3日前の記事で、関東以西でアオノリュウゼツランが次々と開花していることを紹介したが、その後に近場で地震が起きていて、やはり前兆だった可能性がある。またうちではヒネムが連日開花していて、関東で地震が続きそうだ。
■リュウゼツランの班
まず、リュウゼツランとアオノリュウゼツランの違いについて説明しておく。
両者は、もともと同じ植物を指す言葉だったが、斑入りの品種が先に「リュウゼツラン」という名前で流通した。
そのため、本来の基本種である斑のない緑色のものを区別するために「アオノリュウゼツラン」と呼ぶようになったという。
つまり、下記のように葉の両脇に黄色い斑が入っている種類が、リュウゼツランと呼ばれている。
■リュウゼツラン前兆事例
次に、(アオノ)リュウゼツランで、3日前の記事で、この6日間ほどで数件の開花事例があると書いた。
以下に、開花後に近場で地震が起きた事例を紹介するが、既に3日前に地震が起きた例もそのまま記す。
◎2025/07/18:藤沢市江の島、サムエル・コッキング苑
アオノリュウゼツラン開花
→2025/07/21 04:28:神奈川県西部、M3.1、最大震度2、距離43km
◎2025/07/20:神奈川県海老名市中野
農地でリュウゼツラン開花
→2025/07/21 04:28:神奈川県西部、M3.1、最大震度2、距離40m
◎2025/07/21:福岡市東区、国営海の中道海浜公園
アオノリュウゼツラン開花
→2025/07/25 11:17:長崎県南西部、M4.7、最大震度4、距離99km
◎2025/07/22:つくば市天王台1-1-1、筑波大学山岳科学センター
リュウゼツラン開花
→2025/07/23 10:21:茨城県南部、M3.3、最大震度1、距離12km
◎2025/07/23:静岡県藤枝市、静岡県立藤枝北高等学校
リュウゼツラン開花
→2025/07/23 21:49:神奈川県西部、M3.7、最大震度2、距離75km
■リュウゼツラン前兆
リュウゼツランやアオノリュウゼツランは、数十年に一度しか咲かないと言われていたが、最近は事情が変わってきたようだ。
中部大学の堀部貴紀准教授は、こう語る。
「地球温暖化が進むことで日本を含む、アジアの広い地域がリュウゼツランの生育に適した環境となり、どんどん広がっていくという予想もある。温暖化の傾向がリュウゼツランの生育にはプラスに働いているのではないか」
今後は、リュウゼツランとアオノリュウゼツランの開花状況の違いなどについても比較して検討したい。
■ヒネム開花
次に、ここ数日のうちのヒネム(緋合歓)の開花と、それに対応する(かもしれない)地震について紹介する。
・2025/07/25朝:ミニバラ1輪開花
・2025/07/25 17:00頃:ヒネム2輪開花
→2025/07/25 18:12:茨城県沖、M4.0、最大震度3、小平市から164km
・2025/07/26 17:00:ヒネム2輪開花
→まだ地震なし
上記の写真で、左側の縮れている方が今日の開花直前のもので、右側が昨夜開花したもの。
写っていないが、今夜もう1輪開花した。
■その他の地震前兆
今日は他に、地震前兆の可能性があるものとして、まずイオノグラムの波形があった。
他には、TV画像乱れがあった。
2025/07/26 14時台~18時台頃:32インチTVのNHK Eテレで画像乱れ。
また、今日の06時台~16時台ころに、ばけたん点滅が集中していた。
これらの事象に対応する地震がまだ起きていないので、関東圏は念のため注意を。
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