが起きる日の前か後か、どちらが要注意なのかは、難しい。過去にはどちらも多いからだ。
ただ、これは詳細は有料noteで詳しく書いているが、スーパームーンでも日食・月食でも、その後に大地震・火山噴火が起きていたことが多い。
そのため、要注意期間はこれからということになる。
note『【研究】大地震・火山噴火はスーパームーン・日食・月食の時に最も起きやすい』
ただ、こういう記事を書いたが、既に下記のような大地震と火山噴火が起きているので、特に起きずに終わる可能性もある。
■コンゴ・ニーラゴンゴ山
昨日書いた、アフリカ・コンゴのニーラゴンゴ山の5/22の噴火について。
これについて、5/23の記事で、過去の同火山の噴火事例について3件ほど紹介した。
これに加えて、今日は近隣のニアムラギラ山の噴火事例も加える。
ニアムラギラ山は、ニーラゴンゴ山の北方約10kmほどのところにある。
「何でこんなアフリカのマイナーな火山のことを長々と書くのか？」と思うかもしれないが、実は全然マイナーではない。
この2つの火山は、2014年にCNNが「世界の驚異的な火山１０選」に、4位の富士山の次の5位に選んでいる。
以下に、この2火山の噴火が噴火した時期と、その前後の月齢を並べてみる。
【-5】1976/11/02 07:13UTC：南インド洋、M6.5
【満】1976/11/07
【+1】1976/11/08 17:19：宮城県沖、M6.2、最大震度3
【S】1976/11/21 15:11UTC：新月
【+3】1976/11/24：イラン・トルコ、M7.3、死者7,000人。
【新】1976/12/21
【+2】1976/12/23～：コンゴ・ニアムラギラ山噴火
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【満】1977/01/05
【+5】1977/01/10：コンゴ・ニーラゴンゴ山噴火、死者約70人。
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【-7】2002/01/17：コンゴ・ニーラゴンゴ山噴火、溶岩流20km
【月】2002/01/24 21:28UTC：半影月食
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【-5】2011/11/06：コンゴ・ニアムラギラ山噴火。
【-3】2011/11/08：沖縄本島北西沖、M7.0
【満】2011/11/11 05:16
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【満】2019/11/12 22:34
【0】2019/11/12：コンゴ・ニーラゴンゴ山噴火
【+8】2019/11/20 17:26：サハリン近海、M6.3、最大震度1
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【新】2021/05/12
【0】2021/05/12 14:05UTC：北インド洋、M6.7
【+2】2021/05/14 08:58：福島県沖、M6.0、最大震度4
【-4】2021/05/22 03:04：中国青梅省、M7.3、死者2人
【-4】2021/05/22：コンゴ・ニーラゴンゴ山噴火。
【月】【S】2021/05/26 20:00頃：皆既月食
すると、上記6回の噴火の前後には、月食が2回、スーパームーンが1回絡んでいた。
特に注目するのは、1976年のニアムラギラ山噴火の前にも、今回のようにインド洋でM6.5の地震が起きていたことだ。
これは、もちろん「たまたま」ではなく、インド洋のアフリカプレート境界上でM6クラスの地震が起きると、同プレートに影響を与えるということだ。
その後に日本付近で大きな地震が続くこともあるので、念のため注意したい。
※毎日3粒ほど食べる黒にんにく、今回は青森県の訳ありを買った。
黒にんにくは髙くて、訳あり以外を買うことは殆どない。
